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2008年 4月22日 (火)

bitbakeオワタ

昨日の 「--charmap=UTF-8 es_NI」など色々と引数をつけて qemu-arm を実行するとセグる問題ですが,ググったら同様の報告が見つかりました.local.conf に 「ENABLE_BINARY_LOCALE_GENERATION = "0"」と書いて切り抜けるってか・・・なるほど・・・.

で,今度はカーネルビルドするところで↓なエラーが.

drivers/usb/core/hcd.c:136: error: expected expression before '>>' token
drivers/usb/core/hcd.c:136: error: expected expression before '>>' token
drivers/usb/core/hcd.c:159: error: expected expression before '>>' token
drivers/usb/core/hcd.c:159: error: expected expression before '>>' token

ソースの該当箇所を見ると,こんなマクロが.

#define KERNEL_REL      ((LINUX_VERSION_CODE >> 16) & 0x0ff)
#define KERNEL_VER      ((LINUX_VERSION_CODE >> 8) & 0x0ff)

・・・またこれか・・・.「LINUX_VERSION_CODE」って何が入ってんだよまったく・・・と angstrom-tmp/work/ の下の「linux/version.h」を見てみたら衝撃の事実が発覚.

#define LINUX_VERSION_CODE
#define KERNEL_VERSION(a,b,c) (((a) << 16) + ((b) <<< 8) + (c))

エンプティィィィィィィッ━━━━━━━━ッ.LINUX_VERSION_CODE がなぜか空なんですけど・・・.Makefileを見て生成過程を確認してみよう.

define filechk_version.h
        (echo \#define LINUX_VERSION_CODE $(shell                             \
        expr $(VERSION) \* 65536 + $(PATCHLEVEL) \* 256 + $(SUBLEVEL));     \
        echo '#define KERNEL_VERSION(a,b,c) (((a) << 16) + ((b) << 8) + (c))';)
endef

・・・ぬ,「VERSION」だと・・・? そう言えばVMwareのアップデート時にもこんなんではまったような覚えが・・・.確か環境変数で「VERSION」なんてのが定義されていて,これが悪さをしていたんだっけ? 試しに「env -u VERSION」とつけてbitbakeを回してみたところ,あっさりと突破してくれました.あー,そういうことか (;´Д`)

ていうか,なにこの「VERSION」ってと思って調べてみたら, .zshenv に「export VERSION=`uname -r`」とか書いてあるし.自分で設定してたのかよ _|‾|○ .昔,複数のバージョンの違う色々なOSが混在した環境で設定切り分けるのに使っていたのの名残りっぽいですねー.よし消した.もう2度とこんな名前の環境変数は設定しない方向で.

・・・ところでなんでbitbakeしてたんだっけ?

DC-VGA デミロ 15kHz対応化

先日バラしたDC-VGA デミロ (DC用のVGAアダプタ) のはんだ盛り直しを行うついでに,15kHz出力対応化もやってみました.

RGBホスピスさんのところにある説明によると,6番ピンと7番ピンのどちらかをGNDに落としてもう一方をオープンにすると,DCは起動時に15kHzモードに切り替わるらしい.というわけで,これを切り替えられるようにして,さらに 10番ピンから出ている C-Sync を引っ張り出してやればいいわけですね.

問題はコネクタなんですが,やはりいい場所が見つからなかったので,VGA用のDsub15ピン (シュリンク) を共用し,変換ケーブルを介して21ピンケーブルにつなぐことにしました.C-Syncは,空いている9番ピンにつなぐようにしてみました (11番の方がよかったか?).たまには写真に字を重ねてみよう.こんな感じで引っ張り出してこんな感じでつなぎました

スイッチは,手元にあった2接点のトグルスイッチを2個利用.オープンかショートかを切り替えられればいいんで 2接点じゃなくていいんですが,手元にこれしかなかったんで・・・.で,変換ケーブルを作ってとりあえずつないでみたところ・・・ばっちり15kHzが出力されていることを確認!

アンダーディフィート 15kHz表示

そして最近手に入れたけど,実はVGA非対応だったということを後で知って非常に気になっていたジョジョも・・・わーい.これで安心して積める(笑).

ちなみに,DC-VGA デミロのコネクタの接触不良は,断線とかはんだの盛りが足りないとかそういうんではなくて,端子の形がおかしくなってたからっぽいです.組み直したら,前よりさらに接触不良が悪化して全然映らなくなってしまったんですが,ちゃんと映るカラットのVGAアダプタと見比べて,ピンにくせをつけるなどして形状を近づけてやったところ綺麗に安定して映るようになりました.やりましたね.

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