2023年10月13日の日記の2番目の記事へのコメント

基板

CPicS1のコネクタのピンがBボード側のROMにぶつかってしまう問題と、CPS1.5に取り付けた際にCボードが高くなりすぎてケースに干渉してしまう問題の対策を検討すべく、秋月でロングタイプの40Pメスコネクタ (ワイド) とロープロファイルの40Pオスコネクタを買ってみました。

コネクタを購入

メスコネクタはワイドタイプなので、ピンずれの心配はないんですが、突起がないので逆刺しのリスクがあるのがちょっと心配なところ。

突起がないのがちょっと心配

一方、こちらのオスコネクタもボックスタイプではないため、Cボード側が逆刺しできてしまうのが心配です。・・・って、これ、ピンが短すぎて、そもそもCボードのメスコネクタにしっかり刺さらないですね(汗)。流石に無計画過ぎましたw

ピンが短すぎた

というか、そもそもCPicS基板上のCボードの高さはオスコネクタ側のピンの長さよりも、根元についている樹脂パーツの厚みで決まるんでした (本当に無計画極まりないw)。なので、厚みを減らすには、樹脂パーツ自体を除去しちゃうのが一番です。

というわけで、このロープロファイルのピンヘッダをCボードにはんだ付けした後、試しに樹脂のパーツを外してみました。うーん、これはめちゃくちゃ大変だぞ・・・。ただ、樹脂パーツを外すことでピンの長さは十分確保できるようになり、Cボードのメスコネクタとしっかり嵌合するようになりました。

樹脂パーツを除去してみた

前もってピンヘッダを複数に分割しておいた上ではんだ付けするとだいぶ楽になるということに気が付き、途中から加速。パターンを破壊したりすることもなく、4箇所 (160ピン分) の樹脂パーツを外し切ることができました。これはなかなか壮観w

前ピンの樹脂パーツを除去

これで、Bボードからの距離を稼ぎつつ、全体の高さは従来とほとんど変わらない状態にできました。試しにIO付きのCボードを取り付けて、従来版 (突起付きのオスコネクタとボックスタイプのメスコネクタを使っている版) と比較してみると、高さの増加は0.5mmほどに抑えられているようです。

元のコネクタと比べると0.5mmほどの高さ増

実際に動かしてみます。90631C-5を装着。メスコネクタとCPicSK基板との密着感が凄いw

90631C-5を装着

無事動きました。よしよし。

無事動作

マッスルボマーのBボードに装着しても、ROMにまったく干渉しない状態となったことがわかります。やった。

マッスルボマーのBボードのROMとの干渉も回避

後は92641C-1と組み合わせてケースの閉まり具合を・・・と思ったら、Cボードを下げすぎたせいで、Cボード上のPALがCPicS1のメスコネクタのピンと干渉することが発覚。

92641C-1だとPALがメスコネクタのピンに干渉

うーん、ここのメスコネクタのピンをカットすれば干渉は回避できるかな・・・。いや、そもそも冷静に考えてみると、ピンヘッダの樹脂パーツを無理やり外そうとしている時点でキットとしては無理があり過ぎましたね(汗)。ああ、何やってたんだw。というわけで、この構成の検討は終わりにしますw

次に、背の低いメスコネクタを使ったときにROMと干渉してしまうボックスタイプのオスコネクタのピンをカットするのも試してみることに。厚手の透明の袋に入れて、オスコネクタのピンの一部とソケットのピンをカット。

厚手の袋に入れてピンをカット

カットしたら、軽くはんだを盛り直して切り口を滑らかにしておきます。

はんだを盛り直して滑らかに

マッスルボマーのBボードに取り付けてみたところ、ROMとの干渉がなくなりました。樹脂パーツを抜くことを考えたら、まだこっちの方がまだマシな感じですw

ROMとの干渉が解消

では、92641C-1を載せて、カバーを閉じてみましょう

92641C-1を載せてみた

うーん、まだかっちり閉まらないですね。残念。どこが当たっているんだろう。

まだどこかが浮いている感じ

カバーの当たりそうなところにマスキングテープを貼り、Cボードの当たりそうなところに蛍光ペンを塗ってカバーを閉じてみたところ、何箇所かに反応が・・・。普通にCボードのピンが当たっているだけでなく、基板の縁もここの支柱のところに当たっている?うーん。

蛍光ペンを塗って当たる場所を調査

支柱の根元あたりにも当たっている?

ちなみに、通常のCPS1で便利なように作ったロングタイプのメスコネクタ + ボックスつきのオスコネクタの組み合わせを使った場合、ケースの蓋はこんなに酷い感じになりますw

ロングタイプのメスコネクタ + ボックスタイプ

まったく閉まらない

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