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2020年 1月 4日 (土)
■基板
昨日の電池切れキンドラの修理の続きです。とりあえずパッチを当てて電池レス化してみたところ、やはりそれだけではないようで、酷い画面化けとなりました。そして音も出ません。
ひとまず音が出ない方は、電圧をちょっと上げたら解消しました。一方、画面化けの方はCボード・マザーボードの両方を交換しても解消せず、Bボードのどこかに問題があるようです。ついでに色々調べるチャンスかな。
良品のBボードを引っ張り出してきて、配線についてあれこれ調べているうちに、ひとまずRJ、LJ、VJ、PJ、DJといったジャンパ(Bボードのバージョンによってあったりなかったりする)は、1MbitのROMが、2番ピンがA16のタイプとOE_のタイプのどちらかを選択するためのものだということがわかりました。4対あるパターンのうち、両端2対がショートしていると2番ピンがA16のROMとなり、中央2対がショートしていると2番ピンがOE_のROMということになるようです。
で、問題のキンドラのBボードを見てみると、プログラム用のROMはすべて2番ピンがOE_のタイプなのに対し、グラフィックデータ用のROMは、すべてが2番ピンがA16のROMで埋まっています。
一方で、グラフィックデータ用のROMに対応するジャンパであるRJとLJのうち、LJ1とLJ2は中央2対がショートしています。これは、すなわち2番ピンがOE_の設定になっているという状況ですが、LJ1の対応するKD1・9・2・10およびLJ2の対応するKD3・11・4・12は、すべて2番ピンがA16のROMです。というわけで、これは明らかに間違い。
また、RJ3・RJ4・LJ3・LJ4については、左側が接続されていません。4対のうち、左2対が2番ピン、右2対が24番ピンに対応するので、この状態では、2番ピン(すなわちA16)が浮いていることになります。これも変ですね・・・。というわけで、雑ですがまとめて直してみました。
が、画面化けは解消せず。あんまり前と変わらない感じです・・・(´・ω・`)
他に怪しいところがないか、目視で観察してみたところ、はんだ面で、部品の足が曲がって、隣のチップに接している箇所を発見しました。写真の右から2列目と3列目のところです。これ、裏側は1MbitのROMなんですが、このショートの仕方だと、A16が常にHになりますね。なるほど、お前が犯人か・・・。
が、これでも画面化けは直りませんでした。トホホ・・・・。
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