2018年9月13日の日記の1番目の記事へのコメント

CPS2

PICを単独で動かすと、SETUP2信号は、ちゃんと起動直後に一旦LOWからHIGHになることを確認。となると、基板側に何かある感じです。というわけで、基板側にテスター当てまくって調べてみました。結果、CN2 A29 もしくは CN9 5 は、こんな感じにマザーボード側の信号に繋がっている模様。

SETUP2周辺の回路

マザーボード側の該当箇所はこの辺。

実際のM/B側の状態

M51953Bは、入力電圧が一定値に達して安定したら、出力をLOWからHIGHに上げるリセット制御ICらしいです。というわけで、これはいわゆる普通のリセット制御信号な模様。

M51953Bの出力がLOWの間は、74LS07の入力もLOWになります。74LS07はオープンコレクタ型のバッファなので、入力がLOWだと、R40のところから電流が流れ込んで、CN1 B28はLOWになり、一方、入力がHIGHだと、出力がハイインピーダンスになって、CN1 B28はHIGHになる感じかな。

で、ここのCN2 A29のところにPICの出力ピンを繋いでいて、PIC側では、起動直後、SETUP2信号の線に最初に一瞬だけLOWを出力して、その後HIGHにして、またしばらくしてからLOWにするような制御をしているんですが、この間、ロジックプローブで見る限り、出力がHIGHな状態が観測されない感じです。うーん、よくわからん。

ただ、まあ、M51953Bの出力がHIGHになるより前に、PICのSETUP2信号の出力がHIGHになってしまうと、大電流がPICから74LS07に流れてしまうような気も・・・。ま、まさか、そのせいで電源電圧が十分に上がらなくて、M59153BはLOWを出したままになってしまっていたとか? PICは低電圧でも動くから、そのうちSETUP2信号の出力がLOWになったところで、電圧が安定して、M59153BがHIGHを出すようになり、74LS07の出力ピンがハイインピーダンスになって、その後はPICのSETUP2信号でリセットが制御できるようになっていたとか?

うーん、それでよくチップがぶっ壊れなかったなという感じですが(特に熱くなったりもしなかったようだし・・・)、ひとまず、PICが起動直後、いきなりSETUP2にHIGHを出力してしまうのは大変まずそうな感じですね。というわけで、PICのSETUP2信号のピンは、初期状態では入力ピンとしておき、十分に時間を空けてから、出力ピンに切り替えてLOWを出す形に変更してみました。

ついでに、GNDを電池の跡地のマイナス極の接続先から取るようにして、サブボードに固定。さて、今度こそ・・・

電池の跡地を利用してサブボードに固定

きたー!ちゃんと白画面が出た後で、リセットがかかるようになりました。

と言うわけで、無事試作第1号完成です。ふぅー。

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