2008年11月22日の日記の3番目の記事へのコメント
■XBOX360の乗っ取りジョイスティック
愛用しまくっている XBOX360用乗っ取りスティックをちょっといじってみました.本当はボタンを360風の色のものに交換するだけの予定だったんですが,開けていじっているうちに 配線が一部切れた → ハンダ付けしてつけ直すならついでに邪魔なトリガ部材も外して抵抗に置き換えよう → なぜかアナログスティック部分が邪魔でうまく蓋が閉まらなくなったからついでにこれも取っちまうか ・・・という感じで結構あれこれいじることに.
ボタンの交換自体は超簡単です.元々VSHGのボタンはサンワボタンなんで,千石電商とかで売ってるサンワのボタンがそのまま使えます (基板屋さんで買うより千石で買った方がちょっとだけ安いかも?).さらにボタンの配線自体にファストン端子が使われているのでケースを分解できさえすれば素手で交換可能だったり.素晴らしいですね.
次にトリガの除去.家庭用アーケードスティックスレまとめWiki にあるように,可変抵抗を除去した後は3つある端子の真ん中と下側に10kΩの抵抗を挟んで,真ん中と上側にボタンを配線すればOK.↓な感じ.きっと真ん中の端子のレベルを見ているんだろうなぁ.
最後にアナログスティック部分の除去.以下のように14箇所分はんだを除去すると外れます.何やら複雑そうな形をしているので外すと超ヤバいんじゃないかと不安に思っていたのですが,実は単に可変抵抗2個とタクトスイッチ1個が一体化しただけのモジュールでした.ボタンとしても機能する2軸のアナログスティックを実現するために複雑でゴツい形状になってたんですねー.除去後のタクトスイッチやシールドのパターンは特に何もしなくてもいいみたいです.多くがそもそもどこにも繋がっていないパターンみたいだし.
こちらの可変抵抗は計ってみると 0.5kΩ〜10.5kΩ くらい.3端子の真ん中の端子から両端の端子の間の抵抗が等しいときがニュートラル扱いみたいです.まあ,多分ここは真ん中の端子にかかる電圧が,両端の端子の電圧の中間値ならいいんだろうということで,可変抵抗1個の代わりに10kΩの抵抗を2個使って,真ん中の端子の電圧が,両端の電圧の中間値になるようにしてみました.
こうしておけば真ん中とどちらかの端の間をショートさせることでデジタル入力っぽく使えるはず.将来的にこの部分といくつかのボタンの配線を外に引き出してやって,もう1個別のスティックに配線すれば,雷電IVのダブルプレイモードをスティック2個で遊べる環境ができるはず・・・うへへへへへ (多分環境作って終わりになるけどw).あ,でも両方同時にショートした場合がやばそうだけど,どうすりゃいいんだろうこれ.10kΩのところを100kΩくらいにして,ショートさせる代わりに5kΩくらいの抵抗を挟むようにするとか?
ちなみに,上記は右側のアナログスティックに関しての話でして,左側のアナログスティックは10kΩの抵抗が不足して同じようにできませんでした orz.というわけで仕方なくホットボンドで固定した元の可変抵抗をつけてあります.まあこれでも多少高さが減るので収納しやすくなるはず・・・.
そんな感じで出来上がりは↓な感じ.ボタンの色が変わっただけで,機能的に何一つパワーアップしていないところがポイントですw.オトメディウスもあるし,右スティック部分,外に引き出してみようかなぁ.
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