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2023年12月17日 (日)

基板

10年以上前に手に入れた殿様の野望2のサブボード、ROMにコピーして作ったような分厚い普通の紙が貼られていて、PALにも刻印がなかったので、ずっと年季の入ったROMコピー品だと思って、ROMを再利用するつもりで取り外してあったんですが、消去の前に念のためダンプしてみたところ、何かチェックサムが普通のやつと全然合いません。

消そうと思っていたROMを吸い出したら思っていたの中身が違った

まさかと思い、一通り吸い出してMAMEで動かしてみたところ・・・「950111 LOCATION version」だと?ロケテ版!? (普通は「950123 JAPAN」と出る)

MAMEで動かしたらロケテスト版が?

またなんか凄いものが出てきてしまいましたね。いやー、危なかった。慌てて元のサブボードに戻して実機でも起動を確認しました。実はサウンドプログラム用の512Kbit ROMだけは、既に昔何かに転用しちゃった後なので、製品版から移植しています。サウンドプログラムがリリース版と違うとは思えませんが、ちょっともったいないことをしてしまいました・・・。

Bボードに戻して実機で動作確認

ちなみにロケテ版ではディップスイッチC-6の定義が製品版と逆らしく、オフでデモサウンドが鳴るようです。

ロケテ版ではC-6 オフでデモサウンドがオン

製品版だとこんな感じ。他の差分は未確認w

製品版ではC-6 オフでデモサウンドがオフ

2023年12月16日 (土)

code-cupl

先日、WinCuplが不安定でやばいとつぶやいてたら、code-cuplというのがあるよ とご紹介頂いたので、試してみました。

配布サイトを見てもどうやってVSCodeに追加すればよいのか全然わかんなかったんですが、VSCodeの拡張機能の作り方のお作法を調べた結果、どうも以下を叩くとvsixファイルができる模様。これでうまく機能拡張として追加することができました。

npx vsce package

その後もtasks.jsonの書き方でまたはまりましたが、以下のようにしてやったらCtrl + Shift + Bで、編集中のPLDファイルをビルドできるようになりました。

{
    "version": "2.0.0",
    "tasks": [
        {
            "label": "cupl",
            "type": "shell",
            "command": "C:\\WinCUPL\\Shared\\cupl.exe",
            "args": [
                "-m1lxfjnabe",
                "-u",
                "C:\\WinCUPL\\Shared\\Atmel.DL",
                "${file}"
              ],
            "problemMatcher": [],
            "group": {
                "kind": "build",
                "isDefault": true
            }
        }
    ]
}

こりゃ便利ですね。CPS1のPALをいじる実験がはかどりますw

2023年12月15日 (金)

基板

CPS1のPALについて最近調べたことを整理してみました。時間が空くと絶対忘れるので・・・

PAL整理

2023年12月14日 (木)

CD

怒首領蜂大往生 臨廻転生 再生録が届きました。

怒首領蜂大往生 臨廻転生 再生録届いた

試聴しないでエイヤで買っちゃったけど、ちょっと思ってたのと違ったかな・・・w

2023年12月13日 (水)

基板

MAMEのソースに書かれているカプコンワールド2のCボードの設定、実は実機で設定できない記述になっていたりします (写真の「0x14, 0x14」の部分) 。ここは、実際には「0x10, 0x04」か「0x04, 0x10」のいずれかのはず。

カプコンワールド2の問題の記述

どっちの設定でもゲームの動作上はまったく違いがないので、どっちでもよかったりはするんですが、どうにも気になりますw。で、せっかく手元に電池の切れていないCボードがあるんだしってことで、思い切ってどっちが正解なのかを調べてみることにしました。使うのはテストモード。

テストモードを利用して調べる

テストモードでスクロール3を表示する際、仮にCボードに設定されているのが「0x10, 0x04」の並びだったら絵が出なくなり、逆に「0x04, 0x10」の並びだったら通常通り絵が出るようにプログラムをいじって、実際にROMに書き込んで動かしてみました。

プログラムを改造

結果、グラフィックが表示されなくなりました。つまりCボードに書かれているのは「0x10, 0x04」が正解のようです。やった、スッキリ!

グラフィックが表示されなくなった!

ちなみに、同じような謎はキャディラックスと北米版のクイズ&ドラゴンズにもあったりします。これらを調べるには、電池切れしていないCボードが必要です。いつか、誰かが明らかにしてくれたりするかなw

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