2004年12月2日の日記の1番目の記事へのコメント
■T40のLinuxと外部出力
あれこれ設定をいじっていたら,何時の間にかT40のLinuxで外部ビデオ出力を安定して使う方法がわかりました.一応忘れないためのメモみたいな何か.
とりあえず,色々試している内に,xorg.confのDeviceセクションは以下のような感じで落ち着きました.多分 MergedFB,CRT2Position,CRT2HSyncあたりがキモだと思います.
Section "Device" Identifier "Card0" Driver "radeon" VendorName "ATI Technologies Inc" BoardName "Radeon R250 Lf [Radeon Mobility 9000 M9]" BusID "PCI:1:0:0" Option "AGPMode" "4" Option "MonitorLayout" "LVDS,TMDS" Option "CRT2HSync" "31.5-90.0" Option "CRT2VRefresh" "60.0-60.0" Option "MergedFB" "true" Option "CRT2Position" "Clone" Option "DynamicClocks" "true" Option "EnablePageFlip" "off" EndSection
この状態で,外部出力をつながないでXを上げると
(WW) RADEON(0): Failed to detect secondary monitor, MergedFB/Clone mode disabled
とかメッセージが出ますが,もうちょっと下の方見ると以下のようなメッセージが出てるんで,特に問題ないようです.
(II) RADEON(0): Running MergedFB in Clone mode, Radeon Pseudo-Xinerama disabled
で,この状態で外部ディスプレイつなぐと,あっさり映ります.xengineとかTUMIKI Fihgtersとか動かした感じでは,アクセラレーションがちゃんと効いているっぽいです.
が,この状態でFn+F3を押したりして画面を一度切ると,復帰後本体側のディスプレイには何もでなくなっちゃいます(外部には出っぱなし).こうなると,
- Fn+F4でいったんサスペンド→復帰
- Alt+Ctrl+F1でコンソールに→Fn+F7で外部出力のみに→再度Fn+F7で本体出力のみに→Alt+F4(/etc/inittab次第かと)でXに戻す
とかやらないと復帰できません.これを防止するには,Xを上げる前にコンソール状態でFn+F7で外部出力だけにしとくといい感じです.こうしておくとFn+F3で切れるのは外部出力になります.本体側を切りたければ,radeontoolで切っちゃえばいいので.1400x1050だとプロジェクターでないよー,という場合は,xvidtune -prev/nextで解像度かえちゃえばいいわけですね.
また,外部出力をつないだままの状態でXを上げると,何故かXを落とした後もradeonモジュールのUsed byが2のままで,modprobe -rできず,再度Xを上げると3Dアクセラレーションが効かなくなったりします.これは謎です.あと,swsuspとかから復帰した後,一瞬外部出力が出なかったりすることもあるようですが,この場合はコンソールに戻してFn+F7してXに戻すと出たりするようです.この辺も謎が多いです.
というわけで,まとめると,
- コンソールの段階でFn+F7で外部出力に切替えておく
- 外部ディスプレイつながずにstartx
- Xが上がったら外部ディスプレイをつなぐ
- xvidtune -nextとかでプロジェクターとかにあった解像度に調整
- あとは無意味にXを落としたりせずに頑張る
と,これだけのことでした.なんで今までこの方法に至れなかったのか・・・.まあ,何はともあれ使えるようになってよかったですよ.今日はこれでVMWare上のPPTでお仕事できたわけで.
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