2011年10月6日の日記の1番目の記事へのコメント
■XRGB-mini見てきた
午後からCEATECに行ってきました.幕張遠いです・・・.
色々気になるものをチェックしてきましたが,まあここに載せるならここしかないでしょうw
今回の展示の目玉のXRGB-mini FRAME MEISTER.超低遅延をウリにしたアップスキャンコンバーターです.
背面はこんな感じ.HDMIとD端子が付いてます.古いゲーム機や基板は,正面のポートから出てる21ピンのケーブルに繋ぐ感じになります (上の写真の右端の方にちょこっと写ってる別のXRGB-mini参照)
実際,従来機 (XRGB-3) と比べてどれくらい低遅延なのかを確認するためのデモを見せて頂きました.同じPCから出ている映像信号をスプリッタで分配して,片方はXRGB-3を通して下側のモニタに出し,もう片方はXRGB-miniを通して上側のモニタに出しています.画面上の円は目盛で60分割されていて,白い点が秒針のように1フレームにつき1目盛時計回りに進みます.なので,上の画面と下の画面の白い点の位置の差を見ることで,両者の間での遅延の差を確認することができます.
写真を見ると,上のモニタの方の白い点は35分のあたりを指しているのに対し,下のモニタの白い点は33分と34分の間を遷移しているような感じになっています.XRGB-miniの方が,1フレーム程低遅延ということがわかります.
でも単なる相対的な話じゃなーと思うかもしれませんが,XRGB-miniでは,実際に入力と出力の間で生じている遅延を数値で出せるそうです.15kHzの基板 (MVS) の映像信号を入力させて,HDMIに変換して出力した際の遅延は,何と1.28ミリ秒.1フレーム16ミリ秒ちょっと (1/60) なので,この数字は相当凄いです (それに対して1フレーム遅れで着いてくるXRGB-3も十分凄いんですがw).後はモニタの性能次第ってところですかね.
他にも,写真はないですが,色々なスケーリングに対応していたり,普通にPS3の映像なんかも扱えたりと,機能てんこもりな感じでした.名前に「mini」とついていますが,小さいのは本体だけで,実際のところ,XRGB-3とは別路線を行く凄いやつという感じでした.
ちなみに,動いているMVSのタイトルはラストリゾートですw
こんな感じでプレイアブルな展示となっているので (画面がちょっと遠いですがw),近郊にお住まいで,いち早く遅延の差を体感してみたいという方は,是非CEATEC JAPAN 2011の会場に足を運んでみるとよいでしょう.今週土曜までやってますw
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2011年10月6日の日記の1番目の記事へのコメント
I guess the cost is similar to the XRGB-3.
(so the cost is not "mini"...)