2021年5月25日から2021年5月21日までの日記を表示中
2021年 5月25日 (火)
■何もしていない
毎週火曜夜が特にひどい。はぁ。
2021年 5月24日 (月)
■基板
SOP44のアダプタが到着。これはXgecu T56用のやつですが、TopMax IIとアダプタの配線がまったく同じなので、そのまま利用することができます。これでケツイのマスクROM修理が始められるぞ。
さっそくホットエアで、故障していると思われるU1の位置のマスクROM (B04701W064) を取り外します。
こちらのマスクROMはおそらくMX23L12811です。MX26L6420MCとは電圧が違うので、デバイスとしてMX26L6420MCを指定しつつ、電圧の設定のみを5Vにして読み出します。故障品(推定)だけど、読めるかな・・・
お、それっぽいデータが出てきましたよ。・・・なるほど、32Byte単位で、前半の16Byteと後半の16Byteが同じ値になってますね。内部でアドレス線が1本おかしくなったりした感じかな。
試しにMAME上のデータを差し替えて動かしてみたところ、見事にテストモードのカラーコードの崩壊が再現しましたw。すげえなMAME。
続いて良品のデータをMX26L6420に書き込みます。が、エラー出まくりで全然うまく行かず・・・。
チップを交換してもだめ。うーん、MX26L6420自体は中古品なんですが、変なの掴まされたのか・・・? というか、これとか、データは合ってるように見えるんですが、何でエラーなんすかね・・・
もしかしたら接点に問題があるのかも? というわけで、チップの足を無水エタノールをつけて掃除してみたところ、うまく書けました。たまたまなのか、それとも足の掃除が効いたのか・・。まあ、書けてよかったです。
続いて基板側を改造します。元のマスクROMは5V駆動ですが、MX26L6420は3.3V品なため、3.3V電源を別途用意する必要があります・・・と思いきや、実はケツイの基板にはレギュレータが乗っていて、何も部品を追加することなく、ここから3.3Vを取ることができたりします。ここを見て知りました。 すごい。便利。
U1の1番ピン (電源) をカットして、+5Vのラインから切り離しておきます。
そしてさっきのレギュレータの+3.3Vを1番ピンに配線
これが済んだら、先程データを書き込んだMX26L6420を貼り付けます。さあどうだ・・・
ヨシ!
ヨシ!!
ヨーシ!!!
というわけで、見事に画面化けが直りました。結局、原因は最初に目をつけたマスクROMの不良だったわけですが、確証を得て、さらにその置き換えを決心するまでにものすごく時間がかかった感じですね。あ、いや、でもその間、わずか3週間か・・・w
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2021年 5月23日 (日)
■基板
昨日復活したPGMマザーですが、実はこのマザーボード、ライザーカードの方にも問題があったりします。ピンが1本抜けてるんですよね(これまでは別の故障品のライザーカードを借りて動かしていた)。
せっかくなので、ここも別のGNDなどの冗長なピンを移植して修理しようと試みたんですが、折れたピンの残骸の撤去がどうにもうまく行かず、そうこうしているうちに隣のピンも折れたりしたので、直すのを諦めましたw
ちなみに、後で聞いて知ったんですが、コネクタを一旦外してからやるとうまくいくそうです。なるほど確かにそうかも。
で、気を取り直して、洗った後、何もしていなかった1枚目の方のPGMマザーについても見てみました。こちらはカートリッジを挿しても常にテストモードに入っちゃう症状ですが、2枚目のようなSRAMまわりのデロデロはありません・・・と思いきや、よく見ると、J3 コネクタのあたりに電池の液漏れ被害を受けたような痕跡がありますな。怪しい・・・。
とりあえず怪しそうな部品面側の配線を確認したところ、いきなりU28のSRAMの9番ピンとJ3の115番ピンの間が断線していることを発見。写真の矢印の先の線ですが、おそらくコネクタの下で切れてると思われます。
ハンダ面から部品面にジャンパを飛ばしたくなかったので、遠いけどハンダ面上でジャンパw
どうかな・・・
よし!ゲームが起動するようになった!というわけで、1枚目の方も直りました。やったー。
でも、第3・第4のPGMマザーがこの後に控えているんですよね・・・w
続く。
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2021年 5月22日 (土)
■基板
昨日の続き。さらにSRAM周りを調べると、まだ未接続のところがあったので接続。
さて、今度こそどうよ・・・来た、テストメニュー安定起動!
そしてRAMテストも動きましたw。とりあえずパスです。
が、カートリッジを挿すと、元のような画面になってしまい、起動しません。うーん・・。
カートリッジを挿すと起動しないということは、カートリッジとの間の信号になにか不備があるものと予想されます。ライザーカードを良品と交換しても、症状に変化がなかったので、何かあるとしたらメイン基板側のコネクタまでのところですね。
電池がある側(JAMMAのコネクタを手前に見て右奥)のコネクタ (J3) は、一度外した跡があることから、液漏れによりかなりのダメージを負っていたのではないかと推測されます。というわけで、コネクタから出ている信号に断線がないか、端から地道に追っていったところ、118番ピンの線が途中で切れていることを発見。なんと、電池跡地のすぐ横のJP1のところにつながっていて、ここで切れてました。
早速繋いでみました。これで直ったらいいなぁ。
再びカートリッジを装着して起動してみます。今度はどうよ。
おおお!?
きた!起動した!ようやく復活しました。わーい。というわけで、2枚目の方は復活です。
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■テスター
いつも使っているテスターの赤い方のリードが、どうやら付け根のところで断線したっぽいです。
導通チェックの際に不便極まりないので、ぶった切って、安定化電源についてきたクリップつきのコードで Kludge してみました(笑)。意外といいかもw
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2021年 5月21日 (金)
■基板
先日SRAMの断線箇所を補修したものの起動しないままのPGMマザー、SRAM自体の不良を疑って、剥がしてみることに・・・したんですが、大失敗。U23の方は良かったんですが、U24の方が腐食の影響で弱っていたせいか、ものすごい数のランドを失ってしまうことに・・・。
ただ、TL866CSで確認した限りでは、SRAM自体は生きてそうです。
ランドを失ってしまったところはジャンパして修復。汚らしいけど仕方なし・・・。
繋いでやったところ、「TRAPVINSTRUCTION」というでかいメッセージが出るようになりました。前より進んだのかな?だとしたら、SRAMを剥がす前の時点では見逃していた断線箇所を繋いだということか。
その後も、地道にSRAM間の信号の接続状態を調べていくと、先程剥がした U23と U24 の間の接続で一部切れている箇所があることが判明(写真の矢印のところ)。こんなの目視じゃわからんわ・・・
ここをつなげたら今度はADDRESS ERRORとか、ILLEGAL INSTRUCTION とかのエラーが出るようになりました。
さらに、SRAMと、外部との接続を調べていったところ、切れている箇所を発見。こちらはハンダ面からの対応で。
お、たまにではありますが、起動ロゴが出るようになりました。
ただ、めちゃくちゃ不安定。まだどこかだめなんでしょうね。
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