2019年9月30日から2019年9月26日までの日記を表示中
2019年 9月30日 (月)
■IONA-JS
IONA-JSで色々なJVS基板を試してみるシリーズ、System573がJVS対応なことを思い出し、コナミ80'sアーケードギャラリーを引っ張り出してみました。
動かしてみたところ、早速問題発生(汗)。普通に認識はされるんですが、クレジットを1回投入すると延々クレジットが入り続けます。
動画だとこんな感じw
深夜基板ミュージック (※深夜なので音量は控えめです pic.twitter.com/RbTjT7lmFE
— のすけ (@konosuke) September 30, 2019
別のSystem 573基板(サラリーマンチャンプ)を投入してみます。
こちらは問題なし。普通に1クレジットずつ入ります。ちょっと反応悪い気もするけど。さて、何が悪いのか・・・。
2019年 9月29日 (日)
■IONA-JS
IONA-JSは基板上にICSPの端子が引出してあるので、ピンを立ててやるだけで中身の書き換えができるっぽいです。しかも、調べてみると、プログラマにはArduino Unoが使える模様。ということは、手持ちの機材で書き込めちゃうってことですね。というわけで、早速やってみることに。
まず、PC上でArduinoのIDEを起動し、「ファイル」メニューの「スケッチ例」から「11.ArduinoISP」を選びます。で、Arduino Uno向けにコンパイルして書き込みます。このとき、COMポートの何番でArduino Unoが認識されているかを覚えておきます。書き込みが終わったら、ArduinoのIDEは閉じてOKです。もう使いません。ただ、PCとArduino UnoはUSBケーブルで接続しておいたままにします。
次にArduino UnoとIONA-JSを接続すべく、IONA-JS側にピンを立てます。ピンと信号の対応は、とよしまさんのサポートページに記載されています。
そして、Arduino Uno側との間を以下のように配線します。こちらのページの配線図が凄くわかりやすいです。 IONJA-JSとは、IONA-JS側の部品面を表、USB端子がある側を上にして以下のように繋ぎます。
- Arduino Uno 10番 - IONA-JS RST (左側下段)
- Arduino Uno 11番 - IONA-JS MOSI (右側中段)
- Arduino Uno 12番 - IONA-JS MISO (左側最上段(基板の上端に近い側))
- Arduino Uno 13番 - IONA-JS SCK (左側中段)
- Arduino Uno 5V - IONA-JS VCC (右側最上段)
- Arduino Uno GND - IONA-JS GND (右側下段)
で、PCでターミナルを開き、avrdudeコマンドを使って書き込みたいファームウェアのhexファイルをIONA-JSに転送します。avrdudeなどのツール類のパスは、ArduinoのIDEがインストールされているなら、Program Files の中のArduino IDEのインストール先の下の Arduino\hardware\tools\avr\bin にあるツール類にパスを通してやれば使えるようになります。
また、avrdudeの設定ファイルは、同じくArduino IDEのインストール先の Arduino\hardware\tools\avr\etc\avrdude.conf にあるので、適当に参照しやすいところにコピーしておきます。この状態で、avrdudeを以下のような引数で実行することで、IONAJSとの接続が確認できます (以下は、Arduino UnoがCOM3に繋がっている場合の例です。他のCOMポートに繋がっている場合は、適宜読み替えてください)。
avrdude -C avrdude.conf -c avrisp -P COM3 -pm32 -b 19200
これで問題がなければ、以下のコマンドで、カレントディレクトリにあるv1_01a.hexの書き込みができるはずです。
avrdude -C avrdude.conf -c avrisp -P COM3 -pm32 -b 19200 -U flash:w:v1_01a.hex:i
ファームウェアが書けることを確認したので、自分で改造したファームウェアを書き込んでみます。ひとまず、とよしまさんによると、クイズ幸福の旅人の画面右端に表示される「A-」の文字は、「IONA-JS」の文字列の一部ではないかとのこと。これを確認すべく、デバイスIDの「IONA-JS」部分を「IONBXJS」に書き換えてみましたw
このファームウェアを書き込んで、画面右端に「BX」と表示されるようになれば仮説の正しさが証明されます。・・・出ましたww
というわけで、クイズ幸福の旅人の画面右端に出ていた「A-」は「IONA-JS」の文字列の一部であるということが確定しましたw
次に、IONA-JSのファームウェアを1.10に上げて、テストスイッチおよびサービススイッチに対応させてみたいと思います。1.10へのアップデートは、普通にavrdudeでArduino Unoを通じて書き込むだけ。無事完了。
基板側を改造します。テストスイッチの配線を追加。
そしてサービススイッチの配線を追加。
これでようやくSystem12でテストモードに入れますねw。そしてテストモードに入って何が起きているかわかりました。右端に表示されていた「A-」は、この画面の残骸だったんですねー。
ちなみに、てんこもりシューティングのテストモードいじってて気づいたんですが、System12は、設定で、C-SyncからH-Sync/V-Syncモードに変えられるんですな。変えたところで15kHzなのは変わらないですがw
というわけで、色々スッキリしたところで、他のJVS基板でも色々と動作を確認して行きたいと思います。まずはこのミニバタリアンから・・・と思ったら、この基板、電源・映像はJVSだけどIOは違うのね(´・ω・`)
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2019年 9月28日 (土)
■Genesis Mini
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2019年 9月27日 (金)
■IONA-JS
あまりに現象がわからないため、思い切ってIONA-JSの作者のとよしまさんに相談してみたところ、0.1uFのパスコンを入れると改善するかもという助言を頂きました。パーツ箱を漁ったところ、運良く0.1uFのセラミックコンデンサがあったので、これをパターンに取り付け。
結果、昨日まで出ていた認識しない系の諸症状が見事に改善しました。ぷよぷよフィーバーはゲームが起動し、Marvel VS. Capcom 2も安定してクレジットが入ります!凄い!昨日までの不安定さが嘘のようですw
クイズ幸福の旅人もクレジットが入って操作ができるようになりました。
ただ、この画面右端のナゾの「A-」は相変わらずw
ともかく、パスコンで改善することがわかったので、電源ノイズ起因っぽいですね。電源にNVS-4000-01を使っているけど、これが関係しているのかなぁ。というか、パスコン、侮れませんね・・・。いずれにしても解決してよかったです。アドバイス、ありがとうございました。
ちなみに、ROMを交換したわけでもないのに、いつの間にかMarvel VS. Capcom2の隠しキャラがロック状態に戻っていました。不覚・・・。コマンド調べなきゃ。
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2019年 9月26日 (木)
■IONA-JS
KVC Lab.さんからIONA-JS代替品が届きました。
さっそく試してみます。まず、NAOMI2で動かしているぷよぷよフィーバーでは、テストモードではI/Oを認識するようになりました。やった!
が、ゲームを起動すると、通信エラーを起こして止まっちゃいます。うーん。
また、NAOMIのMarvel VS. Capcom 2は、ゲーム起動まで到達するも、クレジットが入りません。こちらもテストモードでのレバー・ボタンの試験はバッチリなんですが・・・。
そしてしばらく放置しているとエラー表示が出たりします。これも通信エラーか。
USBケーブルを抜き差ししたらクレジットが入ったりもしたんですが、超不安定。こりゃ厳しい。
そしてSystem12のクイズ幸福の旅人。こちらもJVS IOとして認識されるようになったようで、ゲーム自体は起動するようになりました。
ただし、クレジットが入りません。あと、画面右端に謎の「A-」の文字がずっと表示されていますw。何だこれは・・・w
最初に届いたIONA-JSに戻すと、やっぱりNAOMI2のテストモードでも認識されないので、明らかに改善はしているはずなんですが・・・。うーん、何だろうなぁ。
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