2008年4月26日の日記の1番目の記事へのコメント
■updater.sh
AngstromでもOpenZaurusと同じように,カーネルイメージ (zImage.bin) と / 以下のイメージ (hdimage1.tgz),gnu-tar,updater.sh を使うんですが,この中で,前々から謎だと思っていたのがupdater.sh.「.sh」とついていながら file しても「data」としか表示されず,hexdumpで中を見ても確かに何だかよくわかりません.OpenZaurusで遊んでた頃に「これはシェルスクリプトじゃありませんよ」という説明をどこかのサイトで見たような気もするんですが,じゃあなんで「sh」なんてついてんだコンチクショウと思うわけで.
そこで,どうやってこの妙なファイルが作られているのか,bbファイル (zaurus-updater.bb) を眺めてみたところ,「encdec-updater -e updater.sh」とかやってました.どうやら最後にエンコードされているようですね.encdec-updater.c を見てみたところ,256byteのテーブルを引いて,単に1byteずつ置換してるだけでした.すげえエンコードだw.で,-d でデコードしてみたら,極普通のシェルスクリプトになりました.なんだ,やっぱりシェルスクリプトなんですね.なんとも中途半端な感じがしますが・・・
で,せっかくなのでupdater.shの中も見てみました.ファイルをチェックして,NANDにカーネルイメージをコピーして,HDDにディスクイメージを展開して終わりかな. 中で呼んでる Zaurusのファームか何かが持っているコマンドが何をやっているのか推測できず,一部細かいところがよくわかりませんでしたが (verchgとかbcutとか),まあ,その辺は気にしなくていいんでしょう,きっと.
というわけで,この辺も手であれこれできそうね.よしよし.
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