2011年4月8日の日記を表示中
2011年 4月 8日 (金)
■飲み
飲み会でした.ビールうまー.
■SC-500N1/DVI評価 家庭用ゲーム機編
SC-500N1/DVIの発売時期が決定したようですね.4月中旬だそうで,予想してたよりもだいぶ早くてびっくり.発売開始まであまり時間もありませんが,可能な限り評価していきたいと思います.
さて,今日の時点で明らかになっているSTAGE1参加者は,自分の他にあけむらさんとあまラボさん (アマレコTVの中の方) のみ (他にも2名ほどいらっしゃるらしいのですが,まだミステリアスパートナー状態) で,PS2よりも古いゲーム機のキャプチャ評価はほとんどされていないように見えます.というわけで,今日はその辺を考えて,基板ではなく家庭用ゲーム機で評価を行ってみました.
なお,家庭用ゲーム機は,正式に15kHzのRGB出力をサポートしているものは少なく,一部のものに関しては,ハードウェアの改造や,サードパーティーから発売されていた機器の併用などが必要になったりもするので,ここでの評価結果は「まあ,頑張って改造したり機材を用意したりすれば映るらしい」という類の参考情報として読んで頂ければと思います.あと,今回のキャプチャは,アマレコTVではなく,すべてVideo Keeperで行っています.
というわけで,最初は任天堂系のハードから.まずはファミコン.ファミコンは標準だと改造してもRGB信号を取り出せませんが,PPUを載せ換えることで,RGB出力が可能になります.今回は,編集ファミコンから抜いたRC2C05-99を装着したツインファミコンの出力をキャプチャしてみました.XSYNC-1にRGB出力を直結したところ映らなかったのですが,手前にLM1881を挟んでやったら映るようになりました.えーと,何でだろう.複合同期信号の代わりにコンポジットの信号入れたりしてるんだっけっか?ちなみに,RGB信号はアンプで増幅しています.
次はスーパーファミコン.こちらは標準のRGBケーブルを使いました.本体は,普通のスーパーファミコンです.普通に映りました.ぼんやりしてますが,これは元々そういう映像だからみたいです.ジュニアならもっとくっきりしているという噂ですが・・・.
続いてNINTENDO64.64は標準でRGB非対応ですが,前期のロットなら,中を開けて信号を配線すればRGBが引き出せるようになっています.ここでは,RGBを引き出した上で,アンプで増幅して出力しています.普通に映りました.こちらも64だからか,ぼんやりした感じで出てますね.
次はPCエンジン.こちらはスーパーグラフィックス本体のRGB信号を,爆竹銃さん設計のアンプで増幅してXSYNC-1に入れています.もちろん,標準ではRGB信号は出力されていないので,コネクタを交換して配線を追加するという改造を施しています.こちらも普通にXSYNC-1直結で映りました.
そしてセガ系.まずはマークIII.本体にXMD-2 RGB/Sを直結して映しています.非常に暗いですが,いつものアンプを挟んでしまうと逆に明るくなりすぎるので,微妙な感じです.まあとりあえず信号的には問題ないということで.
マスターシステム.本体から引き出した信号をアンプに通しています.普通に映りました.明るすぎなのはこっちの環境の問題かな?まあこちらも信号的には問題ないということで.
続いてメガドライブとメガCD.2ではなく初代の方です.マークIIIと同じく,XMD-2 RGB/Sを本体に直結して出しています.普通に映りました.
32Xも,自作の変換アダプタを通してXMD-2 RGB/Sに繋いだら普通に映りました.スペハリは明るすぎ?
サターン.さすがにこの辺は映って当然だろうという感じですが.標準のRGBケーブルを使っています.ハム音的なノイズが入りましたが,これはXSYNC-1側で,RGB 21ピンのシールドがGNDに接地されていないのが原因なのかもしれません (テスター当てたりしてないので,実は接地されているのかもしれませんが・・・).製品版ではその辺どうなっているのか不明です.
タイトル画面ばかりだと飽きそうなので,別の画面も.
最後はドリームキャストの15kHz出力を.こちらはデミロを改造して,15kHzでも出力できるようにしたものを使っています.15kHzでしかRGB出力できない未来への遺産もバッチリキャプチャできました.
というわけで,試したハードは一通りSC-500N1/DVIで映せることが確認できました.ファミコンのみLM1881が必要でしたが,それ以外は,RGB出力をXSYNC-1に直結で大丈夫そうです.初代プレステとNEOGEOについては,後日評価したいと思います.
また,新しいPCのパーツがようやく届いたので,週末に組み立てた上で,高画質モードでのキャプチャも試してみたいと思います.
ちなみに,評価をUstreamで配信していて気がついたのですが,SC-500N1/DVIの音声入力に入れた音をAdobeのFMEで取り込んで利用しようとすると,音がゆっくりになってしまうという不具合があるようです.配信の際は,音声をサウンドカード側から取るようにしたところ,不具合はなくなりました.製品版では修正されているかもしれませんが,はまったら音声のソースを変更してみて下さい.
[コメントを書く]
2011年4月8日の日記を表示中
[コメントを書く]