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2023年 9月 4日 (月)
■基板
92641C-1だとPICによる起動時キー書き込みがうまくいかない問題、ロジアナで波形を見てみたら、クロック (波形画像の緑色の信号)やStrobe (波形画像のオレンジ色の信号) を LOW→HIGH→LOWと信号を変化させる際、信号がHIGHになっている時間がやたらと短いことがわかりました。
試しにHIGHになったら10μ秒くらい待つように処理に待ち時間を入れたところ92641C-1でも起動時キー書き込みがうまくいくようになったようで、ゲームが起動するようになりました。うーん、どういうことだろう・・・w
次に、CPS-B-21より前のBチップを搭載した基板で起動時キー書き込みの実験してみます。ターゲットはとりあえずチキチキボーイズ。過去にArduinoでキーを書いて動かす実験には成功しているので、起動時キー書き込みも普通に行けるはず。
が、92641C-1でも90631C-5でも起動してくれませんでした。波形を見ると、何やら電源投入後、PICが動き始めるよりも相当前からデータバスに信号が流れているようです。先日、殿様の野望2で確認した際は、CPUがリセットを解除するまでデータバスに信号らしきものは見られなかったので、だいぶ状況が違いますね。これがキーの書き込みと衝突して失敗してしまっている?
2023年 9月 3日 (日)
■基板
CPS1 Desuicider のコードをいつものPIC (PIC12F509) に移植してみたので、これを使って起動時キー書き込みが可能かどうか試してみました。
まず準備として、BボードとCボードの間に割り込むためのアダプタを作成していきます。40ピン (20ピン x 2段) のキー付きのコネクタのオスとメスの足同士を直接ハンダ付けしてこんなのを作成。
試しにCボードに装着してみました。なかなかいい感じですw
さらにそのままBボードに装着してみました。下側のピンずれには注意が必要ですが、これまた非常にいい感じです。
「こんなのわざわざ作らなくとも、直接Cボードのコネクタのハンダ部分に配線すれば良いのでは?」と思われるかもしれませんが、キー書き込みで使うピンのうち、19番ピンと20番ピンはBボード側でGNDに配線されてしまっているため、こういう下駄を作るなどしてBボード側と切り離さないといけないんですよね。なので、今回作成したコネクタでも19番ピンと20番ピンのところだけはメスコネクタ側のピンを抜いてあります。
で、改めて、ここからキーの書き込みに必要な信号の線を引き出します。引き出すのは 19番ピン (Cボード側)、20番ピン (Cボード側)、61番ピン、62番ピンの4信号 と 電源 & GNDという感じ。
改めて殿様の野望2のBボードに装着してみました。こんな具合。
カプコンワールド2のサブボードに作ったアダプタを装着し、キンドラのCボード (90631C-5) を装着。
とりあえずPIC側はこんな感じの簡素な構成ですw
起動時キー書き込みでいきなり立ち上がりました。凄いw
Bボードを殿様の野望2に交換。
PICから、電池なしのときと同じ挙動になるようなキーを書き込むようにしてやったらこちらも起動しました。素晴らしい。
ただ、Cボードが92641C-1だと起動してくれませんでした。
このCボードに電池を載せて、CPS1 Desuiciderでキーを書いてやったらマッスルボマーが起動したので、Cボード自体はまったく問題ないと思うんですよね。うーん、なぜだ。
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2023年 9月 2日 (土)
■基板
CPS1 Desuiciderのコードとこちらの回路図を見比べてみたりしてました。CPS1 Desuicider側にちょっとだけ冗長な処理があるので、そこは省略できそうですが、それ以外で大きく削れるところはないかな。あと、こっちの回路図ではCD0がSEC-DATAでCD1がSEC-CLKってなってるけど、これ逆ですね。一瞬混乱しましたw
また、殿様の野望2の基板で、電源投入直後の信号の様子を観察したりもしてみました。CPUが動き出すまでがだいたい300ミリ秒で、それまでの間はデータバス (下位2bitをキー書き込みに使う) 上に特に何も信号は流れていないようです。これくらい時間が空いているなら、起動時キー書き込みも余裕かな?
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2023年 9月1日 (金)
■ティアーズオブザキングダム
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■基板
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