2023年11月20日から2023年11月16日までの日記を表示中
2023年11月20日 (月)
■基板
昨日組んだアナログ的にHSYNCを遅らせる回路、74LS08を74HC00 に置き換えて、もうちょっとブラッシュアップしてみることに。
ロジアナで波形を見るとこんな感じ。うーん、遅延がついてるところでひげが出ますね。
オシロスコープで確認すると、変にガタガタ歪みながら落ちているようです (波形の青い方)。
2023年11月19日 (日)
■基板
ワンダー3がCPicS1 Rev1.1でもXRGB-3だと色化けしてしまう問題、XRGB-3側の設定をいじってみたり、CPicS1基板側で調整してみたり (ジャンパのショート位置を変えることでHSYNCの遅延を500nsecずつ2段階減らすことができる) しましたが、まったく改善する気配がありません。
そこで配線をいじって、思いっきり遅延を減らす方向に調整してみたところ、ついにXRGB-3での色化けが解消しました。
ただ、前々からわかっていた通り、ここまで遅延を大きく減らすと今度はKVC液晶やFramemeisterなどで色化けしてしまいます。左側のKVC液晶では色化けしちゃってます。
波形を比較するとこんな感じ。黄色の波形に合わせるとKVC液晶やFramemeisterで色化けが解消してXRGB-3だとNG。一方、オレンジ色の波形に合わせるとXRGB-3がOKになって、それ以外がNGとなります。両方を満たすケースは見つからなかったので、XRGB-3は他の機材に比べてかなり早いタイミングで色信号を見て黒レベルを調整してしまうものと推測されます。
ともかく、元のHSYNCとCPicS1のデフォルトの回路の出力をANDしてやれば、どっちの環境でも色化けが解消するはず。74LS08で試してみました。
KVC液晶とXRGB-3の両方で色化けが解消。
波形はこんな感じです。期待通り、オレンジ色の波形がLowになる区間が長くなっているのがわかります。
まあでも、これのために74LS08を1個追加するのはちょっと嫌だなぁ。場所もないし・・・。あ、アナログ的うまくHSYNCを遅延させられたら、74HC273を取り払って、代わりに74LS08を置くことができるかも?というわけで、手元にあった抵抗やコンデンサ、ダイオードで回路を組んで実験。HSYNCに遅延を付けて、それを74LS08でANDしてみます。
お、意外といい感じ? オレンジ色の信号ができました。
実際、これを使って映してやると、KVC液晶もXRGB-3も、どちらも色化けが解消した状態になりました。これで 遅延をつけるために入れている 74HC273を外せそうですね。
ちなみに、念のためXRGB-2Plusでも確認してみましたが、こちらは元の74HC273を使った回路のままで色化けを解消できていました。特殊なのはXRGB-3のみということか。
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■みんな大好き塊魂アンコール
最近はエアロバイクのおともにPS5の みんな大好き塊魂アンコール を遊んでいたりします。で、今日はイトコ・ハトコが全員揃いました。これでムツオのステージをプレーできるようになるのねw
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2023年11月18日 (土)
■Fusion Converter
ついにFusion Converterでちゃんと動かないタイトルが出てきてしまいました。フライングパワーディスク。超不安定です。起動はするんですが、タイトル画面で画面化けしたり、シーンが切り替わるところで止まったり。UNBIOSだとアドレスエラーとか不正命令とか出たり。
UNIBIOSでアーケード仕様にしても現象は改善しません。一方で、チェックサム的には問題なさそうです。
同じカートリッジでもMVSではまったく問題なく動きます。
Fusion Converter側になにか問題が起きた可能性も疑われますが、他に試した2つは特に問題なさそうなので、それもないかな。
うーん、何でしょう。端子を入念に清掃しても状況変わった感じもなく・・・。不安定さから察するに、アドレス線の上位が浮いてたりするような感じ? Fusion ConverterのWikiを見ると、フライングパワーディスクはFusion Converterのプロトタイプだとちゃんと動かないみたいな情報もあるようです。関係あるのかな?
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■基板
CPicS1 Rev1.1のワンダー3の色化け対策版も組み立ててみました。
KVC液晶、Framemeister、RetroTINK-5X Proのいずれも問題なしですね。
が、XRGB-3で色化け発生・・・。そういえば試作の時点で試していませんでしたね。ううう、不覚。調整で何とかなるか?
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■事故
夕方、出かける支度を始めたところでお子様が転倒して流血騒ぎに (汗)。病院に駆け込んで処置してもらい、その後薬を貰ったりして、最終的に1時間以上の遅刻となりました。まあ、病院の受付が終わる直前にギリギリ滑り込むことができて、なおかつ用事もキャンセルにせずに済んだのは、本当に不幸中の幸いというか、奇跡的ですらありますが・・・。
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2023年11月17日 (金)
■基板
Rev1.1の基板で、CPicS1のロープロファイル版を組み立ててみました。オスコネクタに、樹脂部分が薄い細ピンヘッダを使うやつです。
細ピンヘッダは基板に実装した際にスルーホールからピンがほとんど飛び出さないため、スペーサーを入れなくてもROMと干渉しないのは強みですね。
動作も問題なし。
ただ、やはりカバーを閉めると、わずかに浮いた感じが残ります。もうあと1mmもないと思うんだけど・・・。
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■ネオジオ
CPicSKの試作品の廃材を使って、UNIBIOSと通常BIOSを切り替えられる基板を作ってみました。「UNIBIOSがあればオリジナルは不要なのでは?」と思われそうですが、まあ何かおかしかったときに、すぐにオリジナルに戻せるようにしておきたくて。4MbitのROMに通常のBIOSとUNIBIOSを結合したものを書き込んで、アドレス線の上位をスイッチで切り替えて選ぶような形になってます。
普通に装着すると基板とカートリッジが干渉するので、基板の角を削りまくっていますw
BIOSのソケットに取り付けてカートリッジを挿すとこんな感じに。
ギリギリ干渉を回避していますw
ああ、スイッチがこの位置だと、カートリッジスロット越しに操作できないじゃんw
スイッチの位置と向きを修正してみました。何かぐちゃぐちゃになったw
今度はカートリッジスロット越しにバッチリ操作できますw
何か思ったよりも面倒なことになりましたが、無事着地できて良かったです。
というか、よくよく考えたらネオジオのマザーボード側のパターンにちょっと手を入れて、適当なところにスイッチと抵抗を取り付けてジャンパ配線してやれば、わざわざこんな基板を作らなくても良かったのかも(汗)。廃材を有効活用する方が先に来てしまった感じですね。
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2023年11月16日 (木)
■基板
昨日届いたCPicS1 Rev1.1を組み立ててみました。
メスコネクタ側にスペーサーを入れたことで、普通にオスコネクタを取り付けてもROMと干渉しなくなりました。期待通りです。
もちろん動作も問題なし。よしよし。
ちなみに、組み立ての際は、いきなりコネクタを逆向きに取り付けてしまうという酷いミスをやらかしました。途中で気が付き、はんだ吸い取り器ではんだを除去してどうにかリカバリしましたが、スペーサーがあるためか、一旦間違って付けちゃうと外すのも一苦労ですね(汗)。というか、試作なんだし、諦めて作り直しても良かったのかも・・・。
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