2010年10月8日の日記の1番目の記事へのコメント

メガシステム32

メガシステム32について情報を集めているうちに,こちらのHMDさんのエントリが気になり,何となく手元のマザーボードで調べてみること.

YAC513のデータシートを見ながらテスタやロジックプローブを当ててみたんですが,SELはGNDにつながっていて,LRCKがぱたぱたしているので,YAC513自体はステレオで動いているように見えます.ちゃんとCH1とCH2の出力がそれぞれオペアンプに行ってるし.これでYAC513の出力がモノラル(どちらのチャネルからも同じ音が出ている状態)になってしまうということは,周辺の設計がまずいのか?あるいは,最初からソフト的にモノラルのデータが出てしまっている?

YAC513とその周辺

先ほどのエントリのリンク先にあるこちらの記事のコメント欄を見ると,デジタルデータを横取りして別口で引き出すとちゃんとステレオになっていたという話が.そしてHMDさん自身も同じやり方で湾岸戦争やP-47 ACESなどからステレオデータを取り出せたらしいです.なんと.となると,周辺の設計の問題なんだろうか・・・?

まあ,とりあえず試しに聴いてみますかね.基板上のDACの出力から直接信号を引き出して,ベストバウトボクシングを動かしてみましょう.・・・お,タイトル画面のところで,わずかに音が左右に振れているような感じがします.

とりあえず,色々実験する上でDACの出力から直で取るのは不便極まりないので,メガシステム32用のステレオケーブルを作っちゃいましょう.メガシステム32はステレオの左がJAMMAのコネクタから出ていて,右が基板上のピンから出ているという構成.一方,うちの自作コントロールボックスはそういう構成は想定しておらず,2回路2接点のスイッチを使って,「左右両方をJAMMAから取る」パターンと「左右両方を外部入力から取る」パターンの2パターンを切り替えることしかできません (この辺参照)

なので,メガシステム32みたいなタイプに対応するには,JAMMAのハーネスの途中で音声を分岐させて,コントロールボックスの外部入力の左チャンネルの方に突っ込むか,あるいは現状2回路2接点のスイッチを1回路2接点のスイッチ2個に分けて,「左をJAMMAから取りつつ右は外部入力から取る」というパターンをサポートする必要があります.今回は,手元のパーツの在庫や仕上がりなどを考えて後者を採用.このスイッチを置き換えます.

スイッチを2個に分ける

元々あるスイッチの穴の横にもう1個穴を空けて・・・あ,ちょっとずれた (;´Д`)

穴をもう1個空ける

はいできあがり.

できあがり

続いてメガシステム32の基板とコントロールボックスの外部入力をつなぐ線を作ります.基板側のコネクタにぴったり合うコネクタも手元にありました.わーい.

コネクタ

こんな感じで変換ケーブルを作ります.反対側のコネクタから先は,既存のコナミとかの基板で使っているステレオ用のコネクタと兼用できるようにしてあります (この辺参照)

ケーブル作成

わかりにくいですがこんな感じで接続.

接続

無事音が出ました.お,何か早押しクイズグランドチャンピオン大会もステレオで鳴ってるような気がするけど気のせいか? いやしかし,ここはやはり湾岸戦争で試したいところですね.音楽格好いいし,湾岸戦争,狙ってみるか・・・.

あと,例の画面にノイズが出るマザーですが,コネクタが怪しいんじゃないかというアドバイスを複数頂きまして,再度念入りに実験してみたところ,何とこのコネクタの裏を素手で押えるとノイズが激減することが判明しました.うーん,接触なのか?半田盛り直したら改善するのかな?

ピンが1本折れているコネクタ

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