2020年3月31日から2020年3月1日までの日記を表示中

2020年 3月31日 (火)

基板

今日はCPS3のカートリッジのエッジコネクタがどこに繋がっているのかを調査。非常に配線が追いやすく、一通り調べ上げることができました。気になるのはシリアル入力RXDとシリアルクロックSCKがエッジコネクタまできっちり配線されている点ですね。怪しい・・・。

2020年 3月30日 (月)

ピクミン3

なぜか最近また個人的Wii Uブームが来てます(すぐ去りそうだけどw)。で、前回ブーム時には、北米版あるし、何かちょっと高いしってことで買わなかったピクミン3をゲット。

ピクミン3

基板

CPS3の2ndカートリッジ、パターンをカットしてジャンパを飛ばし、MD3とMD4がLow固定になるようにしてみました。

MD3とMD4が常にLowになるように配線

さあどうだ。

動かしてみた

うーん、特に何事もなく正常起動しますな。この信号、絶対何かあると思うんだけどなぁ。

特にいつもと変わらない感じ?

2020年 3月29日 (日)

CPicS2

昨日の続き。CPicS2の袋詰を終わらせ、発送してきました。来週中には店頭に並ぶかと。

袋詰め実施

レゴシティ アンダーカバー

レゴシティ アンダーカバー、ついに達成度が100% に到達しました。簡単だったんでついでにトロフィーも全部ゲット。このゲーム、全体を通じてゼルダBOTWっぽい探索感がありながら、難易度含めてゆるい感じで、気軽に楽しめてよかったです。ただ、気になる点も色々。

  • 途中で慣れたけどフォントが非常にダサい
  • Wii Uクオリティなのか、一部のムービーの画質が非常に悪い(特にオープニング)
  • タイトル画面の残念なUI(ボタンを押してもしばらく何も変化しない(反応した感じがしない))
  • 音声スキャンすると異常に音が大きくなる
  • スティンキー・フレッチャーは結局どうなったのか謎
  • 何かありそうで何もない、レゴで出来てるのに壊せない謎のオブジェ
  • 街中のフレームレートがやけに低い気がする
  • 2人同時プレーする良さが全然ない(元々1人用でデザインされているから仕方ないか・・・?)
  • ○○チャレンジは一度終わらせると遊べなくなってしまう(乗り物チャレンジとかスタントランとか、カーチェイス系とかは、タイムアタック要素あると思うんですけど)
  • すぐに見つかるようなバグが多い(直す予算なかったのかな)
    • 刑務所の監視塔の影がない(監視員だけ影が出るのですぐわかる)
    • 乗り物チャレンジやカーチェイスで音楽が途中で切れることがある
    • 空港の格納庫の壁をすり抜けられる
    • スキャンしても表示されないヒントがあった(パゴダのギャング捕まえるところとか)
    • 逆に何もないのに警察署の裏の高架下には最後まで「?」が表示されっぱなし
  • ゲーム自体がクラッシュする頻度が異常に高い(特に2人で遊んでいるとよく落ちる)

まあでも十分に楽しませてもらったのは間違いないですね。

2020年 3月28日 (土)

CPicS2

袋詰め作業のうち、最も面倒なTYPE-A向けの導線を切り分けて束ねる作業、導電スポンジを切る作業、ラベルを印刷してカットする作業などを実施。導線のカットは、もっと効率化できないものか・・・。

CPicS2袋詰め準備

割れ物

長年、無水エタノールやその他の薬剤を少し出して使うのに重宝していた容器を割ってしまいました。割れたこともさることながら、結構鋭い細かな破片が飛び散りまくったのが痛い・・・。

器が割れた

2020年 3月27日 (金)

腹痛

昨日よりはマシになったものの、まだお腹は下り気味で、相変わらず30分〜1時間に1回トイレコース。というわけで今日もお休み。はー。

基板

まあでも、トイレが近いことを除けば普通に動けるレベルになったので、基板をいじることに。まずは、ここ最近、急に反応しなくなったロジックプローブを見るところから。分解してあちこち触りながら調べた結果、ケーブルの付け根のあたりのはんだ不良が原因と判明。しっかりはんだを盛り直してやったら無事復活しました。あー、でも、なんかもう少しいいロジックプローブ欲しいなぁ。

ロジックプローブ修理

その後はロジアナを使って、CPS3のカートリッジの起動時の振る舞いを調査してみることに。CPUのリセットや{MD3,MD4}、フラッシュメモリのアドレス線、CE_などに気合いでプローブを繋いで波形を取ってみました。

ロジアナでCPS3のカートリッジ調査

確かに、電池なし状態もしくは電池を装着した後初めて起動した際と、その後再起動した際とでCPUの動きがちょっと違いますな。特に、初回起動時に、一瞬だけ{MD3,MD4}が1になっているのが興味深いですね。

電池なしで初めて起動したときの波形

その後再起動したときの波形

とはいえ、CE_が有効になった後は普通に0番地からフラッシュメモリを読んでいるので、メモリアクセス的に特殊なことはしてなさそうです。ふーむ・・・。

CE_が有効になった後は0番地から

郵便

1ヶ月くらい前に「送ったぞ」って連絡あったバンク・オブ・アメリカのデビットカードがようやく届きました。消印を見ると、確かに先月のうちに発送されていました。時間かかったなー。

あと、7日にeBayで中国の業者から買った1MbitのUVEPROMと、今月19日にElecrowに発注したCPicS2の基板も届きました。中国は既に立ち直っている感じなのかな?有り難い。

2020年 3月26日 (木)

腹痛

昨日はなかなか熱が下がらなかったんですが、今日になってようやく下がってきました。ただしお腹はひどいままで、30分に1回くらいトイレに駆け込むような有様。しんどいー。

2020年 3月25日 (水)

病院

朝になっても熱が38度台後半のまま。病院行ったら胃腸炎の診断で薬が出ました。インフルエンザとか流行りのアレとかじゃなくてよかった・・・。早く治れー。

メガドライブミニ

メガドラミニのアジア版が届きました。結局3台買うことになろうとは・・・w

メガドライブミニ アジア版届いた

2020年 3月24日 (火)

基板

今日は実機を直接触ることはできず。ちょっと考えてみたんですが、昨日の{MD4,MD3}は、リセット(RES_)と同じ74HC00で作られているんですよね。リセットの方には、電圧監視するICみたいなのがついているのに対し、こっちの {MD4,MD3}には何もなし。となると、起動直後にまず{MD4,MD3}が先に 2'b00 になって、その後でリセットが解除されて動き出すとかいう動きになるのかな?

もしかして、電源電圧が高かったり、通電時にスパイクが出たりすると、リセットの解除が想定より早まってしまい、{MD4,MD3}が2'b11のうちに、CPUのリセットが解除されてしまう。このタイミングで鍵が飛んでしまうのかも? ゴクリ・・・。

発熱

日中、お腹が下りまくっていて何かおかしい感じだったんですが、帰宅後、熱が出て一気に38.8℃とかに。こりゃしんどい。

2020年 3月23日 (月)

基板

今日もロジアナの練習。ようやくトリガの掛け方がわかった気がします。

WP_をトリガに

CPicS2の波形

続いて調査用に、たくさんある無印ストIIIのCPUとFlashメモリを剥がしてみました。

剥がしてみた

いい感じです。

いい感じ

と思ったら、残ったはんだを吸い取り線で除去する過程で1箇所ランドを巻き込んでしまいました・・・。トホホ。SH7604のデータシートを見るに、ここはMD4みたいですね。CPUの下で2つ左のMD3と繋がっているようです。

ランドを1箇所破壊

むむむ!MD3のすぐ下に、途中で消えているパターンがあるぞ・・・!? 特に今切れたというわけではなく、別の個体でも途中で切れています。反対側はGNDに繋がっていました。怪しい、怪しすぎる・・・。

MD3の下の怪しいパターン

SH7604のドキュメントを見ると、MD3とMD4はCS0領域のバス幅を指定する信号のようです。CS0といえば、フラッシュメモリがあるところですね。{MD4,MD3} = 2'b00だと8bitになって、2'b01で16bit、2'b10で32bit、2'b11は設定禁止とのこと。こうやってMD3とMD4が直結している以上、取りうる値は 2'b00か2'b11しかありません。

信号の出どころを追って見ると、例の74HC00に辿り着きました。どうやら基板から外れている状態では、電池によって、ここは2'b11となるようです。一方、マザーボードに装着して電源を入れると、基板側の信号で 2'b00になる模様。うーん、設定禁止の値をわざわざ取っている・・・。先ほどの、強制的にGNDに落としたままにするようなパターンの痕跡と合わせて、ますます怪しいですね。

2020年 3月22日 (日)

帰宅

今日は朝のうちに出発。渋滞にはまることなく逃げ切りに成功し、1時間ちょっとで帰宅できました。良かった良かった。

基板

先週末に水洗いしたMV-4を組み立て。無事動作することを確認しました。あとはシールドを錆止め加工して終わりです。この次はMV-2かな。

水洗いしたMV-4、無事動作

この後は、この先の作業で必要になりそうなので、HP16500C の練習を。譲って頂いてから一度も使ったことがなかったんで・・・。

HP16500C起動

とりあえず中身がわかっているCPicS2で練習w

CPicS2で練習

試行錯誤の末、一応波形は取れたけど、トリガの掛け方がまだよくわからず。

一応波形は取れた

PCエンジンミニ

PCエンジンミニ、このまま積みかと思ってたら発見されてしまい、開けて動かすなどw

2020年 3月21日 (土)

帰宅失敗

実家を夕方頃に出たら、小田原厚木道路の時点で1km進むのに30分以上かかるレベルの大渋滞に巻き込まれてしまいました。このまま突き進んでも絶望的な感じだったので、厚木に着く前に高速を下りて一旦引き返すことに。その後、夜になっても解消する気配がなかったので、結局観念してもう1泊すること確定(汗)。連休の中日だから大丈夫だと思っていたけど、甘かったか・・・。

2020年 3月20日 (金)

基板

初期型のキー飛びストIIIカートリッジも同様に加工して簡単に書き換えられるように。初期型の方がキーが飛びやすいことを期待して・・・。

初期型も加工

移動

午後から実家に移動。何でこんなに道混んでるの・・・。

2020年 3月19日 (木)

CPicS2

CPicS2の基板の残りが少なくなってきたので、またELECROWに発注。

PCエンジンミニ

PCエンジンミニ、届いていました。サイバーマンデーでの購入なのでCDがないのは残念ですが。

PCエンジンミニ届いた

一緒に届いたPCエンジンminiマガジンの付録のシールになぜかときめいてしまったw

付録のシールにときめくw

基板

思い切ってPCIのライザーカードとTL866CS用のTSOP48用変換アダプタの間を配線してみました(この時点では微妙に間違ってたりするんですが)

ライザーカードとTSOP48変換アダプタを配線

こんな風に、セキュリティカートリッジを接続して、フラッシュメモリを剥がすことなく直接読み書きするのに使います。

フラッシュメモリを外さずに読み書きできるはず

が、そのままだと、CPUや他の周辺部品にも通電されてしまうため、TL866CSの保護機能が働いて動作せず(この辺きちんと検知してくれるの、結構凄いのでは・・・)

Over Current Protection発動

仕方がないので、カートリッジ側を改造して対応。まず、フラッシュメモリのVCCをパターンカットで切り離します。

フラッシュメモリのVCCのパターンをカット

次に、エッジコネクタの複数ある電源ピンのうち、適当な1つ(今回はA60を選択)を、パターンカットして基板の電源ラインから切り離します。

A60を電源ラインから切り離し

で、切り離したA60とフラッシュメモリのVCCの間を繋ぎます。これで、電源線をA60にだけ配線してやれば、フラッシュメモリにのみ電流が通るようになります。

A60とフラッシュメモリのVCCを直結

さあどうだ・・・読めた!(実はこの時点ではアドレス線の配線を間違えていて、正しく読めていなかったんですがw)

読めた

書けた!(今度は完璧w)

書けた

というわけで、カートリッジ上のフラッシュメモリを直接読み書きできるようになりました。これで実験の敷居が一気に下がりますね。

2020年 3月18日 (水)

何もしていない

何もせずに終了。

2020年 3月17日 (火)

基板

32bit PCIのライザーカードが届きました。

PCIのライザーカード

とりあえずカートリッジとマザーボードの間に物理的に挟めることを確認w

物理的に挟めることを確認

起動もOKでした。なるほど。

起動もOK

それはそうと、ここ数日、2nd以外のタイトルのBIOSを一旦デコードして、再度ゼロキーでエンコードすることで、電池切れした状態でも他のタイトルを動かせるようにできないのか、MAME上で調べていたんですが、こちらはそうそう簡単にはできないことを確認。

とりあえず、BIOS上はデータなのに、CPU内のSRAMにコピーされた上で命令として実行されるような、二重に暗号化されたコードが存在するのがいやらしい感じですw。この辺を頑張って潰しきったのが、今の複数タイトルを起動できる怪しいカートリッジ+データなのでしょうね・・・。難しいことがわかったので、こちらは一旦打ち切りにします。

2020年 3月16日 (月)

基板

一応、2nd以外のROMが刺さった基板で、電池のない2ndのカートリッジを挿したらどうなるのか実験。普通に2ndのカートリッジとして起動したので、マザーボード側のSIMMの中身とは関係なく勝手に復活するっぽいですな。

2nd以外のSIMMが刺さった基板でも2ndのカートリッジは復活するらしい

2020年 3月15日 (日)

基板

今日はMV-4を水洗いしてみました。まずは電池を外しておきます。こちらも漏れて基板に何か滲み出ていましたが、MV-6のときよりはだいぶマシな感じでした。

MV-4の電池外したところ

後はMV-6のときと特に変わりありません。絶縁シートを剥がして、BIOS ROMを抜き、食器用中性洗剤で洗って、十分にすすいだ後は水気をしっかり切って、縦置きしてひたすら乾燥させるだけ。

食器用中性洗剤でゴシゴシ

立てて乾かす

続いてはCPS3です。今日はマザーボード側の調査に使えるちょうどいいジャンク品を探してみました。確か微妙にキャラ化けするやつが1枚あったはず・・・。が、キャラ化けマザーは見つからず、代わりに謎のSIMMがどっさりささったマザーボードが2枚出てきました。

謎のCPS3マザー

うーん、SIMMの枚数と構成的に、ストIII 3rdと、未来への遺産っぽいですね、これ。やばい、何とかして動かしたいw。改めて頑張ろうという気になりました。

未来への遺産と3rdっぽい

で、キー飛び状態に関する調査ですが、Twitterで寄せられた経験談を見るに、やはり電源関係がほぼ全部という感じでした。電源電圧を高くしていたら飛んだとか、電源が不安定な状態になって瞬断したら飛んだとか。うーん、なかなか狙って出すのは難しそうだなぁ。

というか、MAMEのソースに書かれているような、「高電圧などを検知して、意図的にセキュリティキーを飛ばす」って、本当なんでしょうかね。高電圧などがきっかけでキーが飛ぶのは事実のようですが、本当にそれをトリガに「意図的に」飛ばしているのかと言われると、非常に怪しい気がしています。未知のCPUを解析・ハックするときに高電圧を掛けるテクニックがあるのかどうか知りませんが、その前にプローブをつけてバスを読み取るとか、やれることは色々とあるはずなわけで、対策するならそっちでしょ的な。

そう考えると、高電圧や不安定な電源でキーが飛ぶのは、実は意図的でも何でもなくて、単にハードウェアが電源回りの障害に対して異常に脆弱な設計になっているだけなのではないかという気がしてきます。つまり、キー飛びは、メーカーとしても想定外の現象なのではないか。そして、これを避けるために、電圧監視用の回路を入れたりして、改良を重ねていったのではないか。そうであれば、逆に高電圧や瞬断が、CPUに対してどのように作用するのかを回路から読み取ることで、キー飛びを再現させるヒントが見つかるかもしれません。ふーむ。

なんてことを考えながら、カートリッジのエッジコネクタとフラッシュメモリの間の配線を追ってました。どこを繋げばそとから読み書きできるかわかったぞw

フラッシュメモリのピンとカートリッジのコネクタの対応付けを実施

2020年 3月14日 (土)

基板

CPS3のBIOSをデコードするにあたり、毎回MAMEを実行するのも面倒かつ不便なので、MAMEのソースコードからルーチンを切り出して、キーとアドレスオフセット設定することでXOR処理を行う単独ツールを作成してみました。これで少しは解析が捗るかな。

で、CPS3のカートリッジについてですが、MAMEのソースとか見ると、「CPUは改ざんを検知すると自らセキュリティキーを消去する」なんていう情報が書かれていたりします。

If the custom CPU detects any tampering (generally things such as voltage fluctuation or voltage dropping or even removal of the cart with the power on), it immediately erases the SRAM (i.e. the decryption key) inside the CPU which effectively kills the security cart.

もしこの処理をCPUがソフト的にやっているのであれば、BIOS ROMの中で何かしらの割込みを検知して、そこからキーを消去するみたいな処理に飛んでいる箇所があるのでは・・・? というわけで、デコードしたBIOSの中の怪しそうな割込みハンドラをいくつか追ってみたんですが、どれもフリーランカウンタやウォッチドッグタイマといった、割と普通の機能向けのものばかりでした。うーん、BIOS内にはヒントはないのかな・・・。

というか、電圧が高いせいでキーが飛ぶ状況を再現できれば、誰がそれを検知して、どのようにしてCPUに通知しているか、観察できるのでは・・・? というわけで、調査用の2ndのカートリッジに電池をつけて、電源電圧を5.5Vくらいにまで上げた状態で電源スイッチをパチパチとやったりして、キーが飛ぶかどうかとかの実験をしてみました。が、結果は特に変化なし。普通に毎回起動しました。使っているカートリッジが後期版なので、もしかしたらこの辺の対策が強化されていたりするのかな。前期版のカートリッジで実験してみたら、また違ってきたりするのだろうか・・・。

電池つけて電圧上げて実験してみたけど特にキー飛びっぽい状態にはならず

それはそうと、丸洗いしてから約1週間が過ぎたので、MV-6を組み上げてみました。まずは洗っている途中で切れてしまったジャンパを再度修理。

断線箇所を再度修理

で、上の基板と合体させます。いやー、綺麗になったなぁ。

綺麗になった

ちゃんと動くかな・・・。

ちゃんと動くかな・・・?

OKでした。スロット4含め、全部問題なし。

問題なく起動

シールドをつけて完了。

シールドをつけた

ちなみに、ふとナイトメア・イン・ザ・ダークを動かしてみたところ、こちらの警告が出て起動してくれませんでした。

MV-6でナイトメア・イン・ザ・ダーク

失礼な警告が出て起動せず・・・

カートリッジ側の問題かと焦ったんですが、普通の1枚版小型マザーボードでは問題なく起動。

1枚版小型マザーでは普通に起動

さらにMV-4でも動きました。

MV-4でテスト

MV-4でもナイトメア・イン・ザ・ダーク起動

MV-6だけ何か相性があるんですかねぇ・・・。もっと色々試してみたい気もしましたが、ひとまず片付けて場所を作っておきたいというのもあり、深追いしない方向で終了。

2020年 3月13日 (金)

基板

駿河屋の在庫を眺めていたら セキュリティカートリッジ不良で起動しないストIII 2ndなんてのを発見。うーん、詳細は不明ですが、仮に電気的にカートリッジが壊れていないのであれば、2ndでもキー飛びで起動しなくなる状況は存在するということですかね。カートリッジのキーがオールゼロ(ストIII 2ndのキー)に初期化されるのは、電池切れした状態に限られるのかな(確かにLeoさんも「電池を外してやれば」と言ってますな)。

電池が生きている状態でキーが壊れると、初期化されないからいつまでも死んだままになるということなのかな? 「キーが壊れる」=「キーが書き換わる」なのであれば、そこに任意のキーを書き込むヒントがあったりして・・・?

ちなみに、昨日の2ndの電池なしカートリッジで再度実験してみたところ、一発目は電池切れしたときのような画面化け状態でうまく起動せず、電源を入れ直すと起動するという現象が再現しました。

一発目はこんな状態

電源を入れ直すと起動

ただ、その後は、コンデンサの電荷を抜いたりしても再現してくれませんでした。普通に一発で起動してしまいます。うーん、タイミングの問題?

ところで、色々と実験をする上で、毎回基板からフラッシュメモリを剥がして貼り直すのは流石にしんど過ぎる&破損のリスク大だったりするので、何とかできないものかと調べてみたところ、どうもフラッシュメモリの書き換えに必要な信号は全部カートリッジのコネクタに配線されているっぽいですな。もしかして、PCIのコネクタのついたアダプタを作れば、TL866CSで読み書きできちゃうのかも?これは作らねば・・・。

2020年 3月12日 (木)

基板

とりあえず動かないジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産のカートリッジのフラッシュメモリを剥がしてみました。

フラッシュメモリを剥がした

久々のTL866CS用変換アダプタ。

変換アダプタに装着

TL866CSに装着。

TL866CSに装着

とりあえず読めました。

読めた

ストIII 2ndのBIOSを書き込んでみます。

書けた

再度基板にはんだ付けします。

再度はんだ付け

これを2ndのプログラムをロード済みの基板に装着。果たして・・・

2ndに装着

1回目は何か画面化けした状態で起動しなかったものの、電源を入れ直したら起動しました(接触の問題なのか何なのかは不明)。なるほど、確かにストIII 2ndはデフォルトのキーで起動するんですな。あれ、ということは、ストIII 2ndのカートリッジが死んでるケースって存在しないってこと?

起動した

2020年 3月11日 (水)

基板

急激にCPS3に興味が湧いてきたので、どこまで解析が進んでいるのか、MAMEのソースを読んでみました。なるほど、普通に暗号化されたBIOS、そのままデコードして動かせてるんですね・・・。これなら実機でも何とかなりそうな気がしますが、そうはなっていないってことは、やっぱり色々と難しい仕掛けがあるんだろうなぁ。

2020年 3月10日 (火)

基板

TwitterでCPS3の話を振られたのをきっかけに、久々に動かしてみることに。

CPS3を動かしてみよう

ジョジョの奇妙な冒険、最後に動かしたのは7年半前らしいですよ・・・w

最後に動かしたのは2012年らしい

アッー!

起動しない!?

と思ったけど、びびって電圧が下げすぎたせいで起動しなかっただけのようです(汗)。少し電圧を戻してやったら、今度は無事起動してくれました。

電圧上げたら起動した

ついでに、最近(というかこの7年くらいの間?)に手に入れた未チェックのタイトルも見てみたいと思います。まずはウォーザード。これは元々起動しないと言われていたやつです。

ウォーザード

やっぱりダメかぁ。

ウォーザード起動せず

もう1つ。ストIII 2ndです。こっちも確か、ジャンクだったはずなんで期待は・・・

ストIII 2nd

って、生きてるの!?

あれ、生きてる!?

うおー、SIMM、SIMM!どれを挿せばいい!?

何故かたくさんあるSIMM

SIMMを足してやったらCDからのコピーが始まって起動しましたw。すげえ、ラッキー!w

ストIII 2nd起動した!

・・・とかツイートしたら、大御所からこんな情報が。2ndは勝手に生き返るの!?まじっすか!知らなかったw

これを聞いて、俄然CPS3に興味が湧いてきましたよ。ちょっと取り組んじゃおうかな。

2020年 3月 9日 (月)

何もしていない

今日はゲームすらせず。

2020年 3月 8日 (日)

基板

先日修理したMV-6ですが、あの汚れのままだとまた別の場所が故障しそうなので、思い切って丸洗いすることに。洗う前に、外せるものは外しておきます。といっても、既に電池は除去してあるので、BIOS ROMを引っこ抜けばOK・・・と思いきや、こいつがありました。

絶縁シート

カプコンの基板とかでも使われてる、絶縁のアレです。下の基板のサウンド回りの部品とショートするのを防いでいるんで、意味はあるんですが・・・超剥がしにくいんですよね、これ・・・。事前に熱しても、だいたいこんな感じになっちゃいます。剥がさないまま洗っちゃうと、間に水分が残って錆に繋がりそうで怖いんで、剥がしておきたいところなんですが・・・。

だいたいこうなる

まあ、残りカスは洗いながら剥がすしかないですね。というわけで進水。今回は水道水に食器用中性洗剤を溶かしたもので洗います。基板がでかすぎて、用意したコンテナに全体が浸からない・・・w

進水

使い古した歯ブラシでゴシゴシと・・・。

ゴシゴシ

洗い終えたら綺麗な水でしっかり洗剤を落として水気を切った後、立てて乾燥。まずは数時間、サーキュレーターで風を当ててやりました。

乾燥中

この後さらに1週間くらい放置して組み立てる予定です。果たして、組立後もちゃんと動くかな・・・w

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がんま 2020/04/05(日) 01:39:48
このスポンジ、剥がすの本当に面倒くさいですね。
初めはチマチマ剥がしてましたが、あんまり良くないと思いつつも
バイクのパーツクリーナーかけて引っぺがしました。剥がしてすぐにアルコールで拭いて
今の所は大丈夫なようです。
nosuke 2020/04/05(日) 09:09:42
おお、なるほど。
パーツクリーナー、成分とか見ると問題なく使えそうな感じですね。
先日のサビ転換剤然り、バイク・自動車関係の知見が生きるケースが
まだ他にもありそうですね。

2020年 3月 7日 (土)

レゴシティ アンダーカバー

レゴシティ アンダーカバー、とりあえずエンディングに到達しました。進行度みる限り、この後のやり込みが膨大なんでしょうねw。意外と謎解きが楽しいので、最後までやってみようかと思います。

トイレットペーパー

トイレットペーパー、そろそろ無くなりそうなのに、近場のスーパーやドラッグストアで全然手に入らなくて困っていたんですが、シマホに行ったら大量に売られていました。有り難い。

トイレットペーパー何とかゲット

2020年 3月 6日 (金)

基板

System32のF1スーパーラップ、(期待通り?) 電池が切れていました(電池切れしてると起動直後にテストモードに入ってゲームを始められない状態となる)。というわけで、MAMEのソースを参考に電池レス化作業開始。

電池切れしていたF1スーパーラップ

ソースを見ると、F1スーパーラップのFD1094は、ダークエッジと同じように、垂直同期割込のタイミングでメモリの一部を書き換えているようです。そこで、ダークエッジと同様に、既存の垂直同期割込処理ルーチンの先頭でレジスタをpushした直後に、プログラムの空き領域に飛ばし、そこでメモリの書き換えを行ってから元の垂直同期割込み処理に戻るという作戦で乗り切ることに。

やること自体は非常に簡単なんですが、V60自体が久しぶり(7〜8年ぶりくらい?)で、若干てこずりました。が、一応一晩で完成。MAME上で動作することを確認。ついでにテストモードのROMチェックもパスするように修正。で、後はROMに焼いて実機で動作確認。

実機で動作チェック

じゃーん。一発起動!電池レス化成功しました。

F1スーパーラップ電池レス化成功

F1スーパーラップデモ

パッチを当てたROMのROMテストもGOODです。

ROMテストもパス

これでFD1149搭載のタイトルは、一通り電池レス化できたかな?あ、まだJリーグ1994があるかw(一応あれは公式のFD1149なし版があるけど)

2020年 3月 5日 (木)

基板

昨日見つけたサイトの手順に倣って、縦線問題の要因を調査しました。まず、縦線が出たシーンでDIPスイッチの8番をオンにしてゲームの進行を止めます。

縦線が出た状態でゲームを停止

次に、エッジコネクタ側のCR信号のピンの位置をマーク。

CR信号のピンの位置をマーク

この後は、CR信号のピンを順番に1つずつGNDと短絡してみて、映像の線が変化しないピンを探します。正しくカートリッジから先に信号が伝わっているピンであれば、ここでGNDに落とすと画面上に新たに線が出ますが、元々カートリッジからの信号が正しく伝わっていないピンの場合、GNDに落としても線が出ないという具合です。ちなみに、当初、びびってGNDと直結せずに大きめの抵抗を間に入れたりしたんですが、元々信号がプルアップされているのかLにならず、結局直結させました。

順番にGNDに落としていく

問題がある配線が内側だと困っちゃうんですが、そうなったらそのとき考えるとして・・・と始めたところ、何と外側の一番最初にタッチした左端のピン(B19番ピン・CR1)がまさにそれでした。ラッキーw。で、そこから配線を追ったところ、この辺の汚いゾーンに到達。まさか、こんな離れたところに問題があろうとは・・・。

この辺に問題があるっぽい

どうやら、このこの真ん中のICの1番ピンに来るべき信号が来ていないようです。

真ん中のICの1番ピンに問題が

パターンをコリコリ削って露出させると、ピンの直前までは導通していることが判明。なのに、ピンとの間は断線状態。こりゃ目視じゃわからんね・・・。

ピンの根元までは導通していた

こんな感じではんだを盛ってピンとパターンを繋いでやったところ・・・

最小限の修復適用

直った!直りました!

縦線問題直った!

というわけで、MV-6、直ったっぽいです。やったね。

2020年 3月 4日 (水)

荷物

何か聞いてたものと違うものが届いたぞ・・・w

荷物

ゴクリ・・・

中身は何だ

と、一瞬身構えましたが、中身は普通に箱ティッシュでしたw。確かに残りが少なくてピンチでしたが、わざわざお送り頂けるとは恐縮してしまいます。ほんとありがとうございました。

箱ティッシュでした

基板

MV-6、昨日見つけたZ80周辺のパターン切れ2箇所を補修。

Z80周辺のパターン切れを補修

おおお、通常のBIOS ROMでもZ80 ERRORが出なくなったぞ!これは期待が持てますw

クロスハッチが出た

というわけで、カートリッジを装着したら、無事ゲームが起動しました。もちろん、今度は音も出ます。やったぜ!

絵も音もOK

ただしスロット4がだめなのは相変わらず。縦線が出ます。

スロット4だけ相変わらずダメ

恐らくパターン切れだと覆うんですが、スロット周辺のパターンをいくつか見るも、断線などは見当たらず。こりゃ手強そうだ・・・。

パターン不良箇所はなかなか見つからない

どこかに似たような症状の話題はないかとググってみたところ、そっくりな話が見つかりました。 縦線が出た状態でディップスイッチ8をオンにしてゲームの進行を止めて、その状態でカートリッジのCRピンを順番にGNDに落として、縦線が増えないピンを探すことで、断線箇所を探すのか・・・。こりゃ凄い・・・。

2020年 3月 3日 (火)

基板

MV-6、電池周辺でパターンが切れている線を3本発見。写真の、3本平行に引かれてるパターンが全部NGでした(意外にも、それ以外の電池周辺のパターンは、見た目に反して繋がっていました)

パターン切れ発見

新たに購入した0.15mmのポリウレタン線で補修。パターン修理にいい感じです。

ポリウレタン線で補修

が、症状は特に変わらず。相変わらずのZ80 ERRORです。残念。

Z80 ERRORのまま

次に、Twitterで頂いた「Z80 ERRORならUNIBIOSにすれば起動するのでは?」というアドバイスを元に、UNIBIOSで起動させてみることに。

UNIBIOSで動かしてみることに

おおお、起動した!音は出ないけどw

起動した!

ただし、スロット4だけは調子が悪いらしく、縦線が出ます。掃除しても同じ。うーん、何かあるなこりゃ。

スロット4だけ縦線

まあでも、まずはZ80 ERRORの方からですね。今回はきちんとZ80の周辺をテスターで調べていきます・・・って、汚いところから見始めたら、いきなりZ80の38番ピンと39番ピンの信号が、その先のスルーホールにまで到達していなことを発見。掃除してソルダーレジストを削ってみたら、38番ピンの方は途中でパターンが切れていましたw(もう片方は目視ではよくわからず)。

38番と39番が切れてた

続きはまた明日。

PS4

PS4のコントローラのデジタル方向キーが効かなくなったので分解調査してみたんですが、特に異常なところは見当たらず。パターンをテスターで追ってみたものの、断線している気配すらありません。

分解調査したけど異常なし

再度組み立ててみたら、普通にデジタル方向キー効くし・・・。何だこりゃ。ちなみに、このPS4コントローラーは、過去に1回、フィルム上のパターンが断線してデジタル方向キーが一部効かなくなって、自分でフィルム交換した方ですな。

ディスクシステム

Amazonで売られていたディスクシステムのベルトの代替品が届きました。まあ、見るからに伸びやすそうだけど、お安いから試しにってことで・・・

ディスクシステムのベルト代替品届いた

2020年 3月 2日 (月)

基板

MV-6、バラしてみたら、案の定電池回りが液漏れした感じで非常にヤバイ感じでした。

電池回りが液漏れしてヤバイ感じ

電池の下の基板はこんな状態。こりゃ酷い・・・。

パターンはかなり酷い感じ

2020年 3月1日 (日)

基板

ついに重い腰を上げて、複数枚刺しMVSマザーボード向けの変換ハーネスを作成しました。部品の大半は再利用品ですがw

複数枚刺しMVSマザーボード向け変換ハーネス作成

まずは7〜8年前に動作確認したMV-2でテストしてみます。

MV-2でテスト

よし、起動。音もちゃんと出ますね。

起動して音もOK

次に入手して以来、一度も起動を確認していないはずのMV-4を動かしてみます。

MV-4を動かしてみる

当初、スロット4以外、ゲームを認識しない状態だったんですが、接点復活王を塗ったらバリバリ動くようになりました。やった! ちなみに、このマザーボード、ジャンク品だと思い込んでいたんですが、実は動作確認済み品だったということが後で記録を調べて判明しました。しかも帰国後に買ってるしw

4スロット全部動作

では、本命(?)のMV-6を。狂気の6枚刺しマザーです。こっちは「起動しない」と書かれたものを買ったので、間違いなくジャンク品w

MV-6を動かしてみる

あああ、Z80 ERROR かwww。前もこれ出るボロボロなマザーボードがありましたな・・・。

Z80 ERROR

変換ハーネスの電源配線が貧弱でパワーが足りてないことを疑って(実際変換ハーネス前後で+5V線の電圧が結構違った)増強してみたんですが、特に変化はありませんでした。まあでも画面が出るってことは脈アリな気も。ちょと頑張ってみましょうかね。

2020年3月31日から2020年3月1日までの日記を表示中

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