2004年6月9日の日記の2番目の記事へのコメント
■T40とVMWare
VMWareは動作自体は快調なんですが,インストールでちょっとはまりました.というか,まだはまったままです. VMWare起動すると,途中でvmware-vmxという実行ファイルが呼ばれるんですが,これ,setuidされてます.そのため,vmware実行時に環境変数にセットしたLD_LIBRARY_PATHを引き継いでくれず,ライブラリパスにXのライブラリの在処が入ってない場合,libX11.so.6等が見付からないと言われて上がってくれません.自分のT40の環境では /etc/ld.so.confが空っぽなので,まさにこの状態が発生. ld.so.confにXのライブラリパス書き足すのは嫌なんで何とか別の方法でと思い,バイナリヘッダにRPATH埋め込めんかと調べてみたところ,chrpathなんてのを発見!こりゃすげえ,と思ったのも束の間,READMEを読むと「Eventually, I hope to be able to add an rpath if it is missing.」とあります・・・.vmware-vmxのバイナリヘッダにはRPATHが元々ないんでこれ使えませんね・・・.終了.
それなら,vmware-vmxのsuidビット落としておいて,適当に自分でvmware-vmxをexecするだけのランチャを書いて,ランチャのコンパイル時にRPATHを与えておき,これをsetuidして実行すればうまくいくかと思ったんですが,こっちはvmware-vmxが内部で律義にsuidの有無をチェックしており,一般ユーザがsuidビット落とした状態で実行できないようになってるため,やっぱりうまくいきませんでした. もうどうしようもなさげなので,とりあえずvmware-vmxからsuidビット落としてvmware自体をrootで動かすという妙なことをやってます・・・.root実行が許されるのはLindowsまでだよねー.キモーイ.・・・なんとかせねば_|‾|○.
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