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2021年 2月 7日 (日)
■基板
オシロで軽く観測したくらいではわからなかったので、054544の回路をしっかり追ってみることにします。しかし、それにはAD1868(写真左下のでかいやつ)が邪魔でよくわからず。というわけで、重い腰を上げて剥がしてみました
ぎゃー、汚い!こんなことになっていたとは・・・
黒いのを除去してきれいにしてやったところ、こんな状態でした。ところどころ、パターンの保護が剥げているように見えます。
パターン自体を一通り観察できたので、AD1868を元に戻しました。だいぶ雑なはんだ付けですが・・・w
きちんと元に戻せたかの確認をすべく、ゼクセクスの基板に戻して音を鳴らしてみたところ・・・あれ、ノイズが消えてる!? ノイズの原因は、AD1868の下の、でろでろした部分にあったということなんですかね。解決してよかったですが、いまいちスッキリせずw。まあでも、これでようやくゼクセクスの修理は終わりにできますw
次はVS基板の修理です。まずは、元々持ってる、動くはずの基板を使って環境の確認から・・・。と言っても、VS基板自体何年も動かしていないので、起動しなかったらどっちが悪いのかわからない気もしますが。ていうか、超汚いなw
おー、動いた。無事アイスクライマーが起動しました。RGB反転基板の問題か、画質は超悪いですが、環境自体も大丈夫そうです。
じゃあ、環境作ったついでに、多分動かした実績のないVS基板も。見た目はきれいですが、果たして・・・
おー、起動した!VSスーパーマリオ、無事でした。
で、本題の、壊れてるやつもVSスーパーマリオだったりするんですよね。通電すると、映像信号は出るんですが、画面は青一色みたいな状況。
とりあえず、生きてるやつとROMやPPUを交換してみましたが、この辺は無事でした。ダメなのはマザーの方かー。反対側に移植して確認しようかと思ったんですが、反対側はハーネスに配線されてませんでしたw。ここを何とかするところからだなー。
あと、修理のヒントにならないものかと、あれこれ調べていたら、VS基板のテストROMなんてのを作っている人が居るんですね。 早速焼いて、健常な方の基板で試してみたところ、無事起動しました。なるほど、こりゃ凄そうだ。
ただ、故障している方のVSスーパーマリオでは、この画面にすら到達しませんでした。そう簡単にはいかないか・・・。
ちなみに、こちらのテストプログラムは64KbitのROMに焼く必要があるんですが、TL866CSとかT56だとMBM2764に書けず、結局ChipMaxで書くことに。こういうのがあるからChipMaxとそれを動かすための32bit Windows 10環境を撤去できないんですよね・・・。
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