2003年10月11日の日記の1番目の記事へのコメント
■PPTP
最近なんかPPPづいちゃってますが、ふとVPNを使ってみたくなり、PPTPを導入してみました。とりあえず、サーバの方はFreeBSDにpoptop入れて、クライアントはWindowsとpptp-linuxを入れたLinuxで実験してみたんですが、結構はまりました。
まず、いきなり、落としてきたpoptopがFreeBSDでコンパイル通らず・・・。portsを見たらあったので、そのままportsのパッチ当てたら通りました。しかし、pptpdをあげてもすぐ落ちてしまう・・・。なぜー、と思っていたらconfigureに--with-bsdpppなんてオプションが・・・。これを有効にしたらバッチりでした。というか、portsのMakefileに書いてあった_|‾|○。
で、どうにかサーバが動いたんで、とりあえずWin2000から接続してみたところ、全然接続できず。うーん、うーん、とあれこれインストールを疑ったんですが、結局単にファイアーウォールでパケットはたいてただけでした。ログにたくさん残っちゃったよ・・・。というわけで、Windowsの方はこれだけでした。さすがMSの(?)プロトコル。
ならば次は本命のLinux。ということで「誰かインストールしててログ公開してたりしないかなー」と探してみたんですが、LinuxでPPTPを使ってる人は基本的にサーバ用、たまにクライアントにしている人がいてもrpmやdebでさくさくっとやっちゃってて、ソースからゴリゴリという人は全然いないようです(T_T)。そこで、Dip.PicoLixというページにあったRPMベースなインストールを参考にやってみたわけなんですが・・・。
いつもの如く、全文を読まずに所々拾って勘に任せて作業したのが大失敗でした。カーネルにパッチを当ててpppをcvsから持ってきて、スクリプトはRedHatから頂いてきて、よし完璧、と思いきや、スクリプトが全然動かない・・・。仕方ないので軽くman読んで適当にpppd呼ぶスクリプト書いて動かしてみようとたんですが、これはこれで全くつながらず・・・。サーバに届くことは届くんですが、あっというまに切断されます。サーバやクライアントのログを見てもよくわからん・・・。と、ここで初めてpppt-linuxのページのドキュメントを読みはじめる辺りが終わってますが、見たらカーネルにパッチ当てたらpppのcvs版は使っちゃダメみたいな記述が・・・。ぐはー、やられた。一体何時間悩んだことやら_|‾|○。さらに、RedHatからもらってきたスクリプトの使い方も何か激しく間違えていて(番号選ぶべきところに設定書いたりしてた)、実は全然だめだめでした。結局、ppp-2.4.1にパッチを当てて、スクリプトで設定しなおしたところ、見事に接続に成功。ほっとくとあっというまに切れますが、感動です。
というわけで、LANの内側からしかアクセスできないWebページにsshでポート飛ばさなくてもアクセスできるようになりました。わーい・・・、って、他に使い道ないのか_|‾|○。現在、ログがぐしゃぐしゃなんですが、もし整理することがあれば、間違えてここをgoogleで引っかけてしまった気の毒な方(多分居ないだろうけど)のためにアップしようかと。整理することがあれば、の話ですが・・・。
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