2009年9月12日の日記の3番目の記事へのコメント
■CPS2のマザーのコネクタ修理
来週の巨匠来襲に備えて CPS2 + XRGB-2 plus + 液晶テレビの接続を確認しようと思い,虹色町の奇跡をセットしたところ,画面に等間隔で黒い縦線が入る現象が発生.CPS2で接触が悪いとよくあるんだよねーこれ.こういうときはしっかり押し込んでやれば・・・ってあれ,直らんな.何でだろう・・・.何度か差し直しても全然直らないので,もしやと思いコネクタ部分を覗き込んだら・・
角のピンが1本ぐんにょり曲がってました orz.なんてこった・・・.そして,ピンセットを使ってゆっくりと元に戻そうとしたところ・・・アッー!
うはー.折れちまったぜ _|‾|○.はぁ・・・.まあ,CPS2のマザーは店でも1,000円くらいで買えたりするんで買い直せばいいんですが,せっかくだから修理してみるか.こんなもんどうやって直すんじゃいという感じですが,作戦としては折れたピンを引っこ抜いて,代わりに手持ちの汎用のピンヘッダのピンを移植する方向でどうにかならんかなーと.↓こんなの.普通はもっとたくさん連なってるけどw
とりあえずケースを開けてみたところ・・・げ,コネクタの高さすげえな.写真には映っていませんが,コネクタの裏側にはCAPCOMのロゴが刻まれており,特注品っぽい雰囲気です.
このコネクタのピン,基板側のはんだを吸い取れば引っこ抜けるのかな・・・.中で2段になってたらやばいよなー・・・.というわけでバリバリはがして中を見て確認してみましたw
暗くてわかりにくいですが,間で継ぎ足すようなことはしておらず,基板から直接長いピンが上まで出ているようです.ということは基板側ではんだを吸い取れば引っこ抜けるはず.
シュッ
ラジオペンチでつまんで引っ張ってみたら無事抜けました.
この穴に,さっきのピンヘッダを突っ込むと・・・まあ,イメージ通りですな.ただ,当然ながらピンヘッダのピンの長さが圧倒的に短いため,基板との間を何らかの方法でつないでやらないといけません.また,このピンヘッダを支えてるパーツは厚みがあるため,プラスチック部分を写真のような状態でそのまま使うわけにはいかなそうです.
そこで,ピンヘッダからピンのみを取り外し,コネクタに差した際にピンの高さがちょうどよくなるような位置にジュンフロン線を巻きつけてはんだ付けしてみました.
で,基板側の穴にも,別のピンヘッダのピンを差してはんだ付けをし,さらに先ほどのジュンフロン線の反対側をここにはんだ付け.
コネクタ側のピンはホットボンドで固定してみました.ここが仕上がり的に非常にイマイチ・・・でも他にいい方法が思いつかなかったからなぁ.
とりあえずこれで予定していた修復作業自体は完了.あとはちゃんと使えるかどうかですが・・・.何度かヴァンパイアセイヴァー2 (死亡確認) のボードを抜き差しして強度的に大丈夫そうなことを確認した上でいざ本番・・・ゴクリ.
縦に線の入ってない映像大復活!というわけで1時間ちょっとでどうにか修理を完了することができました.珍しくほぼイメージ通りに終わった気がします.あんまり嬉しくないけど・・・.
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