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2008年 5月15日 (木)
■vi協調モードでのuim.elの挙動
これですが,試してみたところ,確かに1.4.2では Escape を押しても日本語入力モードのままで Escape が処理されるけど,1.5.0では直接入力に戻った上で Escape が処理されますね.が,これはバグというより仕様かと.
1.4系でvi協調モード時にuim.elでEscapeを押しても日本語入力が維持されるのは,意図的にそうしていたわけではなくて,Escapeを特別扱いしていた関係で,たまたまそうなっていただけっぽいです.これまで,vi協調モードとEmacsを組み合わせて使うことなんて考えたことすら無かったですし・・・.
まあ,でも,そうは言っても確かにこの挙動では使い勝手が悪いっすよね・・・.というわけで,プリエディットや変換候補がない状態でEscapeが押されたときは,Escapeをuimに渡さないようにできるようにしてみました.パッチはこちら.これを当てて,.emacsとかに↓と書いてください.
(setq uim-ignore-single-escape t)
ただ,viを効率よく操作するための特殊な機能 (?) に合わせるのもどうなんだろうなぁという気も.結局,vi協調モードが有効になっていると,Escapeをuimが横取りすることになるので,他のブリッジでも日本語入力しつつ,何かのショートカットとしてEscapeを打つようなシチュエーションでは,同じ問題が起こりうるわけで・・・.どうしたもんかねー.vi協調モードをトグルするキーバインドをuim-anthy側で用意するとかして,vi系のアプリを使うときだけ有効にできるようにするとか? vi協調モード愛用派から文句出そうだけどw
■Flashplayer 10
さっそくLinuxのβ版を入れてみたわけですが,日本語入力に関しては「まるで成長していない・・・」な上に,YouTubeの貼ってあるページを開いた瞬間に落ちたり (常に再現するわけではないけど) となかなかの不安定っぷり.というかこれを見てしまうと,β版というよりα版レベルなんじゃないかという気が・・・.というわけで9系に戻しちゃいました.残念.
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