2011年8月10日の日記の1番目の記事へのコメント
■System C2修理
さすがに今日は何かしよう・・・というわけで,気になっていたIO不良のSystem C2基板の修理に挑戦してみました.問題のIOチップはこれ.不具合調査の記録はこの辺.
そしてドナーのチップ.ジャンクのムーンウォーカーについてきたSystem18のマザーから頂きます.このマザーは,結局一度も動かせませんでしたねー (というか汚れが酷い上に,System18は安く手に入るので,レストアする気力が起きなかったというのが正確かも・・・w)
それではSystem18側から始めます.よーし頑張って剥がすぞ!
取れた! なんかパターンがいっぱいついてきてますが,こっちはマザーは不要なので気にしない! いやでもチップの足の掃除が大変だな・・・.
続いてSystem C2側の方をはがします.こっちはチップはどうでもいいけど,マザーのパターンを傷めないように丁寧に・・・.こっちの方がきれいに取れてるのが悔しいw
跡地をはんだ吸い取り線と無水エタノールで掃除.ちょっとだけパターンがずれた所があるけど,まあ大丈夫かな.
そしてドナーからはずしたチップの足を針で整えてはんだ付けしておしまい.うっかりいつものはんだごてで作業してしまいましたが,よく考えたらもっとこて先が細いやつ持ってたな・・・.まあ,ブリッジせずにつけられました.後は動くかどうか・・・.
きたー!
写真だと何がどうなってるのかわかりにくいですがw,今までテストスイッチが入りっぱなしとか1P側の入力が効かないとかそんな不具合があって,イチダントアールだとテストモードに入りっぱなしでぷよぷよだとテストモードに入れないといとか,1P側の入力が全然効かないとか,そんな問題が色々あったんですが,その辺が全部解消しました.ちなみに,写真は1P側のスタートが入りっぱなしなのではなく,単にスタートを押してるところですw
いやー,しかし,ドナーのIOチップが生きててよかったですw.先ほども書いたように,今回ドナーとなったマザーは1回も起動させたことがなかったので,そもそも壊れている可能性があったもんで・・・w.しかし,今の道具とやり方だとこのピッチが限界っすな・・・.
というわけで,ジャンクのイチダントアールが直りましたw.そういえばこれは本当は68000が欲しくてゲットしたんだったっけ.まあ,直って良かったです.こいつはぷよぷよに載せ換えたままでいいかな.そういやこっちに載せたROMはリビジョンAだけど,リビジョンAとBって何が違うんだろ・・・.
[コメントを書く]
2011年8月10日の日記の1番目の記事へのコメント
後で実験してみます.
ありがとうございます.
DAN803のデータシート(ロームの互換品)
http://www.alldatasheet.com/datasheet-pdf/pdf/81824/DIOTEC/DAN803.html
現物を見てみたところ,確かに焦げてるように見えますが,
どちらかというと物理的になにかに引っかかれた跡のような
感じも・・・
http://f.hatena.ne.jp/konosuke/20111022070214
もしかしたら315-5296のポートが壊れた原因は外部からの過電圧ですかね…。
写真から変色してるピンはダイオードアレイの6番ピンあたり?この配線を調べるとJAMMAのRピン(半田面)あたりになりますね。ちょうど不具合のあったテストボタンやサービススイッチなどに割り当てられてますね。となりの5番ピンは入力不良だった1P系の上入力あたりで巻きこまれたかと。
まぁ一応動いてるなら加熱はしても、かろうじて生きてるのかも。
間違えた。ダイオードアレイは保護回路なので無くても動きますね。
アレイが故障のきっかけと関係していると考えられますね・・・.
気になるので今度時間がある時にでも交換してみますw
ありがとうございました.
外したらついでにテスターのダイオードテストモードで調べてみてください。
結構多いらしいです.
稼働期間が長いタイトルが多いからなのかなーと思ってたんですが,
その辺のコストカットも関係してそうですね.
System24はFD1094に加えてフロッピードライブもあったりするのが
凄く厄介ですよね・・・.そして今でもロケ需要がありそうなのが
SystemC2のぷよ通だったりするのがまた皮肉というか・・・
ちなみにSYSTEM24のコンパネ入力信号系はこんなかんじ。SYSTEM18でもたぶん同じようにしてるものかと。
H ttp://twitpic.com/77mmbu/full