2023年7月23日の日記の1番目の記事へのコメント

基板

昨日86S105をソケット化したクイズ三國志の基板でキャラ化けするようになってしまった原因を調べてみました。症状から考えると、表示位置が水平方向に大きくずれている感じです。何故か出回っている1943の回路図を見てみると、86S105で水平表示位置に関係していそうな名前の信号が40番ピンから48番ピンのあたりに出ています。そこで、この辺を中心にテスターで調べてみたところ、48番ピンと49番ピンの間 (画像の矢印の間)で短絡していることが発覚しました。49番ピンはGNDに落ちている信号なので、これのせいで表示位置が大きくずれてしまっていたようです。

短絡箇所発見

目視だと、ソケットのパーツが邪魔をして確認できませんが、49番ピンの側面を針でゴリゴリ削ったら短絡が解消し、表示も問題なくなくなりました。確たる証拠はないんですが、もしかしたら低温ハンダの残骸が悪さをしたのかもしれませんね。低温ハンダで部品を剥がした際は、いつも以上に入念な跡地の清掃が必要そうです。気をつけねば・・・。

画面化け直った

というか、そもそもソケット取付後、すべてのピンについて隣とショートしていないか、ハンダ面側からテスターで確認しているんですよね。それなのにショートがあったということは、チェックをすり抜けたということなわけで・・・。テスターの針がきちんとハンダ部分に接触していなかったからか?このチェック方法にも何かしらの改善が必要そうですな・・・。

で、ここからが本番。低温ハンダでスーパーマル禁版の86S105を取り外してみたいと思います。スーパーマル禁版は 86S105と BUNRAKU の距離が近いので、低温ハンダでないとかなりリスクが高いと判断しました。

マル禁版の86S105

あらかじめ、ハンダ面側からハンダを吸い取っておきます。

ハンダ面側からハンダを吸い取り

前回よりもフラックスは気持ち多めに塗布。

フラックスは多めに

低温ハンダの量はまた前回と同じくらいですかね。今回も一瞬とはいかず、3分くらいかかってしまいましたが、無事外すことができました (ハンダを盛ったところはまたしても写真撮り忘れw)。

86S105の跡地

外れた86S105

跡地をきれいに清掃したら、ソケットをハンダ付け。今回も裏側の穴から流し込む作戦で取り付けようとしたんですが、一部のピンになかなかハンダが乗らず結構苦戦しました。これも低温ハンダの影響だったりするのかな?うーん、難しい・・・。

ソケット化完了

何とかハンダ付けも完了し、導通も大丈夫そうだったので、86S105の良品を装着。

86S105の良品を取り付け

さて、どうだ・・・来た!スプライト化けが直りました!

キャラ化け解消

スコアランキングの表示もバッチリです。やはりスプライト化けは、86S105の故障が原因だったんですな。

スコアランキングの表示もバッチリ

はー、スッキリ。そして超安堵。

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