2023年10月20日から2023年10月16日までの日記を表示中

2023年10月20日 (金)

基板

今日はまず、印刷した修正版のCPicS1基板とユニバーサル基板を使ってCPS1.5で位置合わせから。前のバージョンから上段のコネクタの位置を1ピン分内側にずらしていますが、まあ特に変なところに当たるような問題はなさそうです。

紙に印刷して位置合わせ

次に既存のCPicS1基板を使って再度高さについての検証を実施。やはりCPS1.5のカバーは、92641C-1のPALのソケットの足などの出っ張りを寝かせて、Cボード接続用に秋月の細ピンヘッダ(樹脂部分が薄い)を使って、さらにCPicS1の基板を1.2mm厚で作るところまでやって、ようやく許容できるレベルで閉まるようになる感じですね。キット化する際は、CPS1.5向けとCPS1向けとで分けて、CPS1.5向けのコネクタはこの構成にするのがいいかな。

Cボードのピンを寝かせたところ

ギリギリ閉まる感じ

続いて、CPicS1の試作基板 (この前とは別個体) にCPS1.5向けのプルダウン抵抗を取り付けたり。早くリファインした基板を作りたい・・・。

Bボード側のプルダウン抵抗

Cボード側のプルダウン抵抗

この後、XSYNC-1を使って21ピンRGBをKVC液晶とRetroTINK-5X or Framemeisterに分岐させるようにしてみたんですが、マッスルボマーの音がまったく出なくなってしまい超焦りました。原因は単なるJAMMAのエッジコネクタ部分の接触不良だったようです。あー、これ、よく接触不良を起こすんだっけ・・・。

XSYNC-1でKVC液晶とアップスキャンコンバータに映像を分岐

スーパーマリオワンダー

スーパーマリオワンダーを買ってみました。2Dのマリオ、WiiのもWii Uのもいまいち合わない感じだったんですが、果たしてこれはどうかな。

マリオワンダー購入

CD

積みCD崩しの続き。2006年に買って以来、ずっと未開封のままだったLegend of Game Musicを開封してみました。聴いていきたいと思います。

Legend of Game Musicを開封

2023年10月19日 (木)

基板

CPicS1で起動しない天地を喰らうII、よくよく観察してみると、操作には反応することがわかりました。ハングアップしているわけではなく、何らかの理由でキー情報が正しく書けていない状況のようです。その証拠に、CPicS1に元の天地を喰らうIIのCボードを乗せて、PICをつけずに電源をいれると普通に立ち上がります。マッスルボマーで出ていたような問題とは根本的に違うようです。

CPicS1 PICなし + 元のCボードの構成

これだと起動する

もしかして、今実験で使っている天地を喰らうII (921002版 (Ver.B))は、メジャーな921031版 (Ver.C)と違うレジスタ配置だったり・・・?まさかとは思いつつも念のため、ダンプしたROMをMAMEで動かしてみたところ、これが正解でした。Ver.Bは想定と全然違うレジスタにアクセスしていました。

Ver.B のプログラムROM

ダンプしてMAMEで動かしたら想定外のレジスタアクセスを知らせるメッセージが

デバッガで確認したら全然違うところを触っていた

どうやらVer.Bが期待するCボードのコンフィギュレーションは、921031版と異なり、ストIIダッシュやクイズ殿様の野望2などと同じ、電池なしのCボード (92631C-6) と同じもののようです。試しにPANG!3についていた 92631C-6 を載せてみたら、ROMを改変することなく絵が出ましたw

PANG!3のCボードを装着

普通に起動した

MAMEのコードをよく見ると、欧州版の921002や、アジア版の921005 も同様にストIIダッシュなどと同じコンフィギュレーションを要求するようです。知らなかった・・・。初期版と後期版でキーが違う感じなんですかね。

というわけで、起動時に書き込むキー情報を、天地を喰らうII用のものから、電池なし相当のものに変えてやったところ、あっさり起動してくれました。

電池なし相当のキーを書き込むようにPICを修正

無事起動するようになった

正しいキーであっさり起動したのは、対CPS1.5のタイミング的な問題についてマッスルボマーで解消方法を確立できていたお陰ですね。逆に考えると、もし最初に天地IIで起動実験していたら、二重に起動しない要因があって大ハマリしていたということか・・・。危ないところでした。

2023年10月18日 (水)

基板

昨日、あまりに配線が大変になりそうなので一旦断念したCPicS1のCボード側のコネクタの移動ですが、改めて落ち着いて確認してみたらコピペで楽に行けそうな気がしてきたのでやってみました。結果、何とか一通り配線することに成功。これでCPS1.5に入れた際に、92641C-1がケースカバーの柱の根元に干渉するリスクが減らせそうですw

Cボード側のコネクタを左に1ピン分動かした

あと、これまで、一部の限られた個体でしかCPicS1の動作を確認してこなかったため、リファインする前にもっと多くの基板でテストしておきたいところです。というわけで、ひとまず手近なところにあったワンダー3と天地を喰らうIIで確認してみました。

ワンダー3はあっさり動作。このサブボードはROMがCボードの近くにまでぎっしり実装されているため、CPicS1はメスコネクタで高さを出すか、オスコネクタのピンが飛び出さないようにカットするなどの対策をしないと干渉しちゃいますね。

ワンダー3は普通に動作

一方、天地を食らうIIは、何とまったく起動してくれませんでした。電源を入れても画面が真っ暗なままです。マッスルボマーを彷彿とさせますね。うーん、何だこれは。

天地を喰らうIIが起動しない

2023年10月17日 (火)

基板

CPicS1の基板のリファインに着手しました。とりあえずプルダウン抵抗用のパターンを4個分追加するのと、PICなどのICソケットの位置変更を実施。これで90631C-5装着時もCボードを外さずにPICだけつけ外しできるようになります。

CPicS1修正開始

あと、できることならCボード接続用のコネクタを左に1ピン分ずらしたいところなんですが、試しにずらしてみたら配線がひどいことになって収集がつかなくなったため断念しましたw

2023年10月16日 (月)

基板

昨日の考察を受けて、Bボードと4053の間にも4.7kΩのプルダウン抵抗を追加してみました。これまた苦しいw

Bボードと4053の間にプルダウン抵抗追加

普通に動きます。こっちを標準にしておくのが良いかな。

普通に動作

ここでふと魔が差して、この背の低い突起付きのメスコネクタ + 細ピンヘッダの組み合わせのCPicS1のピンヘッダの樹脂パーツを抜いてみることにw。先日のロープロファイルピンヘッダでは樹脂パーツの抜き取りが大変でしたが、こっちは普通にはんだ付けしていてもピンが緩んで抜けたりするくらいなので、簡単に抜けるのでは → キット化した際に標準手順に加えても大丈夫だったりするのでは・・・と思いまして。

というわけで早速挑戦。もちろんまったくスルッという感じではないですが、ピンが薄くて細い上に、1x20を2個並べて付けていることもあって、やはりこの前やったロープロファイルの樹脂パーツ抜きよりも圧倒的に楽ですw

樹脂パーツ抜き開始

あっという間に 8列分抜き終わりました。

抜けた

前回同様、これをやると、92641C-1のPALがCPicS1のBボード側のメスコネクタのピンと干渉してしまいます。なので干渉する箇所をカット。

PALと干渉するピンをカット

92641C-1を嵌めてみました。奥まで差し込むことができますね。ちょっと当たっているようにも見えますが、まあ、PALのパッケージ自体は絶縁体なので、万一カットしたところに接したとしても大丈夫なはずw

奥まで差し込んでもOK

Cボード側のオスコネクタにボックス型を使ったもの (左) と比べると、92641C-1を搭載した状態で3mm近く下がりました。樹脂パーツ分の差ですね。すごい。

通常構成に比べて3mm近く下がった

もちろん普通に動きます。

普通に動く

そして、さすがにここまでやると、上側の面のICソケットなどのピンが立った状態のCボードでもカバーが一切の浮き無しで閉まります。

ピンが立った状態のCボードで確認

完全にカバーが閉まる

どうしても高さを下げたい人向けの、最終手段としてはギリギリ使える感じかな。Cボードの抜き差しに弱くなりそうな気もしますが、CPS1.5なら滅多に抜き差ししないでしょうし。

この後は、CPicS1の基板修正で、PICの場所を変えても大丈夫か確認したりしてましたw

PICの場所を変えても大丈夫かどうかの確認

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