日記みたいな何か

CPS1のPALについて最近調べたことを整理してみました。時間が空くと絶対忘れるので・・・

怒首領蜂大往生 臨廻転生 再生録が届きました。

試聴しないでエイヤで買っちゃったけど、ちょっと思ってたのと違ったかな・・・ｗ

MAMEのソースに書かれているカプコンワールド2のCボードの設定、実は実機で設定できない記述になっていたりします (写真の「0x14, 0x14」の部分) 。ここは、実際には「0x10, 0x04」か「0x04, 0x10」のいずれかのはず。

どっちの設定でもゲームの動作上はまったく違いがないので、どっちでもよかったりはするんですが、どうにも気になりますｗ。で、せっかく手元に電池の切れていないCボードがあるんだしってことで、思い切ってどっちが正解なのかを調べてみることにしました。使うのはテストモード。

テストモードでスクロール3を表示する際、仮にCボードに設定されているのが「0x10, 0x04」の並びだったら絵が出なくなり、逆に「0x04, 0x10」の並びだったら通常通り絵が出るようにプログラムをいじって、実際にROMに書き込んで動かしてみました。

結果、グラフィックが表示されなくなりました。つまりCボードに書かれているのは「0x10, 0x04」が正解のようです。やった、スッキリ！

ちなみに、同じような謎はキャディラックスと北米版のクイズ&ドラゴンズにもあったりします。これらを調べるには、電池切れしていないCボードが必要です。いつか、誰かが明らかにしてくれたりするかなｗ

評価用に買い足した 92641C-1 が届きました。円安辛い・・・。

いずれも92631C-6 相当に改造してあったので、そのまま再販版の1941に装着して動作確認。いずれも問題なさそうです。よしよし

ところでこのCボード、国内だとカプコンワールド2とバースとCPS1.5の各種くらいでしか使われていない気がするんですが、なんであちらにはたくさんあるんでしょう。普通に天地を喰らうIIとかキャディラックスとかで使われていたのかな・・・？

色々調べているうちにCPS1のBボードやPALが少しわかってきた気がしたので、殿様の野望2のBボード (90629B-3)にマジックソードのBボードからマスクROMを移植して動かす実験をしてみました。

一部のROMは1Mbit ROMのJEDEC/non-JEDECのジャンパの付替えが面倒で焼き直したりしてますが (今回使った 90629B-3のサブボードはJEDECタイプ向けのコンフィギュレーションになっていた)、中身はオリジナルのままです (1Mbit x4を結合して4Mbit x1に置き換えたりはしていますが)。

PALのコンフィギュレーションは、PALとROMの間の配線やMAMEのソース、1941の再販版のPALのダンプなどを元に自前でWinCUPLで作成。

あっさり動きましたｗ。事前にMAMEで予行演習していたとはいえ、こうもスムーズにいくとは驚きです。

こんな感じで載せ替えが可能になると、Bボードが壊れたりした場合に便利かもしれませんね。まあ、Bボードなら、大抵は根気よく調べれば直せる系だとは思いますがｗ