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2012年 8月 2日 (木)
■Web更新
新刊のページを用意しました。今回はボリューム少なめで寂しい感じですね・・・(´・ω・`)
■TMNT2
色化けしているTMNT2の基板、いい加減に何とかしたいと思い、本腰入れて挑んでみることにしました。まず症状のおさらいから。入手時からこんな感じで色がすごくおかしいです。
一体色のおかしさはどこから来るのかと思い、ひとまずMAMEのドライバのソースを眺めてみたところ、paletteramなんてのがある模様。容量は32KByteのようです。基板上で32KByteのRAMというと、これくらいしか見当たりません。xBBBBBGGGGGRRRRRで16bit幅みたいだし、これかな・・・。
テスタでアドレス線を調べてみたところ、2個ともアドレス線は全部共通・データ線のみ独立だったので、16bit幅32KByteで使っていると見て間違いないですねー。ロジックプローブでデータ線を見てみると、基本どの線もパタパタしているものの、片方のチップの最上位のみずっと0のまま。ここが「x」に相当する部分っぽいなー。
で、再びMAMEに。今度は実際にTMNT2を動かした状態で、パレットRAMのアドレス範囲にある値をデバッガで表示させて、適当に値を変え、実機でデータがおかしくなっていると考えられるパレットRAMのアドレスと、その値がどうおかしくなっているのかについて調べてみました。
色々いじった結果、色がおかしくなっている部分に対応するパレットRAMのアドレスに、その2Byte隣の領域の値をコピーしてやると、実機とまったく同じ色化けになることが判明。えーと、つまり、メモリから読み出す際に、アドレスの最下位bitが常に固定になっちゃっていて、それで色がおかしくなっているのか・・・?
ロジックプローブを当ててみると、確かに最下位bitだけは全然ぱたぱたしていない感じです。ほぼ1のまま。アドレスの最下位bitを作っている74LS157の波形をロジアナで見てみると、入力が変化してから出力が変化するまでやたらと長いように見える・・・。うーん、石がヘタってるのか・・・?
夜も遅いのではんだ吸い取り器が使えないことから今日はこの辺で。うーん、これで直ればいいんだけどなぁ。
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