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2023年 5月22日 (月)
■CPicS2
少し前から (一部の?) ブラストシティ筐体だとCPicS2を取り付けた場合に基板が起動しなくなるという噂を何度か耳にしています。電源が怪しいんじゃないかという情報もあったりしたことから、試しにCPicS2の起動時に遅延を入れたプログラムを作ってみました。基板側のリセットが解除されてから一息 (3秒) 待ってからキーを書き込む動きをします。
使い方は、cpics2_gen_template_3000msec.zipをダウンロードして、ここに含まれる minipro/template.hex (Xgpro を使っている人は xgrpo/template.hex) を、cpics2_gen フォルダの中にコピーするだけ。cpics2_genに元々含まれている template.hex は上書きされちゃうので、必要に応じてバックアップを取っておいてください。
以下の動画では、左側のPと書かれたLEDが電源状態を示しています。これが点灯してから、3秒ほど間を置いて他のLEDが点灯する (キーの書き込みが始まる) 様子がわかるかと思います。
こんな感じで、電源投入(左のPと書かれたLEDが点灯したタイミング)から少し遅れてキーの書き込みが始まります。 pic.twitter.com/Ro6u3I8wzH
— のすけ (@konosuke) May 22, 2023
もちろん、これでブラストシティでの問題が解消する保証はまったくありません。というか原因がわからず手元に環境もないので、このプログラムは「これで改善するかもしれないから試してみて、結果を教えてください」という位置づけのものになります。
あと、電源ノイズの問題でPICがまともに動かないのが原因だったりするなら、C1の位置に0.1uFくらいのセラミックコンデンサを入れておくことで改善するかもしれません。もちろん、手元でそういった状況が発生したことがないため、これもどれだけ効果があるのかわかりませんが。ちなみに、CPicS2 Rev 1.0にはバイパスコンデンサを取り付けるパターンが用意されていないため、PICのソケットのハンダ面の1番ピンと8番ピンの間に直接コンデンサをハンダ付けする必要があります。
先日書いたLEDでPICの挙動を観測する技と合わせて、何とか原因を突き止められると良いんですが・・・
■はんだごて
HAKKOのT12-C08 (FX-950用の極細で先が円錐を斜めにカットした形になっているタイプのこて先) が欲しくて、売ってるところを探していたら、Amazonで★2.4というやたらと低い評価がついているのを発見。何でだろうと思ってレビューを見たら、何やら中華の互換品が届いたみたいな恐ろしい話が書かれていました。
確かにT12-C08 の商品ページを見ると、他のHAKKOのこて先のページと違って互換品っぽい怪しい写真が掲載されていますが、商品名や商品説明は正規品と見て間違いなさそうな内容です。いやー、マーケットプレイスならいざ知らず、販売元がAmazonならさすがに大丈夫なのでは・・・。万一偽物が届いたら文句を言えば何とかなるだろうし・・・というわけで、ポチってみました。果たしてどうなるかw
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