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2019年11月30日 (土)

基板

『脱子ちゃん雀荘』は、麻雀用のIOボードが繋がっていないと起動しないのではないかということで、その辺の原理を確認するために、セガの麻雀用IOボード (839-0111) (の互換品と思しき基板(の写真))から回路図を起こしてみました。コンデンサの容量がわからないですが、接続は恐らくこんな感じかと。

839-0111互換基板の回路 推測図

16ピン側が基板側で、1番ピンからクロックを入れて、マトリクスの6本ある横線を1本ずつ切り替えながら見ていく形になっています。その時点でどの横線を見ているかは2〜7番ピンのどこがLになっているかで判断できて、その際に8〜12番ピンのどこが Lになっているかを見ることで、横線の上にある5つのボタンのどれが押されているかを確認できる仕組みのようですね。これだと、時間はかかるけど、全ボタンの同時押しも検出できるということなのかな?

おそらく『脱子ちゃん雀荘』では、起動直後の初期化フェーズで基板側でソフト的に2〜7番ピンの値の遷移を観察して同期を取る処理か何かが入っていて、それがうまくいくまで立ち上がらないとか、そんな感じなのかなぁと。作ってみるしかないか・・・。いやしかし、System2と839-0111の接続がわからないという問題がありますな。

ひとまず実機で確認したところ、System2では、1番ピンのクロックは2P側のコインカウンター信号 (旧セガコネクタのはんだ面側E) を使って生成しているっぽいです。また、 Gフロントのツイートにあった取説のやハーネスの写真から、それ以外の11本の信号は、旧セガコネクタの部品面側の7〜11番と、はんだ面側のH・J・K〜Nに繋がっているっぽいこともわかりました。ただ、どれがどれに対応するかまでは一部しか読み取れず・・・。

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<江南 直緒> 2021/01/04(月) 23:20:41
ちょくちょく覗かせていただいてます
自分も脱子ちゃんの再生をしようとしたところ この記事を発見しました
I/Fが無いと立ち上がらないとの事でどうしようかと思ってましたが ここに回路図があり
その回路図を見る限り使ってる部品が同じ SYS16/24/32の麻雀I/Fと同じと思われました
幸い16で使用していたI/Fがあったのですが
R1 青灰黒 68オーム
C1 47uF16v
C2 赤赤橙灰茶 0.022uF?
IC1 HC4022
IC2 uPA2003C
でした
残念ながらボードとの配線は竜子の方しかわからないんですが…
nosuke 2021/01/07(木) 00:44:10
こんにちは。
おお、貴重な情報提供、ありがとうございます。

どうやって調べたのか全く覚えていないんですが、
手元のノートに残ってるメモによると
旧セガのコネクタのはんだ面のH・J・K~NがJST NH 16ピンの7~2番ピンに
部品面の7~11がJST NH 16ピンの8~12番ピンに対応するようです。

また、確か互換基板を所有している方から、搭載部品の情報
(コンデンサの容量など)を教えて頂き、自分でも
ユニバーサル基板で互換品を作ろうと思って部品を買いそろえた
はずなんですが、そこで止まっていますね・・・(汗)

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