日記みたいな何か

本日は昨日買ってきた部品でX68kの電源修理の再開するなど．前回のヒューズの吹っ飛び方を見るに，以下の部位が色々問題ありそうです．

というわけで，吹っ飛んだツェナーダイオードや死んでると思われる2SC2333を交換し，さらに念のためその周辺の2SC1815とか抵抗とかも交換するなどしてみました．特に面白いこともないので写真は全然ないですｗ

はぁはぁドキドキしながら二度目の通電・・・今度はヒューズ飛ばず！きたか！？ 慎重にコネクタの電圧を測定してみると，+5Vや-12Vが出ている！復活だ！ いやしかし+12Vだけ出ていない模様．ファンも回らないし・・・．うーん，何かおかしいのかな．

+12VはSI-3122Vなるレギュレーターで作られているようなんですが，測ってみるとそもそもこれの入力に全然電圧がかかっていない．じゃあその先についている3端子のダイオードがまずい？ ・・・なんて具合にテスターを当てて調べていたらパチッと火花が (;´Д｀)'`ァ'`ァ．これが残留電荷ってやつですか．やっぱ怖いな電源．

しかし原因がよくわからんなー．どっかショートしちゃったりしてるのかなぁ・・・とハンダ面を見直してみると・・・げ，何じゃこりゃ？

・・・うわー，これ，コンデンサの足と間違えて最初の最初にハンダ吸ったところじゃん (;´Д`)．何とハンダを盛るのを忘れておりましたorz．ひょっとしてここが導通してないから+12V出てなかっただけ・・・？

というわけでここにちゃんとハンダを盛ったら+12Vも出るようになりました．ファンも回っている！ やった！ 電源復活っぽいです．そのまま元の形に組み上げて修理完了．いやー，電源修理は精神的に疲れますな(笑)

続いて本体の電池交換をします．前のオーナーの方によると，SRAMの電池が切れているらしく，これを直さないとまともに起動しないとか．こちらのページによると，電池は底の部分に格納されている基板についているため，ケースの両側を開けて，さらに底の部分を外す必要があるようです．まずは両方のタワーのカバーをはがすところから．結構開けにくいんだな・・・．

後は底の方のケーブルを抜いて，裏側のネジ5本とタワーの中のネジ2本を抜くと底のパーツが外れ，基板にアクセスできるようになります・・・．こんな感じで．

上の写真の奥の方についてるのが問題の電池．ありがたいことに，前のオーナーの方がつけてくださった交換用の電池と電池ホルダーがあるので，これに交換してみます．

新しいホルダーは元の電池のタブとピンの位置が全然違うので，マイナス側に元の電池からひっぺがしたタブを張り付け，プラス側には適当な線をハンダ付けして，割と無理矢理装着ｗ

この後は，底の基板を戻して，側面に電源を取り付けるなど．譲り受けた時点で電源が外されていたので，ちょっと戸惑うも，ネット上の写真などを参考にどうにか接続することができました．さて，電源をいれてみますかね・・・

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! POWERのLED光ってるよ！

それじゃあ次は絵を出してみましょう．変換アダプタを作らなきゃならないかと思っていたんですが，頂いた一式の中を探したら見つかりました．ありがとうございます．

さて，絵は・・・出てたーっ！

まあ，エラーメッセージですがｗ．SRAMにきちんとした値が設定されていないからかなぁ．

フロッピーから上げて設定すればいいとかそういう話だったので，フロッピーを入れて・・・って全然入らんのですがｗ．スリットの中を覗くと，普通に金属の板が見えます．何だこりゃ，蓋されてるのか？そんなバカなｗ

ドライブがずれてるんじゃないかと思い，ネジを確認してみると・・・ぬお，殆どのネジが仮留め状態で超ゆるゆるではないですかｗ．一通りきっちりしめ直したら，フロッピードライブの口がちゃんとした位置にくるようになり，フロッピーが差し込めるようになりました．

ではOPT1を押しながら電源を入れてみたいと思います・・・．よし，上がった！

SRAMの初期化の方法がよくわからなかったんですが，とりあえず設定を変えるにはswitchなるコマンドを使うとか何とか．叩いてみたら上がりました．なるほど．って，画面の下の方が切れてて，これでは何が起きているのかわからないではないかｗ

MDT-242WGに直結なんですが，何か垂直同期周波数がちょっと変態な感じですね・・・．

画面の表示位置を上の方に上げてみたら，下の方が表示されるようになりました．こういうのに対応していたのか，この液晶・・・．

BOOTの設定をSCSI0に変えてリセットしてみたところ・・・おお，ハードディスクから起動したぞ！

しかし変なメッセージが出ているなｗｗｗ

ファイラがないか探してみたところ，どうもfuなるファイラが入っているっぽい．が，メモリ不足で上がらず．何じゃそりゃ．memfreeで見てみると350KByteくらいしか空きがないｗ．こりゃ厳しいですね・・・．

お，超連射68Kがあるじゃん．しかし日本語の入ったディレクトリへの移動の方法がわからんｗ．動くファイラが欲しいなぁｗ

switchでメモリの設定を確認してみると，現在の設定値は2MByte・・・．X68k SUPERは標準が2MByteなんだっけ？これ，増設してあるのかなぁ・・・．そこで，試しに4MByteにしてみたところ，今度はいっぱい空き容量がでいて，ちゃんとfuが上がってくれました．

では超連射68Kを動かしてみます・・・お，動きそう・・・何か出たぞ！すげえ！本物だ！

しかし操作できずorz．キーボードから操作できないのか，固まってしまったのか，それとも別の何かなのか．うーん．

というわけで今日はこんな感じでおしまい．最後にケースに蓋をして片付けようと思ったところで，微妙に電源の取り付け方を間違えていてネジ穴がずれることが判明．順番をきちんと直したところ，ぴったりネジ穴があうようになりました．すごいねぇ．

というわけで，X68k，とりあえず直ったというお話でした．

そういえば，部品交換してる際，テスターにトランジスタのチェック機能があったことを思い出して，試しに外したトランジスタをチェックしてみたんですが，何か救急箱みたいなマークが表示されました．これは何を意味するのか・・・．未使用の2SC1815では出なかったので，やっぱ不良とかそういう意味？説明書なくしたのが痛い．