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2009年 5月24日 (日)
■XEXEXの音が出ない問題
電源について色々調べたり似た構成の基板で同じ症状が出ていないか探したりしているうちに疲れ果てて寝てしまったんですが,寝てる間に「ああ!この部品をつけていたせいで音が出なかったのか!」という夢を見ました,マジで.病気だw.もちろんそんな部品つけたりしてないので全然関係ないんですがw
で,起きて再度昨日の状況を確認しようとそのままの環境で通電してみたら・・・なんと音が出るではないですか.昨日あんなに苦しんだのは一体・・・.一応+5Vの電圧を測ってみると4.7V台.昨日と何も変わってないし.+12Vも11.97Vなんでほぼ問題ないと思われ.何なんだろうな,これ.まあでもチップが死んだとかそんなんではなくて本当によかったです.
再現性があるのか気になるのでヒートラン開始.時々ブツブツ音とノイズが混じったりするのが気になりますが,2時間近く動かし続けても音が止まる気配はありません.素晴らしい.が,一旦再起動させたらまた鳴らなくなりました _|‾|○.ぬおー,本当に何なんだ.
このパターン,電解コンデンサかなぁ.でも基板上には殆ど電解コンデンサが見当たらないし.あるのは電源端子のすぐそばとアンプの出力の先にあるでかいやつ,それからこの黒いのに覆われていて中が見えないけど,どう見ても表面実装の電解コンデンサが並んでんだろこれという感じの謎のモジュール054544・・・.
黒いところをよく見ると,汚れているのとはちょっと違う,溶けたような感じになってます.樹脂が劣化しているだけなのか,それとも・・・.
で,結局これは一体何なんだというわけでググってみたらこんなページがヒットしました.な,直しとる.
the capacitor leaks and this will corrode the traces on the ceramic substrate causing the sound to fail or go very quiet.
な ん だ と.超あやしー.MB3722ってのはすぐ横にある上にヒートシンクのついたチップです.調べてみたら富士通のオーディオアンプらしい.データシートも入手できました.
さらに調べてみると,この辺に,裏側には DAC (AD1868) とオペアンプがついているなんていう情報も.
うーん,イマイチよくわからん.とりあえずまわりの樹脂を剥いてどんなコンデンサが使われているか調査してみます.
何か人によっては悲鳴を上げそうな状況ですが,売る気なんてサラサラないし,見た目がちょっと違っても,とにかく実機としてきちんと動くものを残すことが大事 (?) なのでここは攻めてみます (本当にここに問題があるのかはっきりしてない状況ではありますがw)
で,とりあえずわかったこと.
- 8個ついている大きなコンデンサは多分どれも耐圧16Vの47uF
- 大きなコンデンサ8個の丁度真ん中にあるコンデンサは多分耐圧16Vの10uF
- 大きなコンデンサは2個ずつ並列になっていて,MB3722につながっている (MB3722のデータシートで100uFとなっているものを実現していると思われる)
- ちなみにMB3722はコナミのロゴに近い側が1ピン
- コナミのロゴを左に見て右端にある2個の小さなコンデンサはおそらく4.7uF (はがしてみたものの印字がうまく読み取れず(´・ω・`) )
- 右端の2個のコンデンサも並列になって使われているようだが用途不明 (裏側についた部品用?)
- コンデンサの上の被覆はセロテープを貼って剥がすとあっという間にとれるが,一緒にコンデンサの上に印刷された文字まで奪っていくのであまりにもおすすめできない
右端の2個の小さなコンデンサの容量がはっきりしないのが辛いところです.こちらのページの写真からも容量が読み取れず・・・.まあ,4.7uFの2並列と見て10uFにサクッと交換してみるのもありかもしれませんねぇ.というわけで今日はここまで.続きはまたそのうち・・・.
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少なくとも片方は音が出てもよさそうなのですが。。。
DACにClockとDataって来ているんでしょうか?
出なくなりました(´・ω・`)
言われてみれば1個だけ不良とかだったら片方だけは元気に動いても
良さそうですよね.
コンデンサがどれもこれも半死状態なのかな.
あるいは漏れた液によって色々大変なことになってるとか・・・.