2007年9月8日の日記を表示中
2007年 9月 8日 (土)
■X11R7.3
とりあえず,ミスって環境壊れるのが怖いんで,VMware上で作ってみることにしました.今回は,古いX残したままの状態で,まずMesa-7.0.1を作り,その上で中を少々カスタマイズした build-from-tarballs.sh で一気に処理.
順調にxorg-serverまで到達したんですが,ここで問題発生.damageproto が古いとか.って,なんか2個あるし.build-from-tarballs.sh は番号若い方使っちゃうんだっけ?アホだなぁ.2個あるのはこの話かな.
再開したら,今度はpixman-1が無いとかなんとか.pixman-1って何? libpixmanとは違うのか(最初間違えてlibpixman入れた)? 探したら ここにありました.何かよくわかんないけどインストール.これで無事xorg-serverができたっぽいっす.
が,こっから先がボロボロ.xf86-input-evdev,xf86-input-vmmouse,xf86-input-acecad,xf86-input-calcomp,xf86-input-citron・・・と,xf86-input-なやつらがものすごい勢いで失敗します.どこで引っかかってるのか見ると,xorg-serverか何かの構造体のメンバとかAPIが変わったのに対応してなかったりとか,そんなのばっか.新しいのが individual の方にあるのは,差し替えればいけるんですが,新しいのがないやつは手で対処しなきゃならなかったりして超面倒.・・・というかよく考えたらこいつら殆どいらないじゃん.xf86-input-joystick と xf86-input-keyboard と xf86-input-mouse 以外,input関係を全部外して再開.はあ,無駄なことしたなぁ.
あ,xf86-video-glideでこけた.glide.hが無いらしい・・・.glideって,もしかしてVoodooのアレ・・・? まあ,こりゃ間違いなく要らないだろうから深追いせずに外しときましょう.ついでに他の使わなそうなのも外しておこう.
という感じでどうにか最後まで終わりました.ふぅ.VMware上でXが上がることを確認した上で,T60の方へrsync.・・・あれ,何か忘れてるような.あ,そうだfglrx,新しいのが出てたら入れておこうと思ってたんだ.・・・お,8.40.4が出てるじゃん.早速インストール.よしよし.
・・・いや,違うんだよな.何だろう.まあいいや.えい,startx!
(II) Loading /usr/local/lib/xorg/modules/drivers//fglrx_drv.so (II) Module fglrx: vendor="FireGL - ATI Technologies Inc." compiled for 7.1.0, module version = 8.40.4 Module class: X.Org Video Driver ABI class: X.Org Video Driver, version 1.0 (EE) module ABI major version (1) doesn't match the server's version (2) (II) UnloadModule: "fglrx" (II) Unloading /usr/local/lib/xorg/modules/drivers//fglrx_drv.so (EE) Failed to load module "fglrx" (module requirement mismatch, 0)
キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(` )━(A` )━('A`)━━━…・・・. た,楽しい一日だったなぁ.さて,R7.2に戻すかね (´∀`)'`,、'`,、
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■X11R7.3 その後
あんまりちゃんと見てないんですが,Fedora 7の方で,xorg-server 1.3.0でもfglrx使えないみたいな話が出てますね.これはどうやってんのかなぁ.
ちなみに,VMwareで試した限りだと,この問題,R7.3では出ないっぽいっす・・・.うー,うー.
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ところでだいぶ前のバージョンのfglrx(例えば8.26)ですが、xorgのバージョンが合わないと
Detected version of X does not have a matching 'x720' directory
You may override the detected version using the following syntax:
X_VERSION=<xdir> ./ati-driver-installer-<ver>-<arch>.run [--install]
The following values may be used for <xdir>:
x430 XFree86 4.3.x
x680 X.Org 6.8.x
x690 X.Org 6.9.x
x700 X.Org 7.0.x
というようなメッセージが表示されていました。なので、X_VERSION=x720 とかウソついたら通るとか無いですかね。あとは、--nodetect とかいうオプションもあるらしいです。けど、とりあえずインストールまでは出来てるんだったら、これじゃダメかもしれませんね。
一度動くものができてしまえば,次に失敗しても,また戻せばいいだけなんで,怖くはないです(笑).むしろ,パッチが山のように当てられているリッチなディストリビューションのパッケージを使って,マニアックなツールと組み合わせて使って変な地雷を踏む方が怖いかも(^^; (パッケージャな人に超怒られそうですが)
> X_VERSION=x720 とかウソついたら通るとか無いですかね。
んー,これは,インストーラを実行する段階で指定するシェル変数っぽいですね.真っ当なディストリビューションを使っていない故,最初からインストールスクリプトを使わずに --extract で開いて,Xのモジュールを手コピーして,カーネルモジュールを個別にコンパイルしてますんで,インストーラを騙して無理やりファイルを突っ込むのには有効そうですが,
> とりあえずインストールまでは出来てるんだったら、これじゃダメかもしれませんね。
ということかと思います.
ちなみに,今週には 8.41 が出るとか何とか.まあ,あんまり期待は持てませんが(^^;
http://wiki.cchtml.com/index.php/8.41