2006年1月4日の日記の1番目の記事へのコメント
■X11R7.0
というわけで,XOrgを6.8.2から7.0に上げてみました.ここを読んでいる人は,知っている人は最初から知ってるでしょうし,知らない人は知る必要も無いとは思うんですが,一応説明しておくと,7.0は同時にリリースされた6.9と中身的にはいっしょなんですが,ビルドの方式が違います.6.9は今までと同じで,でっかいソースアーカイブを展開してhost.def書いたりして,make Wolrdして祈りつつひたすら待つ感じ.imakeとか使っちゃってます.これに対し,7.0ではソースアーカイブが細かく分かれていて,個々をconfigureしてmakeして入れます.
ビルドする場合,7.0の方がめんどくさそうですが(実際めんどくさいですが),余計なもんを入れずに済むし,きちんとビルドできてるかちょっとずつ順を追って確認できるので,きっとクロスビルドするときもこっちの方が何かとうれしいに違いない・・・多分・・・.というわけで,依存を確認しつつT42のXを上げてみたわけなんですねー.
依存を確認といっても,Mesa以外はpkg-configで依存を見るようになってるんで,configure.ac見れば何が必要かすぐにわかります.そこで,ひとまずインストール済みのソフト類が使ってるライブラリを一通りビルド.で,Mesaビルドしたりフォント入れたりして最後にXorgビルドして終わり,という感じです.まー,Mesaで結構はまりましたが(glx関係とか),ふて寝する程やばい問題には直面せず,割りと無事に今まで通りXが上がるようになりました.
で,インストール項目ですが,twmとかxeditとか切ってますが,それでも160個くらいになりました(;´Д`).なかなか熱いですが「あれ?外したはずなのにビルドされてるYo!!」とか「host.defの記述がワカンネ」等の苦しみから解放されるんでこっちの方が断然いいです.コアなの除けばスクリプト回してまとめてできますし.さて,次はこれをザウルスに・・・入れられるのかな?
2006年1月4日の日記の1番目の記事へのコメント
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