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2018年 3月31日 (土)
■CPS1
VARTHのCボードとカプコンワールド2のCボードは、レジスタの位置がよく似ています。というかほぼ同じ?というわけで、試しにCボードを交換して動かしてみました。
VARTHにカプコンワールド2のCボードをつけても、固まったりせず、それなりに絵が表示されて動きはします。ただ、背景レイヤなどのOn/Offを指定するビット位置が違うため、本来表示されるべき背景が表示されず、代わりにStarfieldが表示されて縦線状態に。
逆もまた然り。カプコンワールド2も、背景が一部表示されない代わりに、縦線が点滅してます。
これらからわかることは、VARTHのCボードでは少なくとも0x10が、カプコンワールド2のCボードでは0x02が、それぞれStarfieldの片方を表示するためのビットとして用意されているということ。つまり、使わないレイヤだからといって、すべて 1 << 7 (0x80) とかに押し込められているのではなく、1 << 2 (0x02) 〜 1 << 6 (0x20) の5bitの空いているところにマップされていることがわかります。この辺はMAMEのソースコードからはわからない情報ですね・・・。
あと、ついでに、これら2タイトル(カプコンワールド2はなぜか2枚持ってるので合計3枚)の電池交換&ソケット化を実施しました。
キー書き換え用のアダプタを使って通電しながら、ハンダごてを当てて、元の電池を外して、ソケットを取り付けよう・・・と思ったら、アダプタのピンがCボードの部品に干渉することが発覚・・・。92641C-1だとこうなっちゃうのか(´・ω・`)
というわけで、ピンの位置をずらして、さらに曲げました。
で、改めてアダプタをつけた状態のCボードを眺めてみたんですが、この状態で、アダプタとCボードの隙間にハンダごてとかはんだ吸い取り線を突っ込んで、電池の足のハンダを吸い取って、さらにソケットをはんだづけするとか、どう考えても無理ですわ (´・ω・`)。というわけで、アダプタなしで外部から電源供給できるように、+5VとGNDのところに直接はんだづけしちゃいました。
後は通電しながら、電池の足のハンダを吸い取り線を使って一気に除去し、元の電池を外して、ソケットを取り付けて、電池をはめて、外部電源を切り離して完了(間の写真一切なし)
ドキドキ・・・
無事動きました。ふぅ。
次はVARTHです。
こちらも無事成功。電池装着後、外部電源を切り離す際に、外部電源を切る前に配線を外してしまい、しかも外部電源のGNDが電池の+極に一瞬触れて、電源側がキュッと変な音を立てて超冷や汗かきましたが、大丈夫でした。怖かった・・・。
最後に、もう1枚のカプコンワールド2も交換しておしまい。こちらも成功です。
後はカバーをつけて完了です。このCPS1 2タイトルは、カバーの取り付けが超面倒臭いんですよね・・・と思ったら、ここで大変なことが発覚しました。何と、ソケットの厚みのせいで、元々高いCボード部分がさらに高くなってしまい、カバーを取り付けられなくなってしまいました。
うーん、何とかするとしたら、ベースとカバーの間に、何かしらのスペーサを噛ませて、1cmくらい浮かせた状態でネジ止めする形に変更するとかですかね。ちょっと考えますかね・・・。
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