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2010年 9月 4日 (土)

PC

夕方に,先日アマゾンでポチったモニタが届きました.三菱のRDT232WXです.

RDT232WX

MDT242WGと比べるとだいぶ小ぶりですな・・・.あ,23インチで1920x1080なのかw

設置してみた

この,ブロックを積み重ねる感じで高さを調整するギミックは面白いですね.土台の加工精度が少々悪いようで,一番下の段がなかなかカチッとはまってくれなかったのは残念なところですが・・・.

イマイチはまりが悪い感じ

一方,夜には同時に発注したレノボのキーボードも無事到着.半日くらいなら,同時に発送して頂いてもよかったんですが・・・.

ThinkPad USB トラックポイントキーボード

トラックパッドがないって素晴らしい.

ThinkPad USB トラックポイントキーボード

というわけで設置完了です.ここにThinkPad T60の環境をじわじわと移行していければと.とりあえずホームディレクトリのrsyncあたりから・・・.

設置完了

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solino 2010/09/08(水) 09:53:46
なんて言うか、PC周りに邪念が無いですな!
少しはこう、萌えグッズの一つや二つ(ぉ
nosuke 2010/09/10(金) 03:19:53
あ,いわれてみれば確かに何もないですね・・・
でも何か置いても,すぐ作業の邪魔になってどけてしまいそうw

基板修理・メンテ

rsyncが全然終わらないので,環境構築は後にして,たまっていた基板のメンテとかをしてみることにしました.最初は古今東西干支物語のコンデンサもげから.このコンデンサ,アンプの+12V用っぽいんですが,もげてても普通に動いて,普通に音出るんですよね.まあでも気持ち悪いので直しちゃいましょうってことで・・・.

干支物語のもげたコンデンサ

たまたま手元にストックがあった同じ耐圧・容量のコンデンサをそのまま利用します.何用に買ったんだろうこれ・・・ (;´Д`)

16v1000uFのコンデンサが出てきた

にしても,干支物語の基板は,いかにも再利用しましたって感じの板ですね・・・w.ちなみに,これ,ビスコのゲームですが,板はタイトーの板です.

再利用感溢れる板

せっかくなので,はんだシュッ太郎のチップも,先日購入した,穴の径の小さいものに交換することにしました.途中,バネが歪んでしまって結構手間取りましたが,どうにか交換成功.

チップ交換完了

で,無事にもげたコンデンサを外して,新しいコンデンサを取り付けることができました.さて,動かしてみましょう.

・・・あ,あれ,何かすごく音いいんですがw.ここ,前からこんな音出てたかな・・・w

VISCO

というわけで,改めて,古今東西干支物語です.

古今東西 干支物語

こんなお話.

デモ

十二支を相手に戦っていく落ちものパズルです.結構遊べますw.ヤフオクで超安く出てるので,是非是非w

プレイデモ

次は,故障基板とかではないんですが,買って全然チェックしていなかったタンブルポップを.

DATAEAST

わーい.

タンブルポップ

床ものです.大変面白いです.音楽もすごくいいです.

プレイデモ

暑い中届けてくださった陽さんたちにあらためて感謝.

プレイデモ

さて,次はこれ行きましょう.セガのSYSTEM32のJリーグ1994.

Jリーグ1994

これの電池交換をしてみます.電池 (CR2032) は,上の黒い四角い箱に入っているんですが,この箱,何と通電していない状態でサブボードから外すと,その時点でゲームは上がらなくなってしまうらしいです.つまり,ROMなどと違って,絶対外してはいけない部品なわけですね・・・.

FD1149

幸いにして,piyoさんを始めとする何名かの勇士によって手順が確立されているので (piyoさんのところではバーニングライバルやJリーグ1994がいくつか犠牲になったようですが・・・),ここはそれに従って進めるのみ.

まず,こんな感じで,電池ホルダーにリード線をはんだ付けしておきます.配線は10cmくらいあれば十分かと.

電池ホルダーとか

あと,爪楊枝を用意しておくと,後で羊羹の中の電池をひっぺがす際に便利です.

爪楊枝

続いて,サブボードをマザーボードから外し,4箇所のネジを外しておきます.その際,勢い余って羊羹を引っこ抜かないように注意しましょう.

羊羹のネジを外す

ネジは結構固く締められおり,ナット側を押えていないとうまく外せませんでした.

ナットを押えないと大変かも

羊羹のネジを外したら,サブボードをマザーボードに装着し,電源を入れます.

サブボードをマザーに装着

そのまま10分くらい通電します.その間,はんだごてやはんだシュッ太郎を温めておきましょう.羊羹を外してから温めていては間に合いません.

通電

10分くらいしたら,いよいよ作業開始です.今回は,羊羹を引き抜く前に,クレジットを入れてみました.Jリーグ1994は,クレジットを入れるとこの画面になって先に進まなくなります.羊羹は電源を入れたまま引き抜くのですが,その際,場合によってはゲームが固まることがあるらしいんですね.色々実験したpiyoさんによると,そうやって固まったままの状態で長時間放置すると,サブボードは死んでしまうらしく,羊羹を戻しても復活しないとか何とか (固まったらすぐに羊羹を戻してリセットすれば大丈夫らしい).そして,クレジットを入れてゲームをプレイ可能な状態にしておくと,羊羹を引き抜いた際に固まりにくくなる傾向があるとかいう話.それって,つまり,羊羹がない状態でプログラムが特殊なメモリアクセスを行うと固まるとかそういう感じなのかな・・・?

クレジットを入れた状態

まあ,何にせよ,今回はクレジットを入れてこの状態にした上で作業をしました.この状態で,さっと羊羹を引き抜いても,固まることはありませんでした.写真だとわかりませんが,画面の文字がちゃんと点滅しています.

引き抜いたばかりの羊羹です.裏に蓋がついています.蓋は,羊羹の側面から爪を押すことで外すことができます.

羊羹の腹側

蓋を外すとこんな感じになっています.ご覧の通り,CR2032ははんだ付けされているため,はんだを2ヶ所吸い取ってひっぺがす必要があります.ここで,はんだシュッ太郎と爪楊枝が役に立つわけですね.手早く電池を爪楊枝で起こしながら2ヶ所のはんだを吸い取って,電池を外しましょう.

蓋を外したところ

ちなみに,上記写真は,電池の左上がマイナスで,右上がプラスになります.マイナス側のランドのすぐ横にはチップ抵抗だかチップコンデンサだかがあるので,ちょっと気をつけた方がいいかもしれません.既存の電池を外したら,今度はここに先ほど作っておいた電池ホルダーのリード線をはんだ付けします.

リード線をはんだ付け

上の写真では,左側にリード線が出るようにはんだ付けしてしまいましたが,これだと蓋ができなくなってしまうので,可能なら,右に出すようにつけた方がよいかもしれません・・・.

ここまでできたら,電池ホルダーに電池を入れて,最後に羊羹をサブボードに装着します.

電池を入れて羊羹を装着

羊羹を戻すと,ゲームが固まりますので,すかさずリセットします.これで一段落です.後は電池ホルダーを両面テープなどで羊羹の上にでもガッチリ固定すればよいかと.しばらく通電した後,電源を切ってサブボードを外して,再度羊羹をネジ止めして完了です.

電池ホルダーを固定

ちなみに外したこの忌々しいCR2032ですが・・・

外した電池

電圧を測ったらこんな具合.元々が3Vなわけで・・・(;´Д`)'`ァ'`ァ

9.8V

とりあえず,動いているようなので,大丈夫そうです.はー,疲れた.ちなみに,電池交換後,サブボードを抜き差ししているうちに,どこか接触が悪くなったようで,画面が正常に描画されないという問題が発生しました.正直,失敗したかと思って非常に焦りましたw

動いたらしい

残りの2タイトル (バーニングライバルとソニック) は時間がある際にまた・・・.

続いては,1P側の入力がおかしくなっていたサボテンボンバーズを修理.前回,色々いじっているうちに,いつの間にか1Pの入力が効くようになったんですが,今回,動かしてみたら,また効かなくなっていました.問題があるのは,IC14の74LS245でほぼ間違いないと思われます.

手元に74LS245の在庫がなかったので,ジャンクのキングオブボクサーから移植します.問題の石を外して・・・.

74LS245を外した

ひっぺがしてきたものを移植.ちなみに,その際,一度間違えて,サボテンボンバーズから外した74LS245を再度サボテンボンバーズにはんだ付けし直すという大ポカをやらかしたりしましたw.ここでも先ほど交換したシュッ太郎の新しいチップが大活躍です (径が小さいからか,心持ち強く吸えているような).

交換完了

そしてテストモードに・・・無事入れた! そして入力は・・・キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

正常になった

ボタン2が押せるようになり,ボタン4が押しっぱなしの状態になったりすることもなく,さらに,全ボタンがきちんと連射できるようになりました.

というわけで,やはりこいつが死んでいたようです.わーい,また修理レベルが少しあがったぞw

故障していた74LS245

最後.天地を喰らうIIを開けてみました.

天地を喰らうII

このバリオームが腐っているのか・・・.このタイプのはもう売ってないらしいんですよね・・・.むき出しの基板なら,別の形のに付け替えちゃっていいんですが,天地を喰らうIIは,ケースにしまったままの状態でも音量が調節できるような構造になっているため,非常に面倒です.

腐った半固定抵抗

CP1の一部に乗っている電池.これは並列つなぎで交換するしかないと聞きますが,下のボードと分離させることは問題ないんですかね・・・.

CR2032

ああ,折れてる・・・.プラスチックの劣化が激しいためか,ケース内はあちこちガタがきてます.

折れてる

そして大嫌いなあの電池がここにw.こっちはソケット化かなー.

ER3

とにかく,電池交換以前に,各ボードを一旦分離しても大丈夫なのかどうかが知りたいですね・・・.

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solino 2010/09/08(水) 09:51:31
こういう電池交換技術って、皆さんで本にまとめたらソコソコ需要ありそうだ・・・。
あ、必要な人はそういう人達だから、既に要らないのか?w
しかし、電池そこらじゅうに有るもんですね〜今は電池に変わってフラッシュチップだから、数十年後の基板マニアは旧フラッシュチップの入手に翻弄されるんだろうかw
nosuke 2010/09/10(金) 03:14:08
いやー,需要あると思いますよ.ものすごく局所的かと思いますが(笑)
もっと色々知見が増えれば,何かの形でまとめてみたいものですが,
いかんせんまだまだ経験が浅くて・・・
いやしかし,数十年後ですか・・・なかなか想像できないですね(笑)

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