2020年12月26日の日記の1番目の記事へのコメント
■基板
昨日調査を開始した謎のGDドライブエミュレーション基板、今度は中くらいのチップのコーティングを削ってみました。こちらの中身はNXPのLPC2214なるARMマイコンのようです。これでNANDフラッシュメモリに書かれたデータをNAOMI側に返す制御を行ってるのかな。
では、NANDフラッシュメモリの中を読んでみましょう。今回も、両側のピンにハンダを盛り付けて、溶かしながら少しずつリフトアップしていくやり方で取り外し。
STマイクロのNAND08GW3B2Cは、アダプタを使えば普通にXGecu T56で読めます。
読み込みが終わると、約1GBのファイルが勝手に生成されます。こんなにでかいのをダンプしたのは初めてかもw
さっそく中を覗いてみたら、先頭に「QUANTAI TECHNOLOGY」なる、謎の会社名らしき文字列が。GD-ROMって書いてあるから、この基板を作ったメーカーってことでいいんですかね?というか、ここに書かれている「QUANTAI TECHNOLOGY Ztech」あたりのキーワードでググると、何かLPC2214でGD-ROMドライブを読み出すためのサンプルコードみたいなのが出てくるんですが、これは一体・・・。
ちなみに今回、 T56でNANDを読み出す際に、当初、以下の写真のように余計な補助配線を接続してしまっていたせいで、18番ピンが接触不良という認識エラーが出てしまいハマりました。確かにXgproで表示される接続図を見ると繋いでないんですよね。不覚。
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