2019年11月30日から2019年11月26日までの日記を表示中
2019年11月30日 (土)
■基板
『脱子ちゃん雀荘』は、麻雀用のIOボードが繋がっていないと起動しないのではないかということで、その辺の原理を確認するために、セガの麻雀用IOボード (839-0111) (の互換品と思しき基板(の写真))から回路図を起こしてみました。コンデンサの容量がわからないですが、接続は恐らくこんな感じかと。
16ピン側が基板側で、1番ピンからクロックを入れて、マトリクスの6本ある横線を1本ずつ切り替えながら見ていく形になっています。その時点でどの横線を見ているかは2〜7番ピンのどこがLになっているかで判断できて、その際に8〜12番ピンのどこが Lになっているかを見ることで、横線の上にある5つのボタンのどれが押されているかを確認できる仕組みのようですね。これだと、時間はかかるけど、全ボタンの同時押しも検出できるということなのかな?
おそらく『脱子ちゃん雀荘』では、起動直後の初期化フェーズで基板側でソフト的に2〜7番ピンの値の遷移を観察して同期を取る処理か何かが入っていて、それがうまくいくまで立ち上がらないとか、そんな感じなのかなぁと。作ってみるしかないか・・・。いやしかし、System2と839-0111の接続がわからないという問題がありますな。
ひとまず実機で確認したところ、System2では、1番ピンのクロックは2P側のコインカウンター信号 (旧セガコネクタのはんだ面側E) を使って生成しているっぽいです。また、 Gフロントのツイートにあった取説のやハーネスの写真から、それ以外の11本の信号は、旧セガコネクタの部品面側の7〜11番と、はんだ面側のH・J・K〜Nに繋がっているっぽいこともわかりました。ただ、どれがどれに対応するかまでは一部しか読み取れず・・・。
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2019年11月29日 (金)
■基板
『脱子ちゃん雀荘』、念のためZ80のM1信号と512Kbit ROMを使うパターンも試してみましたが、やっぱり起動しませんでした。残念。というか、これも7年前に試してるよねー。
あ、もしかして、これ、麻雀用のサブ基板を繋がないと起動しないパターンなのかな・・・?というわけで、試しにMAMEのソースをいじって、麻雀用のサブ基板がないような環境を作ってみたところ、見事に起動しなくなりました。なるほど、そういうことか・・・。それなら・・・。
ちなみに、先日、シャープのLH0080Bを挿したら一時的に起動しなくなった『チョップリフター』(元『ワンダーボーイ』基板)ですが、そもそもZilogのZ80Aでも起動が超不安定であるということが判明しました。たまたま今までうまく上がっていただけのようです。今回、改めてLH0080Bに交換してみたところ、基板を立てたり何度か電源を入れ直したりしているうちに起動してくれました。原因は何だろう・・・。
基板をよく観察したところ、IC48の右側のジャンパにはんだが盛り付けてあることを発見。普通はオープンなんですが、ショートさせるとCPUのM1信号が先に伝わります。前のオーナーさんが、改造する際にショートさせたんでしょうね。ひょっとして・・・と思ったんですが、これを除去しても、起動の不安定さは変わりませんでした。残念。
あと、ついでに最近パーツ箱から出てきたSTマイクロのZ8400AB1 (Z80A互換) も挿してみたんですが、こっちは起動中のICチェックでBAD ICのエラーが出るという、また別のパターンになることがわかりましたw。何が原因なのか・・・。ていうか、このCPU、刻印がちょっと歪んだ感じだけど、本物なのかなw
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■SSDS3
Super SD System 3のブラックフライデーセールに参戦成功。ようやく注文することができました。よかった。
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2019年11月28日 (木)
■基板
昨日の続き。復号した『脱子ちゃん雀荘』がMAMEで動かない問題は、ソースの修正が間違っていたからということが判明。あー、もっと丁寧にやるんだった・・・。反省。で、エミュレーターではバッチリ動くので、実機でダメな理由は別途あるんでしょうなぁ。うーん。
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2019年11月27日 (水)
■飲み
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■基板
昨日、実機で動かそうとして失敗した復号済みのROM、そもそもエミュレータでちゃんと動くのか気になり、MAMEのソースをいじって同じ環境を作って実験してみました。結果、なぜか全然動かず。うーん、復号ミスってるのか、それともMAMEの修正をミスってるのか・・・。
そういえば巷で話題の赤いのと青いのが出てくるやつ、うちでも無事動きましたw
まあ、本当は、サブCPUとしてZ80の代わりにMC-8123Bが載っているやつを期待してたんですがw
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2019年11月26日 (火)
■基板
昨日の『チョップリフター』、試しに『脱子ちゃん雀荘』のマザーボードにさらに載せ替えしてみたところ、同様の背景の不具合が出ることが判明。
というわけで、問題は基板の故障ではなさそうです。何だろう・・・。あ!この315-5152なるPALの交換忘れてる!これか?
きたー!背景直った!とうわけで、基板の故障ではなく、単なるPALの移植漏れというオチでした。変に修理したりしなくてよかった・・・。
ちなみに、その後、再び元『モンスターランド』の基板に『チョップリフター』のROMなどを戻して、ついでにZilogのZ80Aの代わりにシャープのLH0080Bを載せてみたところ、なぜか起動しなくなるという問題が発生。
しかも、その後、再度ZilogのZ80Aに戻しても起動しないまま。こ、壊れたのか(汗)?・・・と思いきや、押したり電源入れなおしたりしているうちに再び起動するようになりました。焦ったー。一体何だったんだろう・・・。
ちなみに、今日の作業の結果、これまで生きているかどうか不明だった『脱子ちゃん雀荘』のSystem2マザーボードが生きていることがわかりましたw。ということは、電池切れ対策さえ何とかなれば、復活する可能性はあるな。よし・・・。というわけで、復号済みのROMを載せてみたんですが、やっぱりダメでした。というか、7年くらい前に同じこと1回やってだめだったんですよね。その時どれくらい深追いしたのかよく覚えていないんですが、PCの中を漁ると、色々と試行錯誤した痕跡が・・・w
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自分も脱子ちゃんの再生をしようとしたところ この記事を発見しました
I/Fが無いと立ち上がらないとの事でどうしようかと思ってましたが ここに回路図があり
その回路図を見る限り使ってる部品が同じ SYS16/24/32の麻雀I/Fと同じと思われました
幸い16で使用していたI/Fがあったのですが
R1 青灰黒 68オーム
C1 47uF16v
C2 赤赤橙灰茶 0.022uF?
IC1 HC4022
IC2 uPA2003C
でした
残念ながらボードとの配線は竜子の方しかわからないんですが…
おお、貴重な情報提供、ありがとうございます。
どうやって調べたのか全く覚えていないんですが、
手元のノートに残ってるメモによると
旧セガのコネクタのはんだ面のH・J・K~NがJST NH 16ピンの7~2番ピンに
部品面の7~11がJST NH 16ピンの8~12番ピンに対応するようです。
また、確か互換基板を所有している方から、搭載部品の情報
(コンデンサの容量など)を教えて頂き、自分でも
ユニバーサル基板で互換品を作ろうと思って部品を買いそろえた
はずなんですが、そこで止まっていますね・・・(汗)