2011年12月11日から2011年12月7日までの日記を表示中
2011年12月11日 (日)
■冬の本
足りない写真とか撮り足したりして,どうにか本の形が見えてきた気がします.ページ数は本文68で確定っぽいっすな.
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2011年12月10日 (土)
■ゼロチーム
原稿で使う関係で写真を撮ろうと思ってゼロチームを引っ張り出して動かしてみたらキャラ化けが発生してました.気になって原因を調べてみたところ,カスタムチップにピン浮きを発見.押すと直ります.
他にも浮いてるピンはあるかなーと思って,いつものようにソルダーアシストの針でピンを横から押したりしてたら・・・なんとショートさせてはいけないところをショートさせてしまったらしく,セキュリティ情報が飛んで,キャラ化けどころかスプライトにスクランブルがかかった状態に_|‾|○
まあでも,これはこれでいいネタにはなりますな・・・.というわけで,電池レス化されたというプログラムROMを焼いて差し替えてみたらあっさり復活しました.これの中身,どのバージョンがベースになってんだ?
しかし今回の事故は,電池のそばのチップであることを忘れて,ピン浮き探すのに金属製の針を使ってしまったのが最大の敗因ですな・・・.というかそういうクリティカルなチップなら,ピン浮き起こすような作り方するんじゃねーよ (;´Д`)
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■冬の本
夜になって表紙が上がってきました.今回も凄い・・・.
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2011年12月 9日 (金)
■原稿
帰宅してから黙々と原稿進めてました.特に書くことなし.
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2011年12月 8日 (木)
■プチ修理
息抜き・・・というか作業台の上に出っ放しで邪魔になってたIO不良のグレートスラッガーズ'94をさっさとしまうべくチェック.レバーがおかしかったんで,ロジックプローブでたどってみたら,フィルタアレイのところからおかしくなってました.ここにはんだを盛り足したら復活.やっぱりこの部品は結構弱いのかな・・・.
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■Googleドキュメント
昨日くらいからGoogleドキュメントの文章にuim経由で半角スペース入れると,なぜかspace + delete扱いになるという現象が (半角スペースが入力されて,その後ろの1文字が消える・・・).Firefox8にしたから?何だかわからんけどヤバいくらいに不便だなこりゃ.
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2011年12月 7日 (水)
■ワルキューレの伝説の効果音問題
原稿を書いていて気になったので,ワルキューレの伝説の効果音が出ない問題について確認してみました.ワルキューレの伝説にはバージョンに新・旧の2種類があるらしく,旧バージョンだとワルキューレの「エイ!」という声や金貨を拾ったときの音が出なくて,新バージョンだとこれが出るという違いがあるらしいです.そしてうちにあるのは旧バージョンなので,バッチリこれらの音が出ません.
この問題,「バージョン」とか呼ばれてますが,実はソフトウェアのバグでも何でもなくて,VOICE2と書かれたソケットに挿さっている1MbitのUVEPROMに問題があるだけのことらしいです.何が問題なのかというと,元々載っている1MbitのUVEPROMのピンアサインが間違っていて,例のA16とOEが逆の配置のやつを使ってしまっているだけなんですよね・・・という話を以前耳にして,今日までそうだと思い込んでいたんですが,基板を調べてみたら,これ,半分正しくて半分間違っていたことが判明しました.
旧バージョンに載っているUVEPROMに書かれているデータ自体は,新バージョンと同じものというのは正しいです.ただ,旧バージョンはUVEPROMのピンアサインを間違えているから音が鳴らないというのは誤りでした.音が鳴る基板でも,同じピンアサインのUVEPROMが載っています (写真を見せてもらったらAM27C010が載っていた).
では何で旧バージョンだと音がちゃんと出ないのかというと,その原因は,ソケットにありました.このUVEPROMが差さっているソケットは,元々4MbitのROM用のソケットだったりします.なので,30番ピンとか31番ピンにも信号が来ています.1MbitのUVEPROMの場合,30番ピンはNCなのでまあいいとして,31番ピンはPGMになります.TC571000ADのデータシート (TC571000Dのデータシートは見つけられず) を見ると,PGMとCEとOEが全部Lの場合の出力については定義されていませんでした.
というわけで,この4Mbitのソケットに1MbitのUVEPROMを挿した上で,下1Mbit (シャドーを考えると下2Mbit) の範囲をアクセスしようとすると,31番ピンが0になるため,何が返ってくるかわからない状態となります.TC571000Dは,この場合に0か何かを返してしまう一方で,AM27C010はこれでもちゃんと読み出せてしまうため,このような事態となったのでしょう.
果たしてこれは基板の設計が悪いのか,部品の選定が悪いのか,それとも4Mbit分のアドレス空間にシャドーされた範囲の上位2Mbitを使えば安全なのに,それを怠ったプログラムが悪いのか・・・.ちなみに,MAMEのソースコードを見ると,この1MbitのROMは,4Mbitのアドレス空間に4回繰り返しマップされていました.もしかしたら,ちゃんと上の2Mbitをアクセスするケースもあったりするんですかねー.
というわけで,こんな感じでPGMにHを突っ込めばROMを焼き直したりしなくても鳴ります.絶対純正主義の人もこれで安心 (写真では31番ピンのNCを一応GNDに落としていますが,必要ないかもしれません).
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2011年12月11日から2011年12月7日までの日記を表示中
そうしてたらゴメン。
そてにしてもSYSTEM IIはいろいろ設計ミスありますね。
部品番号抜けは朝飯前として、サウンド周りのアナログ回路でC47の片側配線忘れてるとか、ロケーション8K(74F244)用のパスコンPC43のGND側繋ぐの忘れてるとか。
います。さすがに信号きてるところにH突っ込むことはしないですw
> そてにしてもSYSTEM IIはいろいろ設計ミスありますね。
ほほう、そうなんですね。パスコンはまあいいとして、サウンドまわりの
アナログ回路は、いじったら音よくなったりするんでしょうか(笑)?
実は見つけただけで試してません。いつか試そうと思って忘れてて…。
この件は旧基板でのRch(PCM Rch+FM Rch)のミキシングに関するところで、LchではC45によってちゃんとつながっているので回路バランスとしては悪いです。あんまり詳しくないのでよく分かりませんが帯域消去フィルター(BEF)っていうを構成してるのかも。
回路はこんな感じ
ttp://twitpic.com/86tsij/full
ちなみにSYSTEM IIの新基板(8618963905、入出力制御マイコンC65(HD63B05)がC68に変更されてる基板)では修正されています。
実際は繋いだところで聞き比べても分からないかも。回路シミュレータで試したいところだけど。
…ですよね。