2020年3月15日の日記の1番目の記事へのコメント

基板

今日はMV-4を水洗いしてみました。まずは電池を外しておきます。こちらも漏れて基板に何か滲み出ていましたが、MV-6のときよりはだいぶマシな感じでした。

MV-4の電池外したところ

後はMV-6のときと特に変わりありません。絶縁シートを剥がして、BIOS ROMを抜き、食器用中性洗剤で洗って、十分にすすいだ後は水気をしっかり切って、縦置きしてひたすら乾燥させるだけ。

食器用中性洗剤でゴシゴシ

立てて乾かす

続いてはCPS3です。今日はマザーボード側の調査に使えるちょうどいいジャンク品を探してみました。確か微妙にキャラ化けするやつが1枚あったはず・・・。が、キャラ化けマザーは見つからず、代わりに謎のSIMMがどっさりささったマザーボードが2枚出てきました。

謎のCPS3マザー

うーん、SIMMの枚数と構成的に、ストIII 3rdと、未来への遺産っぽいですね、これ。やばい、何とかして動かしたいw。改めて頑張ろうという気になりました。

未来への遺産と3rdっぽい

で、キー飛び状態に関する調査ですが、Twitterで寄せられた経験談を見るに、やはり電源関係がほぼ全部という感じでした。電源電圧を高くしていたら飛んだとか、電源が不安定な状態になって瞬断したら飛んだとか。うーん、なかなか狙って出すのは難しそうだなぁ。

というか、MAMEのソースに書かれているような、「高電圧などを検知して、意図的にセキュリティキーを飛ばす」って、本当なんでしょうかね。高電圧などがきっかけでキーが飛ぶのは事実のようですが、本当にそれをトリガに「意図的に」飛ばしているのかと言われると、非常に怪しい気がしています。未知のCPUを解析・ハックするときに高電圧を掛けるテクニックがあるのかどうか知りませんが、その前にプローブをつけてバスを読み取るとか、やれることは色々とあるはずなわけで、対策するならそっちでしょ的な。

そう考えると、高電圧や不安定な電源でキーが飛ぶのは、実は意図的でも何でもなくて、単にハードウェアが電源回りの障害に対して異常に脆弱な設計になっているだけなのではないかという気がしてきます。つまり、キー飛びは、メーカーとしても想定外の現象なのではないか。そして、これを避けるために、電圧監視用の回路を入れたりして、改良を重ねていったのではないか。そうであれば、逆に高電圧や瞬断が、CPUに対してどのように作用するのかを回路から読み取ることで、キー飛びを再現させるヒントが見つかるかもしれません。ふーむ。

なんてことを考えながら、カートリッジのエッジコネクタとフラッシュメモリの間の配線を追ってました。どこを繋げばそとから読み書きできるかわかったぞw

フラッシュメモリのピンとカートリッジのコネクタの対応付けを実施

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