2012年8月6日の日記の1番目の記事へのコメント
■SPIのリージョンロック
先日、海外版のVP1っぽいのをゲットしたんですが、起動すると時刻とかが表示されて、チェックサムを入力しろみたいな謎画面が表示され(写真撮り忘れ)、その後何か入れてボタンを押すとエラーになって固まるみたいな状況だったり。
サブボードのROMの一部が手書きシールでどう見ても非純正なのはまあいいとして、非純正のROMの容量が全部2Mbitなのが凄く気になります。VP1はここ全部4Mbitなはずなんですが・・・。何なんだこれ・・・。一応、北米版のVP1に見えるんですが、うーん。
ひとまず小マザーが動けばいいやってことで、手持ちのライデンファイターズを載せてみたら、今度は時計とかが出ず、いきなり「CHECK SUM ERROR」とか。調べてみたら、何とSPIのマザーボードにはリージョンロックがあるとか何とか。やべえ、知らなかった・・・。
ただ、このリージョンロック、マザーボード側のフラッシュROMのどこかに書いてある値と、サブボード上のプログラムROMの末尾に書かれている値を比較して弾いているだけみたいです。MAMEのソースコードを見ると、最初にデータをロードしたところで、プログラムROMの末尾から1Byte読んで、フラッシュに書き込んでおくとかやってました。すげえなw。
で、話を戻すと、マザーボード側のフラッシュROMの値、サブボードからデータをコピーした際に書き換えられちゃうんじゃないのかと思うんですが、その辺どうなんですかねー。フラッシュに上書きされるのは、リージョンが合致したサブボードのデータだけで、そのデータ自体のリージョン判別用の値は常に同じ値となっているからマザーボードのリージョンは永遠に維持される・・・とかそんな感じなのかなぁ。
ひとまず、プログラムROMの最終ワードの最下位1Byteを、マザーボードにあったリージョンコードに書き換えれば、そのマザーボードで動くようにできるみたい? あと、マザーボード側のフラッシュをひっぺがして値を外から書き換えることで、マザーボード側のリージョンを変えるという技もあるようで。こっちは実に欧米的な発想で、ちょっとやりたくない感じですが・・・。この辺、ソフトウェア的な改造でエレガントにリージョンロックを外したいところですね。まあ、そもそもこのSPIのマザーボード、リージョンロック以前に、ハードウェア的に壊れてるんじゃないかという疑惑もあったりもするんですけどw
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