2011年11月15日の日記の1番目の記事へのコメント

黒往生修理

今日も黒往生の基板をいじってみます.ATF16V8Bのデータシートをよく見たら.DIPの片側は入力ピン固定ということが書かれていましたw.ということは,昨日,PALから2個のROMに対して4本ずつアドレス線が出ていると思っていたのは誤りで,片方のROM向けの出力だと思っていた4本 (実際は3本しか配線されていない) は,実は入力だったということになりますね.やばい,初歩的すぎる (;´Д`)

あれ,じゃあ,この4本の入力信号はどこから来ているの・・・?と思ってじっくり追ってみたら,これらもカスタムチップから出てました.というわけで,カスタムチップからPALには合計6本の線が配線されていて,そのうちの3本がROMにも配線されているということがわかりました.配線先のROMは16Mbitなので,ROMに繋がっている3本がアドレスの20bit目から22bit目 (1オリジン) に対応しているようです.そしてカスタムチップ側を見ると,残りの3本中の2本は先の3本に続いて並んでいるので,これらが23bit目と24bit目に対応することも推測されます.

残りの1本は,カスタムチップ上の,ちょっと離れたピンから配線されていたので,他とは用途が違いそうです.MAMEのソースによると,前述の16MbitのROMは,0xc00000から0xd7ffffまでにマップされており (先頭の12Mbitしか使っていない),その直後にPALの出力にアドレス線が繋がっている64MbitのROMが連続してマップされているそうなので,このROMの最後のアドレスは0x157ffffになります.これらのアドレスでそのままアクセスされているとすると,これらの2つのROMに対する_OEの生成には6bit分の情報が必要となることから,離れた1本はその辺の情報 (たとえばアドレスの25bit目) に対応しているのかもしれません.

というわけで,何となくPALが何をしているかが見えてきました.これなら,ダンプしたりしなくても,等価な回路を組めそうな気がします.どうやってPAL向けの回路を記述できるのか,まだよくわかりませんが,まあ,とりあえず部品だけでも買っておきましょう.早速,RSオンラインにあったATF16V8BQLを注文してみました.果たしてどうなるか・・・.

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