2011年11月20日から2011年11月16日までの日記を表示中
2011年11月20日 (日)
■板とか
今日もあちらから基板が届いたんですが,半分が故障でした(;´Д`).隠忍の音が変なのと,TMNT2のパレット化け.TMNT2の方は汎用ロジックかなぁ・・・.GANRYUとキューブリックは無事でしたが・・・ってキューブリックの海外版って,TWIN16系じゃないのね.あちゃー.
それはそうと,ちょっと原稿書いてて気になったので,急遽Kabukiの載った電池切れ基板の蘇生にチャレンジしてみました.HINさんが最近クイズ基板のことをblogに書いていたので,せっかくだから違うのにしようってことでポンピングワールドを選択 (というかカプコンのクイズ基板用のハーネスを作っていないので・・・)
元々搭載されているROMは32ピンの1Mbitと28ピンの256Kbit.1Mbitの方は,AM27C010が載っているので,2番ピンがA16のタイプのようです・・・
って,基板には27C301G (24番ピンがA16のタイプ) って書いてあるぞ・・・.大丈夫なのかこれw (詳しくはこの辺参照).
何をするにもこの裏側のシートが邪魔なので,まずはこれを剥がしましょう.簡単そうに見えて,凄く大変です(笑)
当初,ソケット外さなくても何とかなるかなーと考えてたんですが,やっぱり無理っぽかったので外しましたw
間違えたところをカットしちゃったりした上に,肝心の,パターンカットをし終えたところの写真を撮り忘れたんですが,ポンピングワールドの場合,とにかく28ピンのソケットの1番ピンと32ピンのソケットの30番ピンを孤立させればOKです.28ピンのソケットの1番ピンは,部品面側を1ヶ所カットすれば孤立します.一方,32ピンのソケットの30番ピンは,部品面側とはんだ面側の両方をカットする必要があります.あ,下記写真はカット前の部分があったりするので,参考にせずに自分でよく考えてみてくださいw
カットが済んだら,Kabukiの27番ピン (M1) を,28ピンのソケットの1番ピンと32ピンのソケットの30番ピンにつなぎます (配線汚くてすいません・・・後日やり直しますorz)
そしてKabukiを普通のZ80として動かすために,Kabukiのすぐ右のR33を外して・・・
Kabukiの28番ピンとGNDの間に入れてやればOK・・・だと思います.
と,これで終わりではなく,先ほど32ピンソケットの30番ピンを孤立させたことで接続が切れてしまったKabukiの22番ピンとDL-020F-108Uの20番ピンを接続します.最初,これに気がつかなくて動かなくてはまりました.
後は,前半に全部がオペコードとみなしてデコードしたデータを,後半に全部がそれ以外のデータとみなしてデコードしたデータを書き込んだ倍の容量のROMをソケットに差し込んでやれば・・・ご覧の通り.
いやー,やりましたね.他が壊れてなくてよかったです(笑)
というわけで,自分の認識していた理論で間違いないことが確認できましたw.クイズ基板もいっぱいあるので,27C020と27C512をたくさん買っておきましょうw
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2011年11月19日 (土)
■進みが悪い
一度昼間に荷物を受けとって再度寝て,起きたらもう日が暮れてた的なorz.起きてから原稿をちまちま書いたりしてたんですが,なかなか進まないですね・・・.ああ,やばいな,このペース.
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■板
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2011年11月18日 (金)
■黒往生修理
PALが期待通りに動かない問題ですが,Max Loaderにあるベクタテスト機能で確認してみたところ,何を入れても出力がLになってしまう状況で,やはり全然真理値表の値が反映されていないようです.真理値表の中身を適当に書き換えてコンパイルし直しても,ChipMaxの読み込み時に表示されるチェックサムは変更前と同じだったりして,そもそも生成されているコンフィギュレーション自体,何も変わっていないっぽい (´・ω・`)
H固定のピンを作って書き込んでみたら,そこに関してはちゃんと反映された (ベクタテストでHになった) ので,やっぱりFIELDとTABLEで作る真理値表にのみ,問題がありそうです.一体何なんだろう・・・と思ってググってみたら,同じような話が出てきました.よくわかんないけど,これは言語仕様のワナ(;´Д`)?
上記リンク先の回答にあるように,信号名の末尾の数字の後ろにさらに「_」をつけて,すべて展開して書いてやったら,ようやく真理値表が反映されるようになりました.よかったよかった・・・.いやしかし,リファレンスマニュアル読んで書いても,これはわからんよな・・・(;´Д`)
で,早速動かしてみたところ,_OE自体はちゃんと出るようになりました.やった!ただし,アドレスが間違っているらしく,画面が化けまくり(笑).ふーむ,この前予想した1本離れた所にあるピンの解釈が間違っているのかなぁ,やっぱ.
眠くて頭が回らないので,手っ取り早くケツイのPALをChipMaxに乗せて,ベクタテストで入力を変えて何が出てくるかを観察してみることにしましょうw.入力を色々と変えて観察してみたところ,例のカスタムチップ上で1本離れたところにあるチップは,どうもこれらのROMのアドレス範囲 (9.5MByte分) にアクセスがあった際に1になる信号らしいということが判明.うーん,25bit目じゃなかったか.というわけで,この観測結果を元に,真理値表を生成するプログラムを修正しました.
いくつかの入力パターンで,きちんと観測した結果と同じ値が出ていることを確認した上で,再度PALに書き込んで,いざ実機へ.今度こそ・・・動け・・・きたー!!!
というわけで,入手してから18日目にしてようやく直りました.いやー,今回は手強かったなぁ・・・.ちなみに,Max Loaderのベクタテストは,結果が合わなかったときに実際の出力を見せてくれるので,今回のケースだと,これを元に入力6bitの全パターン (64パターン) を手で試せば真理値表ができちゃうんですよね(笑).現状,人力なので,入力や書き写しが面倒な上に,間違いが入り込みそうで怖いからやりませんでしたがw
あと,今回はアレについては割と強引 (それでも平然とROMのシールはがしちゃうような海外の連中よりはスマートだと思うけど) にやっちゃいましたが,もう少しうまくやる方法も考えたいですね.まだまだ先になると思いますが・・・.いやしかし,液漏れ起こして基板を壊しまくる劣悪な充電池 + 基板の故障の予兆に気づかせない封印つきのシールドケース + 電池が切れて消えたら起動しなくなるSRAM上のセキュリティ情報と,ゲームは素晴らしいのに,基板の設計が残念すぎるのが何とも言えませんね・・・.
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■原稿
というか,今週,本当に基板いじってばかりだったな・・・.いや,まあ原稿もちまちまやってはいるんですが.いい加減急がないとまずいね・・・.
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2011年11月17日 (木)
■荷物
凄い荷物が届いていました.
食いなせー
かんずり!やった!ありがとう!ありがとう!
ところでこっちのでかいのは何だ・・・?w
うわぁ,何だこれwwwww.すげえwwwwwwwwwwwww
色々凝ってますw
というか包装紙にサインペンで迷うことなく豪快に描かれていて,すさまじい迫力です.とにかく凄いw.こんな才覚をお持ちだったとはw.包装紙は大事に保存させて頂きますw
中身はヱビスビールでした.やったー!ありがとうございます!というか,こんなに頂いちゃって超恐縮です (汗
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■板来来
それとは別に,コナミのジャンク基板4枚セットも届いていたり.どれも色々壊れているそうです.
サンセットライダーズ (北米版).豪快にキャラ化けしますw
TMNT2はこんな具合で画面がぐちゃぐちゃ.起動すらしません.
あ,角が割れてるぅ(´・ω・`)
あとの2枚はバイオレントストームとRun&Gun (スラムダンクの北米版).前者は通電しても画面が真っ暗なままでした.後者は壊れていないらしいので放置w
ひとまずTMNT2の基板を眺めてみたところ,基板裏に大量のひっかき傷を発見.アメリカ人,扱い悪すぎるだろ・・・(;´Д`)
というかえぐれたとこもありますねw.しかも何か埋めてあるしw.なんじゃこりゃw.線が2本えぐり取られている感じです.元々どういう状況だったのか,イマイチよくわかりません.
丁度サンセットライダーズと同じ基板だったので,えぐれたところが本来どう繋がっていたのかを確認.なるほど,ここにはスルーホールがあるのか・・・
とりあえず無水エタノールで変な塗布物を除去.傷口が露出しました.
テスターで追ってみたところ,スルーホールがえぐり取られたようになっている部分は,きちんと部品面側まで繋がっていました.一方,もう1本はバッチリ断線.というわけでここを補修.
お,画面がぐしゃぐしゃだったのが直りました.ただし,ROM/RAMチェックでBADが出てますね・・・.
BADが出ている1J・2G・3Gはこの3つか・・・RAMですねぇ.クォースの悪夢が蘇ります (まああの時はシュッ太郎のメンテの仕方がわからなくて大変だっただけなんですがw)
とりあえずロジックプローブでRAMの信号を見てみたところ,なんとアドレス線が2本も無信号の状態でした.再びサンセットライダーズの基板を持ち出して,信号の出元をテスターで探したところ,カスタムチップに到達.TMNT2の同じカスタムチップを見てみると・・・.はい,ピン浮いてますね.
が,浮いているピンをはんだ付けしても直りません.まだだめかー.再度基板裏をじっくり見てみると,もう1ヶ所,傷ついて断線しているところを見つけました.傷に変なもん塗ってあるのが,傷の存在をわかりにくくしています.恐ろしい・・・
というわけでここも補修.
が,これでも症状には変化がありませんでした.相変わらずBADのまま.うーん,RAMの素子が壊れてたりしたら嫌だなぁ.まあでも3つまとめてなので,データがどこかで落ちてたりするんではないかと予想してるんですが・・・.ひとまず今日はこの辺にしておきましょう.
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■黒往生修理
RSオンラインからPALも届いていたり.流石早い.
早速WinCUPLをインストール.CUPLは初めてなので,まずは書き方を調べるところからですね.検索したら,オフィシャルのリファレンスと,どこぞの講義資料が出てきました.
講義資料の方を眺めてみたところ,何か真理値表を書いて,そのまま乗っけられる模様.こりゃ楽だ.というわけで,先日考えた回路について,全入力パターンに対する出力を吐き出すCのプログラムを書いて,それを見よう見まねで書いたCUPLのコードに埋め込んでみました.「Device」行に「g16v8a」と手で書き足す必要があることを知らなくてはまりましたが,何とかjedファイルの生成にも成功.これで,動いちゃったりしたら熱いなぁ・・・
が,ChipMaxでATF16V8BQLに書き込んで実機で動かしてみたものの,症状に変化なし.ロジックプローブで観察してみると,相変わらず_OEが常に両方0になっちゃってます.真理値表的には常にどちらかが1になるようにしているはずなのになぜ・・・.というか出力全部0じゃん.何これ _|‾|○.というわけで今日は時間切れなのでまた後日.
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2011年11月16日 (水)
■板来来
今日は届いた基板をチェックしたり.アテナのペアーズラブ.
縦横斜めで同じマークか同じ数字のカードを選んで消していきます.凄く簡単に詰みますね・・・.
ちなみに脱衣ゲーでしたw.シルエットが気になりますねw
そしてポリネットウォリアーズ.
一応ポリゴンゲームですw.
広告には見覚えがあるんですが,実際にロケで動いているのは見たことあったかな・・・.
この基板,複数枚使って複数人対戦 (最大4人) ができるようです.右側のRCAコネクタからケーブルでつなぐらしいです.
ちなみにXRGB-3だと普通に映りますが,ゼクセクスとかと同じで,本体のみで調整しようと思うと画面が全部収まりません.あとSC-500N1/DVIでは映りませんでした.残念.
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■黒往生修理
ATMELのWinCUPLなるツールについてちょっと調べてみたり.無償配布版だとVerilogは使えなくて,CUPLなる言語のみのサポートらしいです.これで昨日考えた論理の回路とか作れるのかな・・・.
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2011年11月20日から2011年11月16日までの日記を表示中
この無駄な情熱はいったい何処から来るものなのか?
機会があれば是非一度、本人の顔が見てみたいものですね。