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2012年 2月 5日 (日)
■板修理とか
まずはジャンクのSYSTEM16Aの基板2枚から見ていきます。色が変で一部のドットがちらついていたファンタジーゾーンは、もげていた角のコンデンサを付け直したところ、ドットのちらつきの方はなくなりました。が、相変わらずパレットが変です。しかも前みたいに放置しても変化しなくなっちゃったし。もう少し頑張らないとダメみたいですね。
一方、一切起動しないスケバン雀士竜子の方は、とりあえずどこに問題があるのか調べるべく、下のボードをファンタジーゾーンと交換してみたんですが、竜子の上ボード+ファンタジーゾーンの下ボードの組み合わせも、その逆の組み合わせも、どちらも起動しないことが判明しました。つまり、竜子の方はマザーが上下とも死んでるのか(;´Д`)?これは熱いw。しかしうちにまともに動く16Aのマザーがないのが痛いなぁw
ちなみに、SYSTEM16Aは、ROMの容量に応じて配線を変更しなきゃいけない部分があったりします。こんな感じで、デフォルトで256KbitのROM用の配線になっていて、512KbitのROMを載せたかったら256の方のパターン切って512の方をジャンパしろみたいなデザイン。
流石はセガというか、アホだろこの設計 (;´Д`)。預かっているSDIを見たら、この辺はジャンパ化されていたので、真似して256と512を両方切った上で、ジャンパ化してみました。下はジャンパ化した後の、別の部分の写真。
まあ、ROMをいっぱい抜き差しする手間は変わらないんですが。というか頑張ってマザーボード直さないとなぁ。
その後は預かりもののKABUKI基板の復活作業を実施。まずはクイズ三國志から。ひとまず基板に手を入れて、ROMを交換してみました。
手持ちのKabukiを差して動くことを確認。よしよし。欲しいなぁ、これ(笑)
ところで、クイズ三國志のCPUは、例のデカいこれでした。カプコン版羊羹。今日は中のKabukiが必要なので、取り出します。
剥くとこんな感じで電池が載ってます。きちんと回路を追っていないのですが、このタイプのKABUKIは、キー情報をモジュール内の電池で保持していると推測され、CPUモジュールを基板からひっぺがしてもしばらくの間はキー情報が飛んだりしないとかそういう系っぽいですね。
で、電池の足を切ってはずすと、下にはKABUKIが。
KABUKIは、この小さな基板に直接はんだ付けされているものと思っていたんですが、基板自体がソケット状になっていて、簡単に外すことができました。
外したKABUKIを直接基板に取り付けて無事動作することを確認。1枚完了。
次はハテナの大冒険。こっちは基板が超汚い上に、74LS20がもぎ取られていたり、KABUKIがついていなかったりと、どう見てもジャンクな基板なのがちょっと勘弁してください的な感じでした(笑)
74LS20は適当なジャンク基板から移植し、KABUKIはSystem18のジャンクから引っこ抜いたZ80で代用することに。
お、動いた動いた。
ただ、何か挙動が変です。画面がフリップした状態だと、こんな風に画面の一部のレイヤが崩れます。
あと、テストモードから抜けようとすると固まる現象も。何が悪いんだろうなぁ。ひとまず、クイズ三國志の基板にハテナの大冒険のROMを載せてみたところ、この問題は発生しなかったので、基板側の問題っぽいですね。カスタムの問題かなー。
あと、スーパーパンはソケットを外す所まで実施。基板のパターンはポンピングワールドと同じ感じかな。はんだを吸い取ってたら、基板を傷めてしまったようで、すぐ横の配線のパターンのレジストがはがれた上に、ぐにゃぐにゃに曲がってしまいヤバい感じに。力みすぎたか。ショートさせないように注意しないと・・・。
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