2016年2月24日の日記の1番目の記事へのコメント

MB3771

サイレントドラゴン、電圧が4.7Vくらいでも起動するにはどうすればよいのか、少し考えてみました。

データシートを見ると、機能説明の最初に以下の記述があります。

Comp.A および Comp.B は検出電圧にヒステリシスを持つコンパレータで, VSA, VSB 端子電圧の一方が約 1.23 V 以下になると RESET 出力が“Low”になります。

なお, Comp.B を使用しない場合, VSB端子は VCC端子に接続してください (応用回路例1: 5V電源電圧監視)。

基板側では、VSBである6番ピンにはVCCが直接繋がっていて、VSAである7番ピンには分圧されたVCCが繋がっています。電源投入後もVSAが約1.23Vを下回ったままだったから、いつまでもRESETがLowのままになってたというわけですかね。

VSAに繋がっている分圧用の抵抗はこちら。VCC側が4.3KΩで、GND側が 1.5KΩかな?(カラーコードが一部が読みにくくて辛いですが・・・)

VSAの先に繋がっている抵抗

VCCが5Vだったら、VSAは1.29VになってRESETはHighになりますね。一方、VCCが4.7Vとかだと、VSAは1.22V弱となってRESETはLowのままということに。だから起動しないのかな。たとえばGND側を1.6KΩくらいの抵抗に付け替えちゃえば VCCが4.7Vでも VSBが1.27Vくらいになるので起動してくれるようになるんですかね。

というか、同じMB3771が載ってる戦国エースとかSYSTEM16のマザーとかだと、7番ピン自体がどこにも繋がっていないように見えます。もしかして、単にこの抵抗2個を外すだけで低い電圧でも普通に動くようになってくれるのではないかという気も・・・。そのうち実験してみたいですね。

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