2023年10月28日の日記の1番目の記事へのコメント
■基板
昨日うまく動作することを確認したワンダー3の色化け対策は、マザーボード側の改造をベースにしたものでした。今日はこれをCボードとBボードの間でやってみます。
結果は大成功。見事にマザーボード側で対策したのと同様の結果が得られました。
ただ、マスク期間がHSYNCピッタリではなくラインの途中から始まってしまうためか、右下の方にちらつきが出てしまいます。次はこれかw
LUTOEとVSYNCの合成の代わりにVBLANK信号を使ってみたら、半端に表示されていたラインが消えてきれいになりました。VBLANKはHSYNCとほぼ同じタイミングでLowになるからだと思われます。VBLANKは元のLUTOEがHighになる期間とVSYNCがLowになる期間の両方を包含しているので、これを使えば元のLUTOEもVSYNCも不要になりますね。
多分ラインごとの色補正の方も、HBLANKを使えば、わざわざシフトレジスタで遅らせたHSYNCを用意しなくてもきれいに色化けを解消できるんじゃないかという気がするんですが、なぜかHBLANKはCPS-B-21からCボードのコネクタに配線されていないんですよね。なので、お試しはできても、これをCPicS1で使うのはちょっと非現実的そうです (というのを理由に試していなかったりしますw)
ところで、この信号の合成、今はHSYNCを74HC273 (D-FF) で遅らせて、これを74HC00 (NAND) でVBLANKとANDして反転させることで実現しているんですが、これだと部品が追加で2個も必要になっちゃいます。特にNAND 1回路のために74HC00を入れるのはちょっと微妙。そこで、以下のようにして 74HC00 を省略することを考えてみました。
- VBLANKをD-FFのリセットに繋ぐ。これによりD-FFの出力がVBLANKと遅延させたHSYNCのAND相当の信号になる (厳密にはANDにならないケースもあると思うけど信号の特性上問題ないはず)
- 1回分路余っている4053のマルチプレクサを利用して、NOT相当の回路を作る。具体的にはマルチプレクサの選択信号がLowのときに選ばれる側の入力信号をHighに、選択信号がHighのときに選ばれる側の入力信号をLowに、それぞれ固定することで、選択信号を反転させた値が出力されるようにする
- D-FFの出力 (VBLANKと遅延させたHSYNCのAND相当) をマルチプレクサの選択信号に入れ、反転させる
が、CPicS1の回路の4053回りに手を加え、ブレッドボード上の外部の回路を修正してみたところ、起動時キー書き込みがうまくいかなくなってしまいました。原因切り分けのために、PICを外してオリジナルのCボードで動かしてみたら何か映像が大変なことに(汗)。何だこりゃ。
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