2005年9月20日の日記を表示中

2005年 9月 20日 (火)

CDとか

よみさんから誕生日プレゼントを貰った!・・・どうすんだこれ(;´Д`).

それとは別に,確保してもらってた東方花映塚と,「東方連歌想」なるアレンジCDを受け取りました.かもさんというサークルさんが出してるそうなんですが,Webが無いようで,WAVEDRIVEさんより更に謎です(^^;.紅楼夢の残りなんですかね.よみさん曰く,とらのあなに行った時には既に3枚しかなかったとか.レアだ・・・.

uim.elとbackspaceとdeleteの無駄に長い話

AmazonでJavaScriptの本とか注文してみました.これでAjaxまっしぐらの予定.ってそれとは全然関係ない話で,こちらと関連した話なんですが・・・.まあ,何というか,EmacsのBackspaceとDeleteの関係は恐いというか,できれば触りたくないところだったりするという言い訳です.以下考えを整理するためのメモです・・・.

えーと,結局何が問題かって言うと,デフォルトのEmacsをXで上げてBackspace押すと,何か[127]が戻ってくるんですね(「(read-key-sequence-vector ">")」とか評価すると確認できる).で,127はASCIIコードでDELなんですが,Emacsでデフォルトのバインドを見ると,これが「backward-delete-char-untabify」にバインドされてます.これ,カーソルの左を一文字消す(ただしタブはスペースにばらして消す)ので,まあ,普通に他の環境のBackspaceと同じ雰囲気で使えてしまうと (ちなみに,ターミナルでEmacsを上げた場合,xtermならBackspaceはやっぱり[127]になり,mltermだと[4](つまりはC-d)になって,右側一文字が消える,「delete-char」として処理されます).

で,Emacsで完結するならそれでいいんですが,uim.elはこのキーの値をuim-agentを介してlibuimに渡す必要があります.そのときに,生のまま[127]をuim-agentに渡してしまうと,[127]はC-dともDeleteとも違うため,uimはDeleteとして処理してくれません.これだけならまあいいんですが,厄介なことにプリエディットがおかしくなるという副作用つきです.

この問題は,uim.elが[127]をuim-agentに渡す前に,こっそり[delete]に変換しちゃえば一応回避できます.ただ,[delete]は,当然uim-agent内部でUKey_Deleteに変換されるため,プリエディット表示時にはカーソルの右のプリエディット文字を消す動作になってしまいます.これはBackspaceキー押した際の一般的な振る舞いと違うので,よくないかなーと思うわけです.[127]をC-dである[4]に変換しても同じことです.

そこで,uim.elでは,現状[127]がきたら[8]に変換するようにしてます.なんでそんな変な変換してるのかというと,これはキーをUimがスルーしたときの処理と関係あります.Uimがそんなキーイラネとキーを返してきた場合,現状ではuim.elは,返ってきたキーをそのまま利用します.つまり,uim.elが[127]を変換してuim-agentに[8]を渡して,Uimがそれを処理しなかった場合,uim.elは,[127]ではなく,uim-agentが返してきた[(control 104)]というのを処理するようになってるんですね(104は「h」なので,これはC-hと同じ意味).uim.el側で変換前のとっといて使えばいいじゃんという感じなんですが,何らかの理由でそれはあきらめたんだったと思います(XEmacs絡みかな?忘れちゃいましたorz).

まー,そんなわけで,プリエディットが無い状態でBackspaceを押すと,uim.elには巡り巡って[8]と同じ意味の[(control 104)]ってのが戻ってきます.で,uim.elは何をするかというと,[(control 104)],すなわちC-hに何がバインドされているか,キーマップを走査して調べます.で,あらかじめ.emacsとかで「(global-set-key "\C-h" 'delete-backward-char)」とか設定してあると,delete-backward-charが実行されてめでたくカーソルの左の一文字が消えるんですが,C-hに「help-command」なるキーマップなんかが割り当てられてたりすると,消えずにヘルプに落ち・・・って現状落ちないなこれ(;´Д`).「Wrong type argument: commandp, help-command」はuim.el側のバグだった・・・orz.ま,まあ,本来は,エコー領域に「C-h (Type ? for云々・・」とか出るのが理想なわけです.

いやー,駄文ですね(;´Д`).こんな所まで読む人はいないと思いますが,そんなわけで,C-hに対してあらかじめdelete-backward-charが割り当てられてないと,uim.elを通す状態でbackspaceを押した時に,文字が消えてくれなくなる,という仕組です.というわけで,現状,uim.elは

  • C-hにdelete-backward-charとかが割り当てられていて
  • Backspaceを押すと[8]か[127]か返ってくるような環境

を前提として作っちゃってることになるっぽいです.大概,みんな必要に応じてbobcatとか使ってるだろうし,きっと・・・.というのが,言い訳でした.さて,どうしたものか・・・.Emacs側で[backspace] に「delete-backward-char」を割り当ててくれたりすると,[127]を[8]じゃなくて[backspace]に変換してそれで終わりな気もしますが・・・.

2005年9月20日の日記を表示中

中の人情報

名前:
nosuke (のすけ)
メール:
sasugaanijaのgmail.com
「の」は「@」みたいな
関連リンク:

カレンダー

2005年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

<<先月分

翌月分>>

最新の10件のエントリ

最近の10件のコメント

過去ログ